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- 認知機能対策&新・生活習慣病に!茶カテキンのチカラ
9月21日は世界アルツハイマーデーです。アルツハイマーは、認知症の約6割を占めるとされます。予防のためにも、認知機能低下の症状に気づいたら、早めの対策を。特にコロナ禍の今は、認知機能対策の他、生活習慣病予防にも効果的な茶カテキンに注目です。
「世界アルツハイマー月間」に見直したい!認知機能対策
認知症の啓蒙のため、国際アルツハイマー病協会(ADI)と世界保健機関(WHO)によって、毎年9月21日が「世界アルツハイマーデー」、そして9月が「世界アルツハイマー月間」と定められています。
日本でも、認知症サポーターの証・オレンジリングの色にちなんで、全国でオレンジカラーでライトアップが行われるなど、さまざまな取り組みが実施されています。
アルツハイマー病は認知症の一種で、認知症の約6割がアルツハイマー病であると言われています。しかし、その原因はまだ解明されておらず、現在の医学では完全に治療することはできません。大切なのは発症リスクを下げることです。
厚生労働省によると、日本の65歳以上の認知症の人の数は、2025年には約700万人(高齢者の約5人に1人)になると予測されています。そして、将来の認知症発症につながる脳の機能低下は40代・50代からスタートするといわれています。
認知症の予防には、運動・知的活動・コミュニケーションの3つが大切ですが、特に現在は、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、運動量や会話量が減少しているため、いつも以上に注意が必要です。
実際ハルメクWEB会員に行ったアンケート調査でも、コロナ禍で認知機能低下を感じている人が約4割という結果になりました。以下のような症状を感じたら、早めの対策を心掛けましょう。
- その日着る服がなかなか決まらない
- 仕事の「抜け」「漏れ」が増えた
- 人や物の名前がなかなか出てこない
- 気付くと財布がパンパン
お茶の茶カテキン・テアニンが認知機能対策におすすめ!
自宅で気軽にできる対策としておすすめなのが、認知機能低下に効果が期待できる食品を食事で積極的に取ることです。
認知機能対策に効果的な成分は、青魚に多く含まれるDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)が有名ですが、最近は抹茶に含まれるカテキンやテアニンなどの成分も認知機能対策に役立つことがわかってきました。
茶カテキンとテアニンには、年齢とともに低下する認知機能のうち、注意力(注意を持続させて一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める機能があるそう。
コロナ禍は感染の不安や外出自粛などで何かとストレスがたまりがち。テアニンにはリラックス効果もあるので、積極的にお茶を飲んで、ストレス軽減&認知機能対策を心掛けましょう。
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取材協力:伊藤園
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