
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
公開日:2021年07月19日
フライパン一つで手軽に
独特の香ばしい香りが特徴のほうじ茶。そのほうじ茶を自宅で作れるのをご存じですか? 好みの焙じ具合にできるのはもちろん、作る際に広がる“しあわせの香り”を楽しめます。とても簡単なので、ぜひ自家製ほうじ茶作りに挑戦してみてください。
お茶の種類と特徴の記事でもご紹介しましたが、茶色いほうじ茶も実は緑茶の仲間。ほうじ茶用の茶葉があるわけではなく、私たちが普段から飲んでいる緑茶(煎茶)の茶葉をキツネ色になるまで焙じたものが、ほうじ茶です。
茶葉を焙じると苦み成分であるカフェインが飛ぶため、ほうじ茶はスッキリ飲みやすい甘さが特徴。また、煎茶は茶葉の種類に合わせて抽出温度・時間を調整する必要がありますが、ほうじ茶は沸騰したお湯で手早く抽出できるのも魅力です。
ほうじ茶は、自宅でも緑茶の茶葉を使って手軽に作れます。自家製ほうじ茶の作り方を、伊藤園のマーケティング本部リーフブランドグループブランドマネジャーの吉田達也さんに教えていただきました。
「ほうじ茶の作り方は本当に簡単! 熱したフライパンに茶葉をまんべんなく広げ、強火で焦げないように1分ほど焙煎します。煙が出てきたらフライパンを軽く振ります。すると、すぐに香ばしい香りが立ってきます。それを急須に入れて注ぐだけで、“自家製ほうじ茶”の完成です」
自家製ほうじ茶をおいしく仕上げるコツは、強火で短時間加熱すること!
「茶葉は高温でさっと焙じると、おいしく仕上がります。そのためにも、フライパンはあらかじめ強火で十分温めておいてくださいね」
ほうじ茶もコーヒーと同様に、焙じ具合によって弱焙煎・中焙煎・強焙煎に分けられ、香りや味がそれぞれ違うそう。
緑茶が少し茶色く色付いた状態の「弱焙煎」は、甘い香ばしさと軽やかな味わいが特徴。まんべんなく薄茶色に色付いた「中焙煎」は、香ばしさと味のバランスが絶妙です。全体的にこげ茶色になった「強焙煎」は、強い香りとしっかりとした味わいが楽しめます。
「茶葉の色を参考に、お好みの焙煎度合いで火を止めてください。余熱でもどんどん焙じられていきますので、さっとお皿などに移して冷ますのがポイントです。ぜひ焙煎時間を調整して、お好みの味わいを見つけてくださいね!」
吉田さんによると、使う茶葉によっても香りが違うそう。
一般的にほうじ茶の多くは、遅い時期に摘み取られた番茶を使って作られていますが、せっかくお家で作るなら「うまみ成分であるアミノ酸をたっぷり含んだ一番茶がおすすめです」と吉田さん。
ほうじ茶の香ばしい香りは、茶葉に含まれる約300種類の香り成分に由来しますが、特にうま味や香り成分が多く含まれる一番茶で作ると、より甘く香ばしい“しあわせの香り”が広がるそう。
「“しあわせの香り”を生み出すのが、アミノ化合物(たんぱく質)と還元糖(炭水化物)に熱が加わることで起こるメイラード反応です。この反応によってアミノ酸の多くが香気成分を生成します。その香気成分の代表的なものがピラジン類。この成分が人間にとって非常に心地良い甘香ばしい香りとして嗅覚を刺激します」
茶葉の中でも最も早く摘み取られる一番茶は、アミノ酸量が二番茶の2~8倍と言われており、メイラード反応が盛んに起こるため、味も香りも豊か! 香りが副交感神経を活発にするため、リラックス効果も抜群です。
より手軽に楽しみたい人は、ペットボトルのお茶でも“しあわせの香り”が楽しめるそう。
「伊藤園では、ほうじ茶特有の甘香ばしい“しあわせの香り”を最大限に引き出せるように、国産一番茶を100%使用しています。弱・中・強と焙煎度合いを変えた一番茶をブレンドした、香ばしい味わいが特長です」
ぜひこちらもチェックしてみてくださいね!
■教えてくれた人
吉田達也さん
伊藤園のマーケティング本部リーフブランドグループブランドマネジャー。
■もっと知りたい■
取材協力:伊藤園
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