読めそうで読めない! 難読漢字で脳トレ

【難読漢字】一片…いっぺん以外の読み方は?

公開日:2020.09.19

更新日:2024.02.02

「一片」「一入」「一端」……何と読むかわかりますか? 難読漢字で脳トレにトライ!数字の「一」を使っていますが、どれも意外な読み方なんです。いっぺん? ひといり? いったん? どれも違う、意外な読み方をご紹介します。

【一片】「いっぺん」以外の読み方は?

最初にご紹介するのはこちら。

「一片」

一片

「いっぺん」とも読みますが、もう一種類の読み方が、花びらなどがひらひら舞い降りてくるときに使うあの言葉。わかりますか?

正解は……

「ひとひら」

ひとひら

どちらも意味は同じで、薄くて小さいものを数えるときに使います。一片の紙切れ、花びらが一片……といった使い方になります。

 

 

【一端】「いったん」「ひとはし」以外の読み方は?

続いてはこちら。

「一端」

一端

一方の端という意味で、「いったん」「ひとはし」と読むこちらの漢字。実は別の意味と読みがあります。意味を『広辞苑』で見てみると……

一人前。ひとなみ。

とあります。

正解はこちら!

「いっぱし」

「一端の口をきく」といった使い方をします。

 

 

【一入】ひといり……とは読みません

最後はこちら。

「一入」

一入

『広辞苑』では

他の場合と比べて程度がますさま。いちだん。いっそう。

となっています。

染物を染料に一回浸すことが語源となっているようです。

正解はこちら。

「ひとしお」

ひとしお

「感慨も一入だ」といった使い方をします。

ちなみに、「一入再入」と書くと「いちじゅうさいじゅう」と読み、布を何度も染めること、染色の濃いことを意味します。


「一」    には、ほかにもたくさんの意外な読み方があります。

例えば地名では、

「一口」いもあらい

「一迫」いちはさま

など。「一」という漢字の奥深さを感じていただけたのではないでしょうか?

文=古田綾子 編集=鳥居 史(ハルメクWEB)


認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」

認知症研究の第一人者が監修「まいにち脳トレ」

「最近物忘れが多くなった」「集中力が落ちてきた」……。そんな方にぜひ見ていただきたいのがこの動画。認知症研究の第一人者で筑波大学名誉教授・朝田隆先生監修の脳トレ問題に毎日コツコツ挑戦して、脳を活性化させましょう。
>>動画を見る

■もっと知りたい■

ハルメク365編集部

女性誌No.1「ハルメク」の公式サイト。50代からの女性の毎日を応援する「観る・聴く・学ぶ・つながる」体験型コンテンツをお届けします。
会員登録をすれば、会員限定動画を始めさまざまな特典が楽しめます!

マイページに保存

\ この記事をみんなに伝えよう /

いまあなたにおすすめ

注目の記事 注目の記事