手指の痛み・しびれを自分で治す・2
「10秒神経マッサージ」で、手指の痛み・しびれを自分で治そう!
「10秒神経マッサージ」で、手指の痛み・しびれを自分で治そう!
更新日:2025年04月26日
公開日:2025年04月18日
※本記事は『へバーデン結節 手指の痛み・しびれを自分で治す』(永岡書店刊)より一部抜粋して構成しています。
第1回の記事では「手指の痛みや違和感を放置してはいけない理由」と「症状を回復させるための道筋」をお伝えしてきました。
第2回は「10秒神経マッサージ」の実践編です。まずは、「10秒神経マッサージ」を効率的に行うために覚えておきたい「基本のマッサージの手順」と「3つのルール」を詳しく見ていきましょう。
「10秒神経マッサージ」基本のマッサージの手順
「10秒神経マッサージ」は4つの手順に分かれています。今回ご紹介するのは、10秒神経マッサージ手順1、刺激する「手首(親指側)の神経ポイント」の見つけ方と、手順2、刺激する「人差し指のつけ根の神経ポイント」のマッサージの仕方です。
第3回で紹介する「ばね指・ドケルバン病・手根管症候群」の症状別に10秒神経マッサージを行うときにも、ぜひ活用してみてください。
手順1:「手首(親指側)」の神経ポイントの見つけ方

手首の横のシワと静脈の交差点から
3cm下の場所を探す
「静脈のライン」と「手首の横の深いシワ」が交差したところから、3cmひじ方向へ寄った場所が刺激を加える神経ポイントとなる。この神経ポイントに親指の爪をあてて、10秒間刺激すると、グリグリした感覚がある。
手順2「人差し指のつけ根」のマッサージの仕方

親指の爪を立てて10秒間、神経ポイントを刺激する
神経ポイント(後述)に親指の爪を当てる。他の4本の指は手のひら側に添え、...




