風吹ジュンさん、
今の笑顔に至るまでの生き様とは?
70代を迎えてなお、チャーミングな魅力を増し続けている女優の風吹ジュンさん。
1973年、ユニチカのマスコットガールに選ばれ、芸能界デビュー。翌年にはアイドル歌手、その翌年75年には女優として活動を始めます。
ドラマ「寺内貫太郎一家2」では、小林亜星さん演じる寺内貫太郎の長女を演じ、樹木希林さん、浅田美代子さんとの軽妙なやりとりが大きな話題となりました。
以降、TV、映画、CMなどで活躍を続け、91年の映画「無能の人」では日本アカデミー賞優秀助演女優賞やブルーリボン賞助演女優賞を受賞。
代表作はドラマ 「阿修羅のごとく」「やすらぎの刻~道」、映画「無能の人」「海街diary」など多数。2023年7月には新作映画の公開も控えています。
一見、順風満帆に見える風吹さんですが、実は、20代の頃は、芸能界で求められる自分と本当の自分のギャップに、自分が自分でなくなるような不安に駆られて苦しんだと言います。無一文になってもいいと一大決心をし、自分をリセットできたその陰には、たった一人で闘ってきた風吹さんを見守り、支え続けてくれた芸能界の先輩の存在があったと当時を振り返ります
今の朗らかな笑顔に至るまでの生き様とは?「どんな経験も幸せに生きる武器になる」という風吹さんの心の持ちようをじっくりお聞きしました。