腹が立ってもけんかしない、
子ども心に得た教訓
誰しも生きていれば、腹が立つことや許せないこと、不条理なことがいっぱい起こるものです。そういう出来事に直面したとき、私は一呼吸置いて、闘わない、立ち向かわない。怒りの感情はグッと飲み込んで、家に持ち帰るタイプです。
昔から口げんかってほとんどしたことがありません。兄ときょうだいげんかをした記憶もない。言いたいことを人に言うのはすごくドキドキしちゃって、けんかができないんですね。たぶん子どもの頃に、親がけんかしているのを一歩引いて見ていた自分がいて、闘わないことを選んだのだと思います。幼い頃のこと、両親のことは、また追ってお話ししますね。