公開日:2022/01/21
食卓に並ぶ頻度が多い納豆。その作り方や種類を知れば、より選ぶ楽しみもありますよね。そこで、一般的な納豆の作り方やおおまかな納豆の種類に加え、選ぶポイントを紹介します。
納豆は、おおまかに洗浄、浸漬(しんせき)、蒸煮(じょうしゃ)、納豆菌噴霧、発酵容器に詰める、発酵、熟成の7つの手順で作られます。それぞれの工程の詳細を紹介します。
納豆の種類は、文部科学省の「日本食品標準成分表」によると、糸引き納豆、ひきわり納豆、五斗(ごと)納豆、寺納豆の4種類があります。
蒸した大豆に納豆菌をつけて発酵させたもの。粒の大きさや納豆の種類などさまざまあり、異なる食感が楽しめます。
大豆を砕き、皮を取り除いて納豆菌をつけ発酵したもの。皮がない分、軟らかい食感が特徴です。
糸引き納豆に麹菌と塩などを加えて発酵熟成させたもの。
麹菌で発酵させたもので、黒っぽく、糸を引かないのが特徴。納豆の種類の他、豆の種類によっても違いがあります。
納豆を選ぶには、粒の大きさや大豆の種類、納豆付属のタレ、納豆の産地などの違いに注目するのがおすすめです。
食べ応えがある大粒タイプや、軟らかく食べやすいサイズの小粒タイプなど、さまざまな大きさの粒があります。
大豆には、おおまかに3つの種類があり、クセがなく食べやすい定番の「黄大豆」、甘味が強く希少な「青大豆」、独特の納豆のニオイが少ない「黒豆」などの違いがあります。
一般的なかつおや昆布だしや、卵しょうゆや薬味、わさびが付いたものなどがあります。
有名な茨城県の「水戸納豆」や、歴史がある秋田県の「桧山納豆」など、産地の違いがあります。
食感や粒の大きさなど、さまざまな違いがある納豆は日本食には欠かせない食材です。いろいろ食べ比べをして好みの納豆を探してみてはいかがでしょうか。
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