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2021年10月02日
素朴な疑問
こんにちは! 好奇心も食欲も旺盛な50代主婦、ハルメク子です。
先日、納豆をお土産でいただきました! 粘りが強くておいしい人気商品のようです。納豆はなじみのある発酵食品ですが、どうやって作られているのか深く考えたことなかったわ……。
いい機会だから、納豆の作り方について調べてみることにします。
納豆は、日本の食卓に頻繁に登場する、いわば、日本のソウルフード。そんな納豆の作り方は、次のような手順で作られます。
こうして手間暇かけて作られた納豆が、小売店などへ出荷され、ようやく私たちの手元に届けられます。納豆を作るには、徹底した温度管理がなにより大事なポイントなのですね!
納豆の主原料である大豆は、非常に栄養価が高い食品として知られています。体内では作ることができない必須アミノ酸を多く含むタンパク質や、脂質、食物繊維、カリウム、カルシウム、鉄、ビタミンB1など、多くの栄養がたくさん含まれています。
大豆そのものの栄養価が高いことに加え、発酵させることで、「ナットウキナーゼ」という栄養素が誕生します。納豆だけに含まれるタンパク質の分解酵素で、血栓の予防効果があるとされています。しかし、ナットウキナーゼは熱に弱く、50℃以上になるとその効果がなくなってしまうという特性を持っています。
つまり、ナットウキナーゼを効率よく摂取するなら、加熱せずに食べるのがおすすめです。炊きたてのご飯は50℃以上になる可能性は低いため、ご飯にトッピングしてもOK。また、キムチや塩麹など、同じ発酵食品と混ぜたり、ビタミンB1の吸収を高めるネギなどと一緒に食べるのもおすすめですよ。
とはいえ、50℃以上で加熱をしても、ナットウキナーゼ以外の栄養素は摂取できます。加熱料理でもおいしく食べられるメニューがあれば、納豆を入れてもいいかもしれませんね。
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イラスト:飛田冬子