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- 微アルコール飲料!人気の理由はお酒の多様性!?
最近、密かにブームとなっているのがアルコール度数0.5%程度の「微アルコール飲料」。度数9%前後の通称「ストロング缶」がはやる一方で、なぜ「微アルコール飲料」は人気なのでしょうか?ブームの背景に迫ります。
なぜ今、微アルコール飲料が人気なの?
2021年に入りアルコール度数1%程度の「微アルコール飲料」が流行しています。その背景として、「ビアリー」を販売するアサヒグループホールディングス広報担当者によると、「若年層を中心に飲酒人口が減少していること」「お酒の多様で新たな楽しみ方を提案する新価値が求められていること」があるといいます。
世の中の流れが変化する中で、「お酒を飲む人、飲まない人、飲める人、飲めない人、飲みたい時、飲めない時、あえて飲まない時」などさまざまな人々の状況や場面における“飲み方”の選択肢を広げることを目的に、お酒の飲み方の多様性を提案する「スマートドリンキング」という考え方のもと、アルコール度数1%未満の“微アルコール”を新カテゴリーとして登場させたことが「ビアリー」発売のきっかけでした。
そんな背景と、健康志向やセルフウェルネスを意識した消費トレンドがマッチし、「微アルコール飲料」はじわじわと人気を高めています。ノンアルコール飲料では物足りないけれど、酔っぱらいたくはない……あるいはスポーツの後や昼間に少しだけリラックスしたい、お酒が弱いけど少しは楽しみたい……そんな際の選択肢としてもぴったり!50代女性を含む、幅広い層から「今までのノンアル飲料とは味が違う」「こういった商品が欲しかった」などの声があがっているといいます!
元コンビニ店長が微アルコール飲料を飲み比べ!
それでは早速、元コンビニ店長である筆者が微アルコール飲料を飲んでみたいと思います。今回はアルコール度数0.5%の「アサヒ ビアリー」と度数2%の「オリオンビールDOSEE(ドゥーシー)」に挑戦です。
低アルコール飲料といえば「サントリー ほろよい」も有名ですが、度数3%前後のほろよいよりもさらに低いアルコール度数ということで、味や飲んだ後の酔い具合が気になります。
【微アルコール飲料1】アサヒ ビアリー(度数0.5%)
まずは「ビアリー」「ビアリー香るクラフト」の2種類に挑戦!
「アサヒ ビアリー」はコンビニでも多く見かけ、入手しやすい印象です。グラスに注いでみると、香りはほんのりビール!味もビールのコク、ホップの味が芳醇に感じられ、口にすると鼻から抜けるようなアルコールの風味があります。
とはいえ、アルコールは強すぎず、まろやか。ノンアルコールビールとは違い「適度にアルコールを感じられるけど強すぎない……」という感じでしょうか?
「アサヒ ビアリー 香るクラフト」は「ビアリー」よりも香りと味ともに華やかさがあります!フルーティーな味わいがプラスされ、「ビアリー」同様鼻から抜けるようにほんのりとアルコールの風味を感じられるので、「プチ晩酌気分」を味わいたいときにピッタリ。どちらも、体へのアルコールの影響・変化はそこまでなく、ほんのりと肩の力が抜ける程度。アルコールを飲んだときの「ボーッとする」「ふわふわする」が起きないので、家事や作業の合間にも手軽に飲めるかもしれませんね。
【微アルコール飲料2】オリオンビールDOSEE(度数2%)
沖縄のメーカー、オリオンビールはアメリカで人気の「ハードセルツァー」を2021年3月に発売しました。「ハードセルツァー」は糖質ゼロ・低カロリー・グルテンフリーの「フレーバー付きアルコール入り炭酸水」です。ブランド名「DOSEE(ドゥーシー)」の由来は沖縄で友達を意味する「どぅし」からで、沖縄県産ハーブも使用しているんだとか。スーパーやインターネット通販などで入手することができます!
まずは「DOSEEアセロラ」。アセロラフレーバーです。かなりピリッと刺激のある炭酸の力強さに、アセロラの華やかな風味が感じられ、ごくごくと飲みたい感じ!甘味はなくすっきりしたのど越しが感じられます。気分をリフレッシュしたいときによさそうです。
続いては「DOSEE グレープフルーツ」。同じく強めの炭酸に苦みのあるグレープフルーツがすっきりと爽やかにマッチ。爽快感と心地よさが欲しいときにおすすめです。
「オリオンビールDOSEE」はいずれもアルコール度数2%なので、「ビアリー」よりはほんのりとアルコールによる心地よさが感じられました。とはいえ、「酔っぱらう」まではいかず、筆者はあくまで「ちょっと気分がいいな」程度。こちらも適度にリラックス&リフレッシュしたいときに良いかもしれません。
適度な心地よさとリラックス効果が得られる微アルコール飲料。「少しだけ晩酌やリラックスしたい気分」「昼間やスポーツ後に楽しみたい」「お酒は弱いけどお酒の席は楽しみたい」というときの選択肢に含めてみてはいかがでしょうか。
※商品情報は2021年12月時点のものです
※アルコール度数1%未満の飲料は酒税法上では「ノンアルコール」に分類されますが、未成年者・妊娠している方・授乳中の方・運転をする方は飲まないことが推奨されていますのでご注意ください。
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