意外と知らないパスタの料理法

暑い季節におすすめ!簡単便利なパスタのゆで方

公開日:2020.07.06

パスタは忙しいときにパパっと作れて、便利な料理ですよね。そんなパスタ料理がさらに時短で作れる方法をご紹介します。暑い季節は料理の時間をできるだけ短縮しましょう!

電子レンジでチンするだけ!簡単パスタのゆで方とは? 

電子レンジでパスタをゆでる方法をご紹介します。水と一緒にレンジでチンするだけなので、キッチンが暑くなりません。また、火を使わないから、子どもでも安心な調理法です。

電子レンジでパスタをゆでる方法
材料(1人分) 

  • パスタ……100g(ゆで時間が5〜7分のもの)
  • オリーブ油(またはサラダ油)……小さじ1
  • 塩……少々
  • 水……260mL
     

作り方

  1. スパゲティ100gを半分に折り、耐熱のお皿(やや深さがあるもの)に入れる。
  2. 1に、水260mLと塩少々、オリーブ油(またはサラダ油)小さじ1を入れる。
  3. ラップをかけず電子レンジに入れ、600wでパスタの指定のゆで時間+3分(ゆで時間が7分のパスタであれば10分)加熱する。
  4. 加熱後はほぼ水分がなくなっているので、好みのパスタソースをかければ完成。 
    ※1本食べてみて固い場合は、追加で加熱する。

 
注意点

  • パスタのゆで加減に影響するため、水の量はきちんと量る。
  • 加熱しながら水分を飛ばすため、ラップはかけない。
  • 加熱後は、お皿がかなり熱くなるのでやけどに注意する。
  • 2人分(パスタ200g)の場合は、水450mL、塩少々、オリーブ油(またはサラダ油)小さじ2を耐熱ボウルに入れ、600Wでパスタの指定のゆで時間+5~6分加熱する。
  • パスタ80gの場合は、水210mL、塩少々、オリーブ油(またはサラダ油)小さじ1弱を耐熱ボウルに入れ、600Wでパスタの指定のゆで時間+2分30秒加熱する(硬ければ、追加で加熱する)。
     

参照 電子レンジでチンするだけ!簡単パスタのゆで方とは?

 

時短ができる「水漬けパスタ」の作り方とは?

パスタは冷凍による味に劣化がない食材の一つです。その特徴を生かして時短でゆでられるように工夫したのが、「水漬けパスタ」とその冷凍法です。この方法を使えば、パスタのゆで時間はわずか1分。すぐにパスタを食べたいときにいいですね。感は、普通にゆでたパスタよりもちもちになるのが特徴です。

では、水漬けパスタの作り方とその冷凍方法を紹介します。

水漬けパスタの作り方

  1. パスタが入る大きさのプラスチックの保存容器などを用意する(100均などでも売っています)。
  2. 容器にパスタを入れ、パスタ100gに対して水400mLを入れる。
  3. そのまま約2時間(※)置く(パスタの太さにより時間を調整する)。
  4. パスタを持ち上げてみて、軟らかく垂れる状態になっていればOK。やや硬いなという場合は、さらに漬ける。
    ※約2時間は目安。丸1日までは水につけても可。その場合は容器ごと冷蔵庫に入れるようにする。

水漬けパスタはこのままゆでてすぐ食べることもできますし、冷凍して保存することもきます。

水漬けパスタの冷凍法 

  1. 水漬けパスタをボウルなどに入れ、オリーブオイル(サラダ油でも可)を入れてパスタ全体にからませる。
  2. 1を保存容器に入れて、パスタの表面を覆うようにラップをかぶせる。パスタは空気に触れると、冷凍時に白く固くなってしまうので、ラップでしっかりと包んで、空気を遮断しましょう。
  3. 保存容器にふたをして、冷凍庫に入れる。

  ※冷凍用の保存袋で保存することもできます。その場合は、平らにして冷凍してください。
  ※水漬けパスタの保存期間は、冷凍庫で1か月程度です。

食べる場合は、下記の「水漬けパスタの食べ方」に沿ってゆでてください。

水漬けパスタのゆで方・食べ方 

  1. 大きめの鍋にたっぷりの水と塩(水に対し1%)を入れ沸騰させる。
  2. 水漬けパスタ(冷凍パスタは冷凍のまま)を入れて1分ゆでる。または、600Wの電子レンジで2分半程度加熱する。
    ※小さめの鍋の場合は、長めに(2~3分程度)ゆでる
  3. 好みのパスタソースをあえていただく。

参照 時短ができる「水漬けパスタ」の作り方とは?

 

パスタを茹でる時に塩を入れる理由は?

科学者や調理学の専門家が、パスタをゆでるときに塩を入れた場合と入れない場合で、味や食感、断面などを比較したところ、両方に違いはほとんどないことがわかったそうです。

要するに家でパスタをゆでる際には、塩は関係ないということです。パスタをおいしくゆでるには、むしろお湯の温度と量、ゆで時間が重要。

お湯の温度が低いとパスタのでんぷん質がお湯に溶け出してしまい、お湯にとろみが出てパスタの食感が悪くなります。また、お湯の量が少ないとパスタを入れた瞬間、お湯の温度が急激に下がり、お湯がうまく対流しなくなり、温度が均一にならないので、ゆで具合にむらが出てしまいます。ぐらぐらと沸騰したたっぷりのお湯でパスタをゆでれば、表面のでんぷんはすぐに糊化し、プリッとした食感になります。

また、ゆで時間は、パッケージに書いてある時間より少し短めにするのがコツ。こうすることで、口に入れたときにパスタの芯にわずかな硬さが残ったアルデンテの歯応えに仕上がります。

パスタをゆでるときにお湯に塩を入れて、麺に塩味をつけておくことで、塩分があるソースとのなじみがよくなるということはあるようです。ソースとパスタを合わせておいしいと感じる量で、塩を調整すればいいということですね。ゆで湯に塩を入れるか入れないかは、個人個人の味の好みで判断すればいいようです。

参照 パスタをゆでるときに塩を入れる理由は?

 


 

面白くて役に立つ「素朴な疑問」まとめ

ハルメク365編集部

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