健康が大事

健康診断受けてますか?(2)

公開日:2023.01.16

3年ぶりの人間ドックで見つかった胆のうポリープ。手術に向けて検査や結果を聞き、準備をしつつ活動的に過ごしました。そして、入院期間をどう過ごすか考えました。家事から解放されるのですから。本も読めるし、イヤフォンを使えば音楽やラジオも聞けると。

健康診断受けてますか?(2)
南アルプス・塩見岳(左)

手術・検査の、ていねいな説明

胆のうポリープ、胆のう腫瘍疑い」で手術日を決めた日、私は一人で外科に行きました。夫は何も心配してない様子で、ついて来ません。こんな時のんきな性格、良いですね~。

ポリープの他、分からない部分があると言われ少し気がかりです。

『次は、ご家族と一緒に来てくださいね』と念押しされました。

あーやっぱり!

次の予約日には、一緒に行ってもらいました。合併症や、後日の病理検査で悪性の場合は、追加切除が必要という話でした。

手書きの図も示し、腹腔鏡下胆のう摘出術という手術を分かりやすく教えてもらえました。

『どこから取り出すのですか?』『おへその所を少し切らせてもらって、そこから出します』

胆のうを取った所はチタンのクリップで止めるそうです。丁寧な説明を聞いて安心しました。

説明後には、同意書が必要でした。親族または立会人の欄もあります。

診察室で大爆笑、里芋のズイ 

里芋のズイ(茎・くき)を食べたことがありますか? (芋がらとも言います)

私は以前、里芋のズイ里芋のくきの部分を干して保存食にしたもの)を、食べていました。それが、ある時から急にアレルギーの症状が出てしまいました。

私は、手術に影響しないかと心配に思い、同意書にサインの後、伝えました(卵アレルギーは伝えてあります。その時、言い忘れていたのです)。

すると、『そんな物は出ないから』と医師。看護師さんは『何ですか?それ』と聞きます。“ズイ”の意味が分からないので、説明をしました。食事の心配をしてくれていたのでした。

続けて医師は、『昔、食べ物が無いころの物でしょう。直売所などで見る事がある』と(そんなに年はとってないけどナ)。

大爆笑になりました!

ちょっと深刻なこの場面で大笑いの人なんているのかしら? 後に反省

入院支援センターでは

入院生活について説明があり、ボルダインという器具(3455円)と紙オムツ1枚(100円)を買うことになりました。

入院支援センターでは
呼吸の練習に使う

ボルダインは呼吸の練習をするものです。

腹式呼吸では、おなかのキズが痛いので、『胸式呼吸が、できるようにしておきましょう』と言われました。右の丸い緑色のマークが真ん中(ニコニコマーク)に安定するように、息を吸う練習です。

入院支援センターでは

なかなか難しかったですが、徐々に上手くなりました。

後は、心の準備と持ち物です。

入院支援センターでは
夕焼けの仙丈ケ岳

■もっと知りたい■

渡来夢

美しいものに触れたいとの思いから美術館に行ったり、植物を育てたり、きものリフォームなどの手芸を楽しんでいます。元気でいられるように、ピアノの練習やパンを焼くことにも挑戦しています。『やってみよう!』の精神で。日常こそ大切、工夫して、お金をかけずに楽しむこころ豊かな暮らしを目指しています。

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