60代が着るユニクロ・GUデニム
2022.09.28
公開日：2022年12月17日
ユニクロのデザイナーズコラボはシニアでも着られる？
世界の高級ブランドが数千円で買える特別コレクション
ユニクロの代表アイテムはヒートテックだけじゃなく、世界の高級ブランドとコラボした特別コレクションが爆売れしています。本家本元なら数十万円の服でも、コラボなら数千円で買えるネット争奪戦に参加しました。シニア向けの選び方とコーデをお見せします。
ユニクロの特別コレクションとは？
ユニクロが普通商品とは一線を画して販売しているのが、世界の高級ブランドや歴代デザイナーとコラボした「特別コレクション」です。本家本元の店舗で買えば1着が数十万円のアイテムが、ユニクロとのコラボなら数千円の価格に収まります。
ネットで今季のコレクションが発表されると話題が沸騰し、発売日には店舗に長蛇の列ができます。
還暦超えのオバサンが若者たちに混じって争奪戦をするのは恥ずかしいので、私はオンラインストアでの発売解禁を待ってゲットする作戦を取っています。
間に合わなければ残り物を購入するときもありますが、限定販売のアイテムを手に入れた喜びは格別。今回は、ユニクロの特別コレクションで入手した数点の着こなしをお見せしますね。
オンラインストアで入手した特別コレクションたち
UNIQLO and MARNI
ミラノ発のカラフルでグラフィカルな高級ブランド「MARNI」のウェアは、型破りな発想が人気。私が着られるものを探すのが難しいのですが、ユニクロとのコラボなら落ち着いた一着が見つかります。
今回入手したのは2022年秋冬コレクションの「ミックスカラーニットオーバーサイズフルジップパーカ」（ブルー）。インナーには同じくMARNIの「ヒートテックタートルネックT」（ブルー）を選びました。
ネット購入での難しさはサイズ感です。身長161cmの私はいつも9号（Mサイズ）なのですが、近ごろはルーズフィットが流行しているので分かりにくい……。サイズチャートだけでなく、身長と体重が近い購入者のレビューを参考にして選びます。今回は両方ともMサイズが正解でした。
コーデは若い人たちとユニかぶりしないよう、ボトムスはロングのニットタイトスカートを履きました。パーカの袖はグッとたくし上げインナーのカラーを見せて、モード系のコーデに仕上げています。
UNIQLO and JW ANDERSON
英国のモダニズムからインスパイアされた「JW ANDERSON」のアイテムは、伝統的かつ洗練されたファブリックに特徴があります。トラッドスタイルにも通じるミニマムなスタイルは、年齢を超えたコーデが可能です。
昭和生まれには懐かしいテイストのフェアアイル柄ニット「スフレヤーンフェアアイルセーター」を入手しました。真冬にクルーネックは首筋が寒いので、コーデするのはオフホワイトのニットマフラー。少しトーンを落としたニット帽も使います。
サイズ展開は男女兼用なので迷いましたが、推奨サイズよりも一つアップしたMサイズを選びました。女性用サイズならXLぐらいの大きさでしょう。袖口から指先がちょっと見えるセーターは、彼氏から借りたみたいな感覚で着ます。
英国調のニットなので、ボトムスはウール素材のセンタープレス入りパンツに。冬のイギリスで育ちの良さそうな雰囲気が醸し出せれば成功です。
INES DE LA FRESSANGE
元祖スーパーモデルのイネスが立ち上げたブランド「INES DE LA FRESSANGE」には、パリジェンヌのエスプリが詰まっています。
アメカジの定番であるフランネルシャツも、イネスの「フランネルチュニック」ならフレンチ・シックに変身。同じくイネスの「コットンフリルシャツ」と重ね着するクロスオーバーコーデを楽しみます。
フランネルシャツの選び方は難しく、サイズがぴったりだと野暮ったいし、厚みがありすぎるとオジサンっぽくなります。袖口とネックから、下に着たシャツの可愛いフリルをのぞかせて、ストレートのデニムパンツで甘辛コーデにしました。
ユニクロの特別コレクションを選ぶときは、サイズだけじゃなくカラーも迷いまくります。そこは冷静になって、自分が得意なカラー系統にすれば失敗が抑えられますよ。
無駄にならないように、手持ちアイテムと組み合わせることを念頭に置いて考えましょう。
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