BTSという魔法(1)

50代女性が夢中になるBTSの魅力とは?

公開日:2022.06.12

BTSという魔法。今回から5回連続して、いわゆる推し活しているBTSについて書いてみます。

BTSファン歴、一周年になりました

世の中が韓流と騒いでいるころ、まったく興味がなく、むしろその状況に嫌悪感すら覚えていたわたしですが、ほんとうに、人生というのはタイミングがあるもので、2021年5月(忘れもしない22日)に、突然、ぱっと!BTSがわたしの生活に入ってきました。

Zoom飲み会に出席できなかった翌日、「昨日はAさんのBTSについての熱弁が面白かった」という話を聞き、同い年のAさんがそんなに魅力を感じるBTSとは、何者?ということで、わたしの「研究」が始まりました。

年下の友人に、超ARMYを名乗る女の子がいて、すぐにその子に連絡をして、「BTS入門編の曲を教えて!」と伝えると、即、プレイリストが送られてきました。それも、簡単な解説付きで。

私が初めてBTSを認識した曲は「Butter」そして「Dynamite」だったので、彼らの曲は洋楽で、ポップで、英語の曲でした。それなので、友人がくれたプレイリストを聞いたとき、韓国語で歌う彼らは、明るい英語曲のイメージより、アジアにルーツを感じる曲調だな、という感じでした。そこが、入口だったわけです。

彼らを知ったのは、もう少し前だった

それは、有名な2018年の国連でのスピーチです。

(出典:世界中の若者たちへ〜BTS防弾少年団が国連総会で行ったスピーチ /日本ユニセフ協会)

とても流ちょうな英語でのスピーチで、分かりやすく、人に届くように語りかける姿を見て、「いい青年たちだな」と思って、感動したことを思い出します。

同じアジアをルーツにもつ20代の若者が、国連で若者の代表としてスピーチをする、それ自体はこれまでもあったと思いますが、彼らはアイドルです。アジアのアイドルがアメリカで堂々と(控えめに、謙虚に胸を張って)英語でスピーチをするという姿は、とてもかっこよかったです。でも、それだけ。

同い年の友人がARMYであるという衝撃

Zoomで熱弁をふるったAさんは成人しているお嬢さんがいて、母娘でBTSのARMYである、ということを聞いた衝撃!

同じ時代を生きてきた、つまり、学生時代に聞いたのは佐野元春やサザン、という人が、なぜ、そんな若い韓国のアイドルに夢中になるの? そこが妙にわたしにはまってしまいました。

彼らのファンになるタイミングとは、「出会うべくしてあった」運命のような時なのです。いろいろなことがありますが、わたしが彼らと出会ったタイミングも、今考えれば「このときしかなかったな」と思います。

同い年の友人がARMYであるという衝撃
なぜか、増えるキャラクター

「Butter」そして「Dynamite」という2曲は、ひたすら明るく、アメリカン、西海岸にいる髪を染めた若者たちが、太陽を浴びて、楽しく、踊っている、そんなイメージ。新型コロナやら仕事やらで、内に向いていた気持ちが少し解放感を求めていた時に「ドンピシャ!」と入り込んできたのです。

しかも、みんなスラっと背も高く、ハンサム。ただ、その時点では、7人のメンバーの名前と顔は一致せず、髪の色で覚えようにも、見る媒体が違うと色も形も違う、一朝一夕で覚えられるものではありませんでした。友人はもう、声でわかるし、玄人好みのメンバーを推しと呼んでいるし、とりあえず、わたしも浸ることにしました。

おまけ(キャラクターのシール)欲しさに、手が出るスイーツ

 

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Lulu

東京生まれ、東京育ち。仕事の関係で1年3ヶ月暮らした福岡に恋に落ちた、福岡推し。「美味しい」ものを求める旅が好きです。写真を撮ることが好きで、「東京を歩く」というテーマで日常を写しています。右脳派の発見をお伝えしたいと思います。

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