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友人から教えてもらった手帳術「バレット・ジャーナル」。勘違いから始まったけれど、やってみるとなんだか毎日が楽しい! 思考の整理と、自己管理がうまくいきそうな、わたし流の「バレット・ジャーナル」をご紹介します。
遅ればせながら「バレット・ジャーナル」デビュー
毎年、10月くらいには翌年の手帳を準備します。
「来年こそは、計画を立てて、実行するような生活をしてみたい!」と、わかる範囲の予定を書き込み準備をするものの、年末年始を過ごす過程で、忙しさにかまけてしまい……。
年が明ければ、お正月休みの流れでずるずると新年が始まって、いつの間にか手帳はブランクが続いた状態に。やっと年度末の3月頃に、過去2か月を振り返る、そんな毎年を過ごしています。
今年(2022年)は、年明けに友人から面白いスケジュール管理方法を聞き、早速、挑戦してみることにしました。それが「バレット・ジャーナル」です。
バレット・ジャーナルとは?
ニューヨーク在住のデジタル製品デザイナーのRyder Carroll(ライダー・キャロル)氏により生み出された、頭の中を整理するためのノート・手帳の作り方(ノート・手帳術)です。
彼は、人生の早い段階で学習障害と診断され、自分の考えを整理するために、独自の方法論を模索。「Whyを意識しながらWhatを整理できる」ように作られたシステムです。2013年に公開され、世界的に広がったということです。
(BULLET JOURNALより)
友人から聞いたとき、「パレット・ジャーナル」と聞き間違えて、パレットに絵具を広げるようにカラフルな手帳ということだろう、と思っていたら……。英語では「Bullet Journal」と書き、つまり、Bullet=箇条書きに使う・(中点)を意味しているとわかりました。
この・を使って、箇条書きで、月の予定、週の予定、1日の予定を記録することでタスクの整理や進捗状況の管理をしやすく、計画的に行動することができる、というものです。
必要なもの
ノートとペン。基本的には、この2アイテムでOKです。
でも、ノートを作るにあたっては楽しくしたいので、マスキングテープやシールなど「デコれる」アイテムがある方がやる気も上がります。
- ノート
一昨年(2020年)出会った、とても使いやすいドットのノート。万年筆が滲みません。
- 万年筆
台湾のTWISBIというメーカーの万年筆で、インクの色が見えるのが特徴です。ペン先も数種類あり、わたしはTWISBI Eco Blackのカリグラフィタイプを使用しています(インクはMONTEVERDEというメーカーのCOAL NOIR)。
(ノートとペンは伊勢丹新宿店で購入)
- カラーペン
これは、あればあるだけ楽しくなるので、危険です。
My バレット・ジャーナル
まず、INDEXのページに今年の抱負を書いて、ページを振れるように準備します。そして、自分がわかる印のルール(KEYと呼ばれています)を整理します。最初のページはやる気を込めて、寅を描いてみました。
わたしのKEY
次に、年間予定用のFuture Logという見開きのページを作り、1か月ごとに大きな予定を12か月分記入します。続いて、Monthly Logとして1か月分を1日ごとに区切って予定を記入し、最後にDaily Log として1日ごとに区切って予定を入れていきます。
5月のMonthly Logのページ
Daily Logの3月のページ
毎日続けるためのモチベーションとして、365日の誕生花を毎日描くことにしました(絵の上手・下手は問題ではなくて、思考の整理と、毎日続けることを目標にしています)。
はじめて3か月目ですが、取り立てて大きな予定もなく、誕生花を描くのが日課のようなバレット・ジャーナルになっています。
すべてを手作りする手帳、というオリジナル感がなんだかとても楽しいので、市販の手帳がしっくりこない方に、おすすめしたいです。
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