お酒が飲めない下戸(ゲコ)の話
2022.05.072022年04月24日
日本のワインがおいしいことに気づきました
おいしいフランスワインと疑わなかった熊本のワイン
蜜のように美しく、樽が効いているシャルドネが、日本の、しかも熊本のワインだと知って好きになった日本のワイン。探すと見つかる、おいしい日本ワインをご紹介します。
日本のワイン
バブルの絶頂期、ボージョレ・ヌーボーが大流行となり、フレンチやイタリアンでワインを飲むことが日常になり始めました。当時は、ボトルで5000円くらいのワインが普通。フランスやイタリア産のワインは数あれど、レストランで日本のワインにお目にかかることはほとんどありませんでした。
その後、ワインスクールにも通いましたが、日本のワインはあまりテイスティングすることもなく、おいしい日本のワインは少ないという認識でした。
それが、2000年を過ぎた頃から、日本のワイン人気に火がつき始めました。
ペアリングで飲んだ白ワイン
2018年の夏、お気に入りの福岡のレストランで、ペアリングのワインとして登場した白ワイン。疑うことなく「おいしい樽が効いたフランスワインだわ」と思っていたら、シェフの手にあったのが、日本のワインでした。
しかも、熊本のワインです。ワインといえば、日本の場合、山梨が最南端だろうと思っていたので、とても驚きました。そのワインが熊本ワイン株式会社の「菊鹿(きっか) シャルドネ 樽発酵樽熟成 2015」でした。今思うと、とても貴重なワインでした。
激しい争奪戦
ワイナリーから直接インターネットで購入することができると知り、挑戦するものの、厳しい争奪戦。最近は、安定供給になりつつあり、シャルドネ以外のぶどうのワインも販売されています。ワインショップでも購入できるようになっているようなので、ワイン好きな方には、ぜひおすすめしたいワインです。
最高のスパークリング
もうひとつ、大好きなワインが、大分県の安心院(あじむ)葡萄酒工房が造っている「安心院スパークリングワイン」。
シャンパンと同じように、瓶内二次発酵という製法で作られているので、きめ細かい泡の美しくおいしいスパークリングワインです。一度、安心院葡萄酒工房を訪問したことがあるのですが、とても綺麗なワイナリーでした。
日本のワインは、今や入手困難なとても評価の高いワインも造られています。そのため、海外のテーブルワインより、お値段がはることが多いですが、輸入ワインが円安や輸送方法の都合で値上げになる予感がしますので、今からおいしい日本のワインを見つけておくのはおすすめです。
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