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良いものは、長く使う。そのために考えてみたこと、実行してみたこと。サステナブル・コンシャスに暮らしてみたい、そんな思いから、三越伊勢丹の「i’m green」という買取サービスを利用しています。
洋服を買うときに考えること
コロナ禍の中、自粛ムードに覆われた日常で、リモートワークの時間が増え、出勤を含めて外出する機会がめっきりと減りました。
「おしゃれする」という気持ちも萎えてしまいがちな日が続いていましたが、そろそろ、新しい洋服を買いたい、という気分です。ただ、外出が減った分、着なかった洋服も結構あって、処分することを考えています。
今、新しい服を買うという場面で考えるのは、着ない服の処分です。
お気に入りの洋服
このコートは、叔母から譲り受けたお気に入りで、50年は経っていると思いますが、今でも現役です。お直しも、何もせずに、長持ちしています。昭和らしい風合いが懐かしく、でも、レトロというにはモダンです。
こういうふうに、10年、20 年とずっと着ている服が結構あります。お気に入りだから、毎年着るけれど、丁寧に着るし、悪くならないのです。
![お気に入りの洋服](https://halmek.co.jp/media/uploads/312190bc975292c0fe818580225ccd551648602328.1271.jpg)
ずっと着ることが善なのか
こうやって、ずっと着続けることは美徳のようでもありますが、新しいものを買わないから、社会貢献が足りないということで、毎年、今を感じる服や小物を買い足しています。
でも、実際、ずっと着続けることができる服は、品質がしっかりしているのです。いわゆるファストファッションの服は、ワンシーズンで引退です。
では、引退後、どうする? これは、とても大きな懸念事項で、最近は回収をしてくれるブランドも増えていますが、やはり、「処分=廃棄」というのはサステナブルなおしゃれという点では、ゴミを増やすことに加担している罪悪感もあります。
サステナブルなおしゃれ
元々、古着が苦手なので、フリマアプリを使って売ったり、下取りに出したりというのも苦手……。愛着のあるわたしの洋服たちの行末を気にしてしまい、安心できる処分方法を探していました。
そこで見つけたのが、三越伊勢丹が去年(2021年)の10月から始めた「i’m green」という買取サービスです。洋服だけではなく、時計、バッグ、靴などいろいろと買取してくれますが、一部対象外の物もあります。
再販市場へ回せる場合は再販へ、そして、値段がつかない品物は資源にリサイクル(ここが特に気に入りました)してくれます。新しい洋服を買う前に、環境に良い方法を考える。つまり、その服を処分するときのことを考えてみるというのが、洋服のオーナーになるときの責任かな? と思います。
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