60代になって見えてきた景色(6)

家の中で転んで「〇〇」しました

公開日:2022.05.17

2022年2月よりハルトモライターになった「明るい弱虫あつこ」です。先日、家の中でひどく転んでしまいました。まあ大丈夫だろうと思い、そのまま寝ました。ところが翌朝起きてみると……。

家の中で

家の中で掃除機の先につまずいて、派手に転びました。1分間ほど起き上がれませんでした。足に痛みがありましたが「まあ、大丈夫だろう」とそのまま放置していました。

ところが一晩たってみると……。

左足のくすり指だけがはれて、丸太のように太くなってしまいました。さらに、くすり指の根元から赤く内出血が広がっています。

痛くて歩くのが大変です。

家の中で
家の中のちょっとした転倒が危ない

整形外科はWEB予約で

あわてて整形外科に電話したところ「Webで予約を取るように」言われました。密を避けるためです。原則として窓口では受け付けないとのこと。その医院は人気があり患者さんが多いので、仕方ないことでしたが。

スマートフォンで会員登録のうえ、診察券番号を入力すると予約画面が出ました。ところが空きがありません。

「困った……」

そこで10分ほどしてから、もう一度見たところひとつだけ午後4時の枠に空きが出ていました。急いで画面をタップ。なんとか診てもらえそうです。

そうこうしている間にも、足の甲の内出血が広がっていきます。赤かったり部分的に青かったり、まるで地図のようです。

ああ、やっぱり

医院ではたくさんの人々が待合室にいました。やっぱり待つのかと思いましたが、時間通り呼ばれました。これはWEB予約の良いところでしょう。

先生は足の指を触りました。中指と小指は何でもないけれども、薬指は飛び上がるほど痛みが走ります。

レントゲンを撮って、すぐに呼ばれました。

「骨折していますね」

ああ、やっぱり
61歳にして、はじめての骨折です

ああ、やっぱり。脱力しました。人生初の骨折です。レントゲンを見ると、薬指の骨の途中にきれいに斜めの線が入っていました。

今後の治療方針の説明がありました。

  • 骨折はしているが、ズレてはいないのでこのまま固定させる
  • 隣の中指を添え木がわりにしてテーピングする
  • ゆっくり歩くこと。走ってはいけない
  • 治るまでかかる期間は1か月半ほど

医師からのアドバイス「床をきれいに」

先生からアドバイスがありました。

「家の中は危険でいっぱいです。転んだりつまずいたりしないように いつも床をきれいにしてください」

「とくに年を取ると、布団のかどや、毛布でできた段差などちょっとしたところで転んでしまうんです」

「年齢を重ねてからの転倒は、大腿骨骨折につながってしまいます」

「大腿骨骨折は、寝たきりの大きな原因になるんですよ。今後は転ばないようにくれぐれも気をつけてください」

確かに家の中は危険でいっぱいです。できる範囲で、少しずつ片付けを始めました。床に何も置かないのが目標です。

それにしても鈍く足指が痛いです。骨がつながるまで注意して過ごします。

医師からのアドバイス「床をきれいに」
床の上はいつもきれいに

 

■もっと知りたい■

明るい弱虫あつこ

定年夫が継続雇用を更新せずに主夫になりました。私がフルタイムで働きはじめ、夫が家に。結婚32年目にして夫と妻の立場が逆転。家事をめぐる夫とのでこぼこした関係、母の介護やお墓の移転、ちょっと疲れる孫の面倒など「60代になって見えてきた風景」をつづります。noteを毎日更新中。性格は明るいけど弱虫です。

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