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昨年(2020年)の長野県下伊那郡・下條村に続き、南信州のソバの花を紹介します。白と赤、どちらもソバの花です。 今年(2021年)8月に種を蒔いた、長野県飯田市・下栗のソバ畑、その後の様子も見てみました。
下栗のソバはどうなった?
今年(2021年8月11日)、長野県飯田市・下栗の里で、種まきを見学しました(日本のチロル<下栗の里>を訪ねて)。その後の様子が気がかりです。
飯田市ライブカメラで、下栗の里を時々見ておりました。が、実際に見てみたい気持ちは抑えきれず、9月20日に行きました。
謎のキノコ発見
清らかなソバの花は、たくさん咲いていました。「あ~良かった」その時、すごく大きなキノコが目に留まりました。
丈が30cmはありそうです。どう見ても食べられるとは思えませんが、辺り一面に、おいしそうな強い香りが漂っています。初めて見るキノコは2本ありました。
スポットライトを浴びたキノコ。不思議な物語の世界に、引き込まれてしまいそうです。この日はあいにく曇でしたが、高台の池で、濃い色の赤とんぼを久しぶりに見ることができて嬉しかったです。
ソバの収穫
10月16日には、刈り取りがありました。
刈り取りしたソバは高台に運び、はざかけ(逆さにして天日乾燥させること)しました。茎に残っている栄養が実にいくようにするのだそうです。ただ乾かすだけではないようです。
高台には、農園付きの滞在体験施設もありました。
赤いソバの花に癒やしを求めて
赤いソバの花は、コロナウイルスのせいで昨年(2020年)は見ることができず、今年もダメなのかとあきらめていました。「見られるようになったらしい」と聞いて、久しぶりに市内から出ました。恐る恐る。
場所は、長野県上伊那郡・箕輪町「赤そばの里」です。広さは、4.2ha。昨年(2020年)訪れた長野県下伊那郡・下條村のソバ畑は14haなので、約3分の1の広さです。
駐車場で車のナンバープレートを見てびっくり! 熊本や、兵庫など関西方面、遠方から……。
ニュースで聞く、新型コロナ新規感染者数は減ってきているものの、この時期、まだ手放しで喜べない感じで、複雑な気持ちがしました。県外への往来は避けるようにいわれている中です。
マスクをして、赤いソバの花を楽しみました。
元はヒマラヤ原産のソバで、品種改良を重ねてできた【高嶺ルビー2021】は、故・信州大学名誉教授と地元企業の取り組みから生まれたと説明にあります。
赤ソバの花は観賞用として、各地で栽培されているようです。
幸せカラーに包まれ、来ている人たちも嬉しそうです。早く、心から喜びあいたいですね。
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