更年期からのhappy life(14)

家族から引っ張りだこ!お手軽な電気のお灸

公開日:2021.09.17

更新日:2021.09.14

更年期からの毎日を素敵に過ごしたいなと思っている五味香です。夏のエアコンによって冷えてしまった体を、ピンポイントで温めたいとき。我が家には、簡単に毎日できるお手軽なお灸があります。

家族から引っ張りだこ!お手軽な電気のお灸
火を使わない電気のお灸

ほてって冷える更年期

夏の終わりが近づき、だいぶ過ごしやすい気候になってきました。夏の間、家の中でバタバタと家事をしながら、ステイホームの家族の中で、自分だけが汗をかいていたような気がします。

エアコンをつけていても、更年期のホットフラッシュなのか、私の顔からは汗がダラダラ。毎日「暑い暑い」が口癖になってしまっていました。

家族の目を盗んでは、エアコンの温度を下げていた私ですが、いくら汗が引いても今度は足元が冷えてきてしまいました。

我が家の夏のエアコン設定は基本27度。でも、これでは私には暑いときも……

更年期の体にとって、夏の体温調節は特に難しいですね。

火を使わない電気のお灸

そんな更年期の私ですが、この夏は冷えたところを温めてくれる頼もしいお灸に救われました。

ツボを温めて血流を良くするお灸は、古くから日本で行われてきた健康法です。高温多湿な気候で水分たっぷりの食事を摂る日本人は、体質的にも冷えやすく、お灸の健康法が体に合っているのだそう。

昔祖母がよくしていたお灸は、子供心にも熱そうで、お灸の大きな跡がバッチリと背中に残されていたのを今でも覚えています。

現代のお灸は、もっと手軽で熱さもあまり感じないものが増えてきているんだとか。それでも私にとってお灸は何となくめんどくさそうで、敷居が高いものでした。

ある日、実家で母が購入した電気製のお灸を見つけました。さっそく借りて使ってみたところ、簡単でピンポイントに体が温まることに感動! 少し高額でしたが、家族みんなで使えると思い、自宅にも同じものを購入してみました。

電気温灸器「黄帝灸」という名前のそのお灸は、スイッチ一つで熱くなり、体の冷えたところや凝っているところに当てると、じわじわ体の内側から温まりとても気持ちがいいです。「熱いっ」と感じるまで当てていれば良いそうで、肩こりの解消にもなりそうです。

火を使わない電気のお灸
服の上からでも当てられるので便利

夜寝る前、冷えてむくんでしまったふくらはぎや土踏まずに、この黄帝灸を当ててから眠りについていますが、足のだるさも取れてスッキリと眠れます。

また、おへそに当てると、お腹の冷えにも効き目があります。自然療法でもあるビワの葉温灸にも対応できるようなので、これから先必要になったら試してみたいです。

私は、まだ思うままに当てているだけのお灸ですが、少しずつツボや経絡の勉強をして、さらに効果が現れるようにしたいと思っています。

火を使わない電気のお灸
本から学んで、知識を身につけたいです

夫は痛みのある肩や腰に。ストレートネックで頭痛持ちの娘も、うちに来るたびに使っているので、まさに家族から引っ張りだこなのです。

体の声を聞く

まだまだ心配の多いコロナ禍、更年期のモヤモヤ、その他もろもろの忙しさの中。つい自分の体の不調に気付かずに、また気付いても後回しにしてしまいがちな、今の私たちのお年頃。

それでも、自分の体の声が聞けるのは、自分でしかありません。

時には自分中心に、自分を甘やかして。お気に入りのリラックスタイムを作って過ごしていけたらいいですね。

体の声を聞く
グリーンいっぱいの家にしてリラックス!

■もっと知りたい■

五味香

18年間、自宅で小学生向けの学習塾を開いていました。今は専業主婦です。季節の移り変わりを感じながら、ありふれた日々をていねいに過ごす方法を見つけていきたいです。丙午(ひのえうま)生まれは「60年に一度の元気者」とも言われているので、私もパワフルに頼もしい女性でありたいと思っています。

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