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- 女性5人 ニュージーランド8日間オリジナル旅(1)
これまでに行った個人旅行の体験談をご紹介。巡った観光地や異文化体験、日程の組み方や費用についてなど、参考にしたい旅のヒントも! 今回は女5人のニュージーランド旅。アラタキ・ビジターセンター、ホビトン村などへ。そしてハプニングも……。
当初2人旅のはずが5人旅に!
現在、趣味で通っている墨彩教室の仲間1人に、ニュージーランド旅行をしないかと声をかけました。ところが最終的に参加者は5人に。断れずに、計画を実行することになった今度の旅、4人の安全を守るという責任があって、少し気が重くなったのです。往復航空券、宿、シャトルバス、日程、計画のすべてを任されてしまいました(私が一番高齢者なのに……)。
フェリーが運休!? さっそくハプニング!
どこでもいいからついて行くと言って集まった5人、無事オークランドに到着。オークランドはニュージーランド最大の都市で、豊かな自然に囲まれた港町。旅先をここにした理由は、過去行きそびれていた北東にあるグレート・バリア・アイランドの美しいビーチと、うっそうとした森林の中を散策したく、また温泉も湧いているという魅力にひかれたからです。
私の目的の中心はグレート・バリア・アイランドの美しい海岸で、ゆっくり、のんびりと楽園の景色を眺め、絵の材料を探すこと。ところが、フェリーの乗船予約に行くと、今は秋冬のスケジュールに替わり、希望日は欠航とか。楽しみの帆先が折られてしまったのです。4人の目が私を刺す。
ここは気楽な旅と大きく舵を切り直しました。気分転換して港近くでレストランを探し、昼食を取る。ラム、鶏肉、牛肉の3種盛り、オーガニックサラダ大盛り、ピザ2枚を5人でたいらげると、私たちの食べっぷりに隣席の人たちが歓声を上げました! いやはや、おばさんにしては恥ずかしい!
オークランドの市中探検へ
私にとっては2度目のオークランド。街の様子はほぼ思い出したので、気が楽になりました。徒歩でアルバート公園を抜け、オークランド大学の庭を横切って、オークランド美術館へ。歩道は落ち葉で秋真っ盛り。4人はおしゃべりに夢中。珍しい樹を眺めたり、写真を撮ったりしていると、どんどん置いてきぼりになって、あとで随分走りました。
ホテルへは早めに戻り、ちょっとおしゃれに着替えて、夕食の予約をしていたレストランへ。前回にも2度ほど利用したことのある落ちついた店で、みんなも気に入ってくれました。ニュージーランド産のグリーンマッスル(貝の内側が緑や紫色している)というムール貝、プラフオイスター、骨付きラムの香味焼、グリーンサラダ、フライドポテトをいただく。ここでも完食!
海岸と森林ウオーキング
前日に予約していた現地ツアー社のシャトルバスが、ホテルまで迎えに来てくれました。私たちの他に、カナダ人の新婚さんとイギリス人の女性、アメリカ人の男性がいて、合計9人。
アラタキ・ビジターセンターでは、簡単なニュージーランドの歴史、文化を映像で勉強したあと、シダの生い茂った道のショートハイキングを楽しみ、砂鉄を含んだ黒い砂浜のベルス・ビーチで、素足になって浅瀬で遊んだりしました。
昼食後、カウリの森に入山。森の出入り口では必ず靴の泥を落として、消毒液を掛けるという決まりがあり、徹底した自然保護がうかがわれる一コマです。
夕方5時ホテルに帰着。夕食は自炊。持参のパックご飯とお茶漬けの素でお茶漬け、グリーンサラダ、みそ汁を作りました。足りない分は持参のお菓子をいただきました。
今回はここまで。次回は後編の(2)とし、ロード・オブ・ザ・リングのロケ地 ホビトン村などへ行ったことをご紹介します。
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