猛暑を乗り切ろう

睡眠・運動・引きこもり!? 私の夏バテ対処法

公開日:2021.08.04

2021年の夏も、コロナ禍の上に猛暑。こまめな水分補給や十分な睡眠、適宜な運動など、夏バテ防止策をできるだけ実践するようにしています。

睡眠・運動・引きこもり!? 私の夏バテ対処法
瀬戸内海の風に吹かれて

こまめな水分補給

脱水症状にならないように、何はともあれ、水分補給が必須です。私は30代の頃、よくカキ氷を食し、軽い胃潰瘍になりましたので、熱からず冷たからずのこまめな水分補給を心がけています。

いち早くクーラーを設置

子供の頃は、「今日は暑かったね、31度もあったらしいよ」というのが私の親世代の夕方のあいさつでした。近年は「猛暑日」の続出で、「真夏日」の31度ぐらいはヘイチャラです。

いち早くクーラーを設置
庭のビニールプールで水遊び。夏は子どもたちのもの

広島に転居して、一番難儀だったのは「凪(なぎ)」。朝凪は外気が涼しいので気にはなりませんでしたが、夕凪には往生しました。瀬戸内海のような内海では凪の継続時間が長く、夏に近づくと夕凪現象が顕著になるのだそうです。

ちょうど夕食刻で、夫は汗をだらだら流しながら食事をしていましたっけ。夫は汗を流すのは気持ちがよいと言うのです。夫の汗は、「蒸発しやすいために、体温調節も効果的になる」というサラサラ汗です。

しかし私の場合はベタベタ汗。汗腺の機能が低下すると、塩分やミネラルが再吸収されずに汗と一緒に出てしまうため、塩分やミネラルが蒸発しにくく、ベタベタ汗になるそうです。暑さに弱い人はこのベタベタ汗が多いようです。我が家は、ご近所に先駆けてクーラー(あの頃エアコンはなかった)を設置しました。

いち早くクーラーを設置
左上:最近のプラスチック製のコマーシャルうちわ 
 左下:傷みもある竹製のうちわ。再来年50回忌を迎える亡父が、自分の俳句を記したもの
右:今や出番がなく、花器にさして部屋の隅に​​​​​

十分な睡眠

後期高齢者になって、これが一番難しいと感じています。眠りが浅く、短い。室温、枕、シーツなどあれこれ変えてみたりしました。が、眠れなくても睡眠が浅くても気にしないことにしました。夜中に目が覚めたら、その時が私の1日の始まり(一人暮らしだから可能なのかも)、としています。

1日3食

いまだかつて暑いからといって、食事が進まなかったことはありません(戦時中や終戦直後の食糧難時代を思い出すからでしょうか)。夏太りするけれど、夏やせは人生一度もないのです。多少横着しますが、食事のバランスは心がけているつもりです。

猛暑日は死んだふり

猛暑日は死んだふり
時たま、明け方に散歩します。空気も爽やかで朝焼けがきれい

ここ10年ほど、暑い夏は家に引きこもり、極力外出は控えます。このコロナ禍の外出自粛生活と同じです。TVなどでよく耳にする「熱中症対策」を実践して、家の中はエアコンで涼しく。たまに友人知人と出会うと、「あら、お久しぶり」「ほとんど死んでいたのよ」という具合です。

しかし汗が嫌だからといって、運動しないわけにはまいりません。バスに乗る前に一駅、降りる前に一駅歩くようにしたり、プール通いで体温冷却に努めたりしています。

この夏も、何とか元気に乗り切っていきたいと思っています。

 

■もっと知りたい■

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私はいま八十路を歩いています。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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