ちょっとプチ旅

安芸宮島の弥山に登りました

公開日:2021/06/08

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桜の季節に宮島のひな祭りを見、次は弥山(みせん)に登ろうと、新緑の季節に出かけてきました。宮島は、海上に建つ厳島神社と朱色の大鳥居そして背後の弥山原始林の一帯が、文化遺産・自然遺産の複合として世界遺産に登録されています。  

安芸宮島の弥山に登りました

また、神の島へ

また、神の島へ

標高535mの弥山(みせん)は古くから信仰の対象で、遠景として見る宮島は、観音さまの寝姿に見えると云われています。40代の時と50代の時にそれぞれ一度、徒歩で登ったことがありますが、おそらく今回が最後かも、という思いでご近所さんと挑戦。コロナ第4波襲来前の弥山参詣でした。

今回はロープウェイを利用して

宮島の桟橋から約30分でロープウェイの乗り場に着きますが、途中で無料送迎バスを利用してロープウェイの紅葉谷(もみじだに)駅へ。紅葉谷駅で乗車し、榧谷(かやたに)駅で乗り換えて終点の獅子岩駅へ。途中の榧谷駅は乗り換えだけの駅。乗車から終点まで約15分。乗換ロープウェイは全国的に珍しいそうです。

後日、運行会社に電話で、なぜ中継駅があるのか、尋ねてみました。「運行を開業したのは1959(昭和34)年、当時の技術では乗換中継点が必要でした。紅葉谷・獅子岩は一直線ではなく途中の榧谷で約60度方向を転じているからです。現代の技術なら、一本のロープウェイは可能」とのことでした。

瀬戸の島々と原始林

瀬戸の島々と原始林

伊藤博文公(山口県出身)の「日本三景の一の真価は頂上からの眺めにあり」という言葉通り、瀬戸内海の島々の眺望を楽しみ、ケーブルカーから「原始林」を目で散策しました。島の北側では1万年以上前からの手付かずの自然が「弥山原始林」として今も息づいているのです。前回登った時は、原始林の中を通って下山しました。太古の昔を歩いているようで楽しかったのを覚えています。

もう一度見たかった「消えずの霊火」

もう一度見たかった「消えずの霊火」
霊火堂の消えずの火で沸かされた大茶釜の湯を飲むと万病に効くと言われています

 

もう一度見たかった「消えずの霊火」
消えずの火の灰を混ぜて作られた「ねがい地蔵・ごめんね地蔵」。
お願いや懺悔の気持ちをお地蔵さんに託すのだそうです

ロープウェイの終点獅子岩駅で用意されている杖を片手に、険しい山路を、休憩を取りながら降ったり登ったりして「不消霊火堂」に到着。案内書には20分程度と書かれていましたが、私たちは小一時間かかってしまいました。

806年に弘法大師空海がこの地で100日間の修行した時に焚かれた護摩の火が今もなお燃え続け、1200余年昼夜元火の絶えない霊火として守られています。最近では、「消えずの火」は永遠の愛を表すとして恋人たちにとって神聖なパワースポットになっているようです。しかし、弥山麓の厳島神社の主祭神は天照大神の娘3人が御子神であるとされ、カップルで行くと嫉妬して別れさせるという伝説もあります。

宮島は何度訪れても新しい発見のある魅力いっぱいの島。コロナが収束したら、また出かけたいと思っています。

もう一度見たかった「消えずの霊火」
神の使いと言われている鹿、社殿近くで見かけました。更毛の時期で脱毛し、
まだらに色あせていましたが、互いに毛繕いしていたようです。

 

■もっと知りたい■


 

とし古

祖母は60歳の頃、針仕事や寺参りを日課にしていました。母は70歳の頃不自由な体で家族のために働き趣味の書道教室にも通っていました。そして私は今(2018年)丁度77歳。体力・知力は衰えを感じますが考える事・感じる事は昔と変わらないと思っています。死ぬまでにやっておきたい事に色々チャレンジしたいです。

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