競泳の面白さは「水」の抵抗との戦い
2021.06.232021年07月28日
更年期からのhappy life(番外編)
子供たちの夢とともに、オリンピックを楽しむ気持ち
2020年の年始め、その夏に開催予定の東京オリンピック2020がまさか延期になるとは、誰も思っていなかったでしょう。1年延期されても、このコロナ禍の中できないだろうなと思っていました。私はふと、17年前の夏のことを思い出していました。
走るのだいすき
わが家の子供たちは、小学生のときに陸上を習っていました。走ることが大好きだったので、夫と考えて、評判のいい陸上クラブを見つけて通わせることにしたのです。車で片道30分程かかりましたが、週2回の練習に、行きは私の運転で、帰りは仕事帰りの夫が迎えに行きました。
今思えば、子供たちの生き生きと走る姿に、親の方が楽しませてもらっていたのだと思います。週末となれば、あちこちで開催される大会に出かけ、家族みんなで楽しい時間を過ごしていたなと懐かしいです。
オリンピック事前合宿での感動
2004年の夏、娘が小学6年生の年にアテネでオリンピックが開催されました。
7月下旬だったと思いますが、陸上の日本選手の事前合宿が、富士北麓の陸上競技場で行われていました。その時、それに合わせた子供たちのための陸上のイベントが開催され、通っている陸上クラブで参加しました。
わが家の子供たちも、オリンピック選手と同じときに同じ競技場で走ることができる機会に、ワクワクドキドキ。陸上クラブのお友だちと一緒に、生き生きとした顔をしていたことが、ついこの前のことのようです。
そのイベントのクライマックスで、当時の陸上短距離のエース・末續慎吾選手を始めとした、オリンピック代表選手の100m走競技が行われました。
メインスタンドに腰を下ろし観戦した一流選手の走りは、本当に素晴らしかったです。およそ10秒の、選手の、風を切りながら響く静かなスパイクの音に、大人の私も身震いしてしまいました。
その夏にテレビで子供たちと観戦したオリンピックは、今までで一番感動したものになりました。NHKの公式テーマソングの、ゆずさんの「栄光の架橋」も、ぴったりの素敵な曲でしたね。
講演会にて再び感動
数か月後、陸上クラブで参加した講演会に、娘と二人ででかけました。「お米はスポーツ選手のパワー」という演題で、アテネオリンピックに出場した陸上短距離の末續慎吾選手と高野進コーチが、講師としてみえていました。
食べ物とスポーツの関係について、子供たちにも分かりやすく話していただいて、娘も「食べ物って大事なんだね」と、勉強になったようです。
その時実は、私もドキドキの経験をさせていただきました。
講演会の受付のとき、突然にお願いされて、講演後の主催者からのフラワーセレモニーのプレゼンターの大役を、娘と二人で任されたのです。花束贈呈の後、握手もしていただき、まるで夢のような時間でした。
テレビ観戦でオリンピックを楽しもう
私にとってのオリンピックは、子供たちの陸上競技などを通しての成長と、一緒に楽しんできた記憶と相まって、懐かしいよい思い出となっています。
スポーツという真実には嘘はないはずで、少なくとも子供たちの夢と希望です。
ついに開催された、東京オリンピック2020。はじめに思い描いていたものとかけ離れていたとしても、私は純粋な気持ちでテレビ観戦したいと思っています。
■もっと知りたい■