
50代から「英語の学び直し」♪
「英会話ができるようになりたい」と、50代から英語を学び直す方が増えています!スキマ時間で簡単に英語学習ができるおすすめの方法は?
公開日:2025年02月25日
2025年も「老いの成長」で小さな暮らしを豊かに
終の棲家、介護付き有料老人ホームの加齢による悩みに寄り添ったイベント、今回は「コグニケア」。コグニケアとは、Cognition(認知・認識力) care(世話をする)を元にした造語で、「認知症予防」「健康づくり」のために神戸大学が開発したサービスのことです。
「健康に長生きしたい」多くの高齢者がそう願っています。ところが実際には「平均寿命」と「健康寿命」の差は男性8.9年、女性12.3年。ということは、介護が必要な状態が平均して約10年もあるということ。「そうはなりたくない!!」参加者全員が強くそう思ったことでしょう。背筋を伸ばして神戸大学「コグニケア」事務局の方の話に聞き入りました。
そして介護が必要になる主な原因のトップにくるのが「認知症」。厚生労働科学研究費補助団体の資料によると80代後半で約40%の人が認知症に……。ですが、実は発症の10~20年前から脳内にアミロイドβというタンパク質が集まってできる老人斑が溜まり始めているのだとか。
老人斑が広がると脳は萎縮し脳の機能が衰えていきます。こうなると元に戻すのが難しい! ならば、できることは予防しかありません!!
講義の後は、早速実践です。「コグニケア」運動講師の引き締まった体と生き生きとした表情を見るだけで、やる気が満ちてきます。
この運動の特徴は二重課題運動=○運動○脳トレ○コミュニケーションなどを同時に行なうことです。例えば足は1.一歩前 2.揃える 3.一歩後ろ 4.揃えると4拍子で動かしながら手は3拍子で動かします。
手の動きはこうです。1.右手を突き上げてグー、同時に左手は左下に伸ばしてパー 2.両手を胸の横でチョキ 3.右手と左手を入れ替えて左手を突き上げてグー、右手は右下に伸ばしてパー。
次の3拍子は、1.両手を胸の横でチョキ 2.右手を突き上げてグー、同時に左手を左下に伸ばしてパー 3.両手を胸の横でチョキ(覚え違いがあったらごめんなさい)。
簡単にまとめると○胸の横では常に両手がチョキ○突き上げた方の手はグー○斜め下に伸ばした手はパー○突き上げる手は右、左と代わり番こ。
これがなかなか難しい。ふと見ると、上がった手がパーになっていたり、胸の横で両手がグーになっていたりetc.「それでいいんですよ」と、講師の先生。「アレッ、どうだったっけ、どうしたらいい? と迷っているときに脳が活性化しているのですから」。
これぞ正に、運動と脳トレの二重課題運動ですね。脳と手足のあまりの混乱振りに、会場は笑い声に包まれました。
「今日は楽しかったね」「でも週1回だと用事もあるし続けにくいね」「進行のテンポが速過ぎてよく分からなかったからちょっとここでやって見せて」。その日の温泉大浴場更衣室は大賑わい。私を含め2人が「もう申し込んだよ」と。
今回行なわれたのはあくまでも「体験&説明会」。5月から希望者を対象に「頭と体の運動教室」(週1回、年40回)「神戸大学教授陣による健康づくりセミナー」(2か月に1回、年6回)「健康状態のチェック」(年1~2回)が、行なわれるのです。
脳出血後遺症で右半身麻痺の私がどこまでついて行けるか甚だ不安ではあるけれど、認知症のリスクが高いからこそ1年間という長丁場のこの取り組みに参加することにしました。
1時間弱の二重課題体操を体験しただけで、脳の中の老人斑が掃除されたのではないかと思えるほど頭スッキリ。やや高めだった血圧も夫婦そろって110~120台に(単純すぎ?)。今後1年間の取り組みで認知症を遠ざけることができるのか……楽しみです。
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