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- 雇われない生き方を選んで4年が経ちました
2017年に無謀にも業界未経験で不動産屋を開業した私ですが、7月25日で早くも開業丸4年を迎えます。開業当初は1年後の姿すら想像できませんでしたが、ここから先はしっかりと未来を思い描きながら舵取りをしていきたいと思います。
祝!開業4年
今思えば、本当に思いきったことをしたものだと思います。
実務経験なし、店舗なし、広告なし。で、これで会社? よくまぁなんとかなってるよね、というのが正直な感想です。
それでも4年やっていると、まわりから「あの人は不動産屋さん」とだんだん認識されてきて、「知り合いが家を探しているの」という具合に、依頼を受けることも多くなってきました。
資金面では絶対に無理をせず、身の丈に合った経営をしているのも継続の秘訣かもしれません。「社長」という肩書きがついても、私の生活は何一つ変わりません。
まったくの無知だった経理も、だいぶ分かるようになり、先日私より一回り以上若い顧問税理士に「成長しましたね」と褒めてもらえました(笑)。まだたった4年の会社で、成功したとはとても言えませんが、とりあえずつぶれずに続いているだけで、私としては上出来です。
今まで働くということは、どこかに雇われてお給料をもらうことしか考えられませんでしたが、こんなふうな働き方もあるのだなということを発見した4年間です。
4年前、未知への扉を開けたことで、この年にして人生初をたくさん経験しました。いろいろな方からご縁をいただいて、感謝しかありません。
そして5年目突入の今、さらに新しいことに挑戦することになりました。
雇われない働き方があったんだ
この度、経済産業省の実施する「事業再構築補助金」なるものに申請し、晴れて採択されたのです。
これはコロナ時代の経済社会の変化に対応しようと、思いきった事業再構築をする企業に対して国が補助金をくれるという制度。しかし、国はそう簡単には補助金をくれないようで、なかなかハードルの高い申請要件でした。
私は第1回目に申請したのですが(募集は5回あります)、私が構想する「不動産×福祉」について、15枚にわたる事業計画書をうなりながら夜な夜な書きました。初めて書く事業計画書は、あまりに難しすぎて、途中投げ出しそうになりましたが(それも絶不調真っ只中のときに)、顧問税理士に助けてもらいながらなんとか書き上げました。
採択率は36%という狭き門で、それも応募、採択の業種を見てみると、製造業や宿泊業、飲食業などが過半数を占め、不動産業からの応募、採択は全国でも珍種となりました。
具体的な事業内容は、完成したあかつきにお話できればと思いますが、私がやろうとしていること、そして六畳一間の極小企業が勇敢に挑んで、国に認められたことは、とても誇りに思います。
採択されたことはスタート地点に過ぎず、ここからが大変なのですが、ただ前だけを見て進んでいこうと思います。
「事業再構築補助金」を申請
最近ふと思ったのですが、「自信をつけるって、筋トレと似ているな」と。
筋肉を増強するにはトレーニングをして、筋肉を傷つけ痛みを伴います。この4年間を振り返れば、失敗して恥をかいて、その痛みが経験となり……の繰り返しで、実務を覚えていきました。少しは自信という心の筋肉がついたのでしょうか。
今でも契約のたびに「ミスしたらどうしよう」と、毎回胃の痛む思いですが……。
次回は、今私がハマっていること。「文明の利器、世界は広いぞ」というお題で書かせていただきたいと思います。
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