50代女性が長く続けられる仕事って?選び方のコツも

公開日:2022年12月20日

人生100年時代!まだまだ楽しく仕事をしたいなら

50代女性が長く続けられる仕事って?選び方のコツも

50代女性が長く続けられる仕事って?選び方のコツも

50代女性が長く続けられる仕事にはどんなものがある?現代では働く女性も増えており、50代が活躍する職場も増加しています。50代女性が長く続けられる仕事や、選び方について詳しく解説。自分にぴったりな仕事探しのヒントにしてみてください。

50代女性が活躍する職場が増えている!

人生100年時代といわれる現代では、女性も働き続けることが当たり前になってきており、バリバリ仕事をしている50代女性もたくさん。

実際、主婦向け求人サイトの「しゅふJOB」が行った調査によれば、50代女性が活躍する職場は増えているといいます。

2020年9月と2021年9月の比較では2.5倍、2020年9月と2022年9月を比較した場合では3.86倍にもなり、50代が活躍している職場は高い伸び幅で増加しているのです。

50代女性が仕事をする上での強み

50代女性が仕事をする上での強み

若い頃に比べると体力は落ちてくるものの、大人女性だからこその強みもたくさんあります。ここからは、50代女性が仕事をする上での強みをみていきましょう。

時間的に余裕がある

50代以上の女性を求める企業は、数多くあります。30代女性や40代女性よりも50代女性に魅力を感じ、積極的に採用を行っている企業も少なくありません。

子育て世代の30〜40代の女性の場合、小さい子どものお迎えや育児のために長い時間働くのが難しいケースや、子どもの体調不良などで急な休みとなることがあります。

50代になると子育てが一段落している可能性が高く、30〜40代の女性よりもフルタイム勤務で仕事がしやすいなど、時間的に余裕があることは強みの一つです。

マナーや礼儀作法がしっかりしている

50代女性は、これまで家庭や職場、地域社会でさまざまな経験を積んでおり、基本的なマナーがしっかりしていることも特徴です。

直接お客様と関わる接客業など、仕事によっては言葉遣いや態度にクレームが入ることも。このような場面では、50代女性の人生経験が生かせるでしょう。

多くの経験を積んできている

これまで多くの人と接してきたコミュニケーション経験の豊富さも、50代女性の強みの一つ。

年を重ねる中で、自分と同年代だけでなく、子どもや若者、年配の人など幅広い年齢層の人とコミュニケーションを経験している人も多いです。経験を生かした柔軟な対応や、若い人にはない落ち着きや安心感は大人女性だからこそ。

また、大人女性にはホスピタリティーや柔軟性があります。価値観に縛られず新しいことに挑戦し、時に若い人の潤滑油になって業務をスムーズに進められる50代女性の特性に魅力を感じる企業は多いです。

50代女性が長く続けられる仕事の選び方のポイント

50代女性が長く続けられる仕事の選び方のポイント

仕事を選ぶ際には、さまざまなことを考える必要があります。単に「長く続けていけるか」だけを考えても、その仕事が自分に合っているかまではわかりません。

ここからは、50代女性が長く続けられる仕事の選び方をご紹介します。ぜひチェックして、自分にぴったりの仕事を探してみましょう。

シフトの融通、給与など労働条件

仕事を長く続けるためには、労働条件も重要なポイントです。シフトの融通は利くか、給与や勤務時間は希望に合っているかなども、チェックしておく必要があります。

あとになって気づくと後悔やストレスにつながることもあるため、必ず前もってしっかり確認しておきましょう。

体力的にハードではないか

人間誰しも、年を重ねれば体力が衰えていくものです。仕事で無理をして体を壊してしまっては、長く働くどころではなくなってしまいます。自分の健康も考えた上で、仕事を選ぶことが大切です。

例えば「シフトに多く入れる方歓迎」「体力に自信のある方歓迎」などが書かれている求人の場合、募集年齢に50代が含まれていたとしても、体力のある若者を積極的に採用したいと考えていることが予想できます。

このような仕事は、体力的にハードな可能性もあるため、選択肢から外すのがおすすめ。「シニアや主婦の方が多く活躍している職場です」「年齢不問」のように書かれていれば、50代女性も体力的に無理なく働ける仕事の可能性が高いでしょう。

資格や経験などを生かせるか

しばらく仕事をしていなかったとしても、過去の仕事は役に立ちます。以下のような資格がある場合は、資格を生かした仕事探しもおすすめです。

  • 調理師
  • 介護職
  • 看護師
  • 法人営業
  • 税務アシスタント・税理士補助 など

興味があるか、前向きに楽しめるか

長く続けるからには、その仕事を「自分が前向きに楽しめるか」ということも大切です。

今は、仕事と生活を分けて考えてバランスを取って両立する「ワークライフバランス(WLB)」から、さらに包括的で「仕事と生活の統合」を意味する「ワークライフインテグレーション(WLI)」へと移行してきています。

仕事は生活の一部だからこそ、前向きに挑戦したり、楽しめる働き方を考えてみてもいいかもしれません。

パートから始めるのも選択肢の一つ

体力が心配な場合や、なかなか希望とする条件の仕事が見つからない場合、まずはパートから始めてみるというのも選択肢の一つです。雇用形態に関わらず仕事を続ける女性は増えていますが、中でも「パート・アルバイト」という働き方を選ぶ人は多いです。

正社員となると、1日8時間、週5日のフルタイム勤務となることもありますが、体力的な厳しさや家庭など自分を取り巻く環境が原因でフルタイム勤務が難しいという人もいるはず。

パートやアルバイト、もしくは業務委託契約といった働き方であれば、正社員よりも時間を自由に使いやすくなります。

業務委託契約の場合は社会保険に入れず、自分で国民年金や国民健康保険に入る必要がありますが、パートやアルバイトの場合、一定条件を満たせば健康保険(全国健康保険協会、健康保険組合など)や厚生年金保険に入れることもあります。

正社員登用のある求人もあるため、いずれ正社員として仕事がしたい人は正社員登用ありの求人を探すといいでしょう。

50代女性が長く続けられる仕事

50代女性が長く続けられる仕事

ここからは、50代女性が長く続けられる仕事をご紹介します。

接客業

人と接する接客業は、未経験の場合でも始めやすい仕事が多くあります。また、飲食店や小売店など、働ける場所の選択肢も多いこともメリット。人と接するのが好きな人は、毎日楽しく仕事ができるでしょう。

事務職

事務職は一般事務・医療事務・介護事務・経理事務など、働く場所によってさまざまですが、基本的にデスクワークであるため、体力的な負担が少ないことが特徴です。

基本的に未経験・無資格から始められますが、基本的なパソコンスキルは必要です。

家事代行や清掃業

50代女性がこれまでの家事スキルを生かせるのが、家事代行サービススタッフや清掃業です。

近年の共働き家庭増加により、家事代行サービスの需要が高まっているといわれています。調理や清掃が基本的な仕事内容で、短時間勤務しやすいことが特徴です。

清掃業は商業施設やホテルなどさまざまな場所での清掃を行う仕事で、一人で黙々と仕事に打ち込みたい人にぴったりでしょう。

保育補助(保育サポートスタッフ)

保育補助(保育サポートスタッフ)は、子どもの見守りや保育士のサポートといった業務内容で、保育士の資格がなくてもできます。子育て経験のある人や、子どもが好きな人におすすめの仕事です。

介護職

介護職は40代〜50代が中心となっているため、50代からでも採用されやすく、未経験歓迎というところも多くあります。資格がない場合は見守りや外出時の付き添い、清掃や調理といった業務が基本となるようです。

軽作業

倉庫や工場でピッキングや梱包などを行う軽作業は、シフトの融通が利きやすく、体力的な負担も少ないことが多いです。未経験・無資格でも仕事ができ、仕事内容も簡単な作業がほとんどであるため覚えやすいでしょう。

コールセンター・カスタマーサポート

コールセンターやカスタマーサポートのオペレーターも、50代女性が続けやすい仕事です。特別な資格がなくても仕事ができ、大人の女性ならではの落ち着いた対応や人生経験、コミュニケーション能力が生かせます。

コールセンターはオペレーターとして経験を積めば、現場オペレーターの育成やフォローを担当する役職のSV(スーパーバイザー)へのキャリアアップも目指せます。

コールセンターは求人需要が多いことで知られており、初心者や未経験者を歓迎しているところも多くあります。業務内容も座って電話で問い合わせに対応したり、資料受付や商品の受注を行うというもので、体力が心配な人にもおすすめです。

地域社会で働く

お金を稼ぎたい、というよりも「自分が打ち込める仕事がしたい」「誰かのためになるやりがいのある仕事を探している」という人は、地域社会で働くという選択肢もあります。

典型的な例としては、子ども食堂です。NPO法人の代表の6割以上はシニアといわれており、地域社会に役立つ「コミュニティービジネス」によって、自分たちが暮らす場所に足りない部分を補い、より豊かにしていけることが魅力です。

行政や企業からの資金補助を受けられるケースもあるため、地域課題に取り組みたい、地元を盛り上げていきたいという考えを持っている人は調べてみるといいでしょう。

過去の資格・経験を生かせる仕事

弁護士・司法書士・行政書士・税理士・社労士(社会保険労務士)といった士業には定年という概念がほぼなく、ブランクが長い場合でも有利に再就職や転職を進められます。

50代女性におすすめの給与アップにつながる資格

資格がなくても長く続けられる仕事はたくさんありますが、「スキルアップしたい」「資格を取得しておきたい」「給与アップにつなげたい」という場合は、資格を取得してもいいかもしれません。

  • 医療事務
  • 調剤薬局事務
  • 登録販売者
  • 介護福祉士実務者研修
  • 栄養士 など

資格が取得できる通信講座もたくさんあるので、チェックしてみましょう。

50代女性が活躍できる場所はたくさん!

ブランクがあるとどうしても不安を感じてしまいがちですが、今は50代女性が活躍している職場も多く、50代女性の柔軟性やホスピタリティーを求めている企業もたくさんあります。

長く働く仕事を探すなら、労働条件や体力的な部分、これまでの資格や経験を生かせるかという点の他にも、興味があるか、前向きに楽しめるかという点も大切。ぜひ記事を参考に、長く、楽しく働ける仕事を見つけてみてください。

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HALMEK up編集部
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