受験生の息子に作り続けた朝食がきっかけで主婦兼ライター→50歳で「スープ作家」に
2024.12.202021年07月12日
タラの芽やこごみ、ぜんまい、フキノトウなどを収穫!
夫婦で山菜採りに初挑戦
私が高校生までは親と一緒にツワブキをよく採りに行っていましたが、その他の山菜は採ったことがありません。今回は山菜取りに詳しい夫の知り合いが案内してくれると言うので、一緒に参加することにしました。
遠く新潟県の山へ
最初の案内場所まではほとんど車で入れて、楽でした。ただ収穫された後だったようで、思うようには見つけられませんでした。
「こっちに来てごらん」と夫に手招きされて行った先には一面ヤマブキが……。よく見てみるとぜんまいや蕨(わらび)もありました。
目が慣れてくると見つけるのが速くなって、袋の重みがずっしり感じられると、思わずにっこりです。そのうち山菜の柔らかさや長さなどの条件に欲が出ていました。難しい場所で見つけてゲットするおもしろさで、しばし童心に戻っていました。
ほどほどの収穫で次の場所へ
次の場所は狭い山道なので、車を途中で置いて、徒歩での移動になります。かなりの傾斜で、わずかな距離でもけっこう大変です。暑さと筋肉疲労で目的地までが長く感じられました。
まずはタラの芽。初めて目にするタラの木の幹や枝には鋭い棘がたくさん出ています。夫が作ったひっかけ棒を使うと手元近くまで簡単に引き寄せられ、簡単に取ることができます。棘にかかるぎりぎりの場所で芽を折るときのパキッとした音がたまりません。
こごみは道端にたくさんありましたが、茎が細いものしかなくて、残念でした。
収穫物
今日の収穫はタラの芽、こごみ、ぜんまい、蕨、フキノトウ、蓬の6種類です。
蓬以外は初めて自分で収穫をしたものです。帰宅後は食材をおいしくいただく楽しみが待っています。重曹でのあく抜き、ただ塩を入れただけの湯通しなど各々の下処理を終えて、使い切れなかったものは水を入れての冷凍保存。
翌日のタラの芽とこごみの天ぷらは絶品。フキノトウをゴマ油でピリ辛炒め煮にしたオリジナルフキみそ、さっとゆでて刻んだこごみ冷奴、夫手作りの鮮やかな蓬団子と食卓には旬のお料理が並びました。自然の恵みに感謝です。
運動不足による、足手まといの心配はまったくありませんでした。それどころか自分の中に眠っていた新たな趣味が引き出された感じです。次回の収穫物に今からワクワクしています。
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