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2023.04.092021年04月29日
ワクチンのスピード開発・普及に感謝
LA速報!巨大ドライブスルーで受けたコロナワクチン
アメリカ・ロサンゼルス在住の石井万弓です。ワクチンを2回受けることができました。一安心とはいえ、まだ人混みには出かけたくない気分。でも、以前の生活に戻るはじめの一歩を踏み出した感じでありがたいです。
アメリカの進捗状況
2021年4月22日現在、アメリカでは8,925万人、総人口の27%がワクチン完了となりました。3月1日の時点では2,546万人、総人口の8%しか完了していなかったのに比べ、急ピッチでワクチンが提供されていることがわかります。その理由の一つは、アメリカっぽく広ーい会場で一度に効率よく大量接種していることです。
ドライブスルーで行われたモデルナの第1回ワクチン注射
ロサンゼルス在住の私。予約時に指定された「最寄りの」会場は、自宅から20キロほど離れた広い駐車場でした。土曜日だったこともあり、渋滞もなく20分近くで到着。
マクドナルドが10軒並んでいるかのような巨大ドライブスルーで、待ち時間も入れて約1時間。ワクチンはあらかじめ注射器に装填され、ピクニック用のアイスクーラーに入っています。キッチンにありそうな手押しワゴンで、看護師さんが前から約10台分移動しながら次々に接種。私は車に座ったまま腕だけ窓から出して、接種してもらいます。細い針で、まったく痛くありません。
そのまま車内で待機し、30分ほど様子を見たら、一斉にそろそろと発進して帰宅。直後の1週間は、インフルエンザの予防接種後のように周りがちょっと硬くなる程度で、何の副作用もなく安心していました。
8日目に発症したコロナ腕
が、8日目に突然、注射した左肩から肘上まで、蜂に刺されたように赤く腫れ、脇下まで筋肉痛のようになりました。COVID Arm(コロナ腕)と命名されるほどよくある反応だそうで、2回目の注射の際は看護師さんにこの件を伝え、反対側の右肩に接種してもらってもいいそうです。
モデルナの第2回目接種
土曜日の朝8時20分、前回と同じ会場「付近」に到着。というのも、会場の入り口から1km以上離れたところから一列に並んで平日夕方の首都高並みの大渋滞。ワクチン供給量が増えたせいか、前回より大幅に混雑していました。
8時50分、会場入り口にようやく近づく。予約票、身分証明証のチェック後、運転席前のフロントガラスに、マジックで何やら記号を直接書き込みされます(洗車すれば落ちます)。
9時20分、ワクチン接種。今回の看護婦さんは、車のドアを開けて、肩をぐっと外に出してとご指導。結局前回と同じ左腕にしていただくことにしました。というのも、万が一筋肉痛が長引いた場合、ゴルフのスイングに影響するなら右腕よりいいかなという不真面目な動機から。
読者のみなさまにご覧いただきたいと思って「写真を撮っていい?」と聞いたら絶対ダメなのよというお返事。掲載された写真に偶然映っていた別の方から、個人情報違反で訴えられたケースがあったからだそうです。
9時50分、経過判断を経て、会場から出発。10時15分に帰宅しました。
その晩。ここ数年、病気や熱とは無縁の私ですが、 まるでインフルエンザのような悪寒、関節痛が始まりびっくり。左上腕は硬くなってちょっと痛いが、これは前回同様。
翌日。日曜日でよかった! 39度の熱、関節痛は終日続き、パジャマのまま起きられず。ベッドで軽く読書をして過ごしました。薬嫌いの私ですが、飲んでいいと言われた痛み止め・熱さましのタイレノールを2個飲む。前夜のようにまた痛みで眠れないと困ると思い、就寝前にまた2個飲む。月曜日。昨日までの症状はうそのようにすっきりと目覚め、一安心。
友達や知り合いの話を聞くと、似たような経験の方と、全然なんともなかった人とさまざま。ワクチンがすごいスピードで開発されたことに感謝し、少しでもコロナ解決に社会貢献できるよう、接種していただけてよかったと思います。皆様のご参考になれば幸いです。
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