私史、第三章が開幕。現在フルチャレンジ中
2024.10.202021年04月14日
50代からの転職(5)
社長業のイメージは実際には大きく違っていました!
2017年7月に未経験で不動産屋を開業してから、ずっと走り続けてきたように思います。今回は一人社長の実態と、仕事以外の息抜きについてお伝えしたいと思います。
社長業はかっこいい?
不動産屋を経営しているというと「社長さんなんてうらやましい!」「自由でいいわね!」「お金があっていいわね~」などとよく言われます。私も自分でなってみるまでは、社長は自由人、お金持ちのイメージを持っていました。
しかし、実際になってみると、社長業は思いの外大変で孤独なものだなと感じる日々です。
確かに時間的な制約はなくなりました。しかし、雇われて働いていたときは誰かがやってくれていた経理、給与計算、消耗品の補充から営業に至るまで、すべて私しかやる人間がいないのです。
さぼるのは自由ですが、さぼった尻拭いをするのも自分しかいません。そしてあたりまえのことですが、私が働かないと給与はどこからも入ってきません。時間があるようでない、いつも何かに追われているような感覚です。
お金については、まだまだ売上の多い月と少ない月の差があり、社長はお金持ちというのは単なるイメージに過ぎませんでした。
隣の芝生は青く見える
そして雇われていた頃と比べて一番つらいなと思うのは、すべてにおいて自分一人で決めなければならず、相談相手がいないということです。仕事で嫌なことがあっても愚痴を聞いてくれる同僚がいないのも寂しいなぁと感じます。ですが、私は誰に強制されて始めたわけでもないので、一人でがんばるしかありません。
雇われていた頃は社長業に憧れ、いざなってみると雇われていた頃をありがたく思う、まさにないものねだりですね。
私のストレス発散法!
そんな私の息抜き方法は3つあります。
アマチュアバンド活動
開業と同じ頃に始めた「Arrow」というバンドで活躍しています。私は紅一点のボーカルですが、子どものころから歌うことが大好きな私にとって月に1度のバンド練習は楽しい時間です。先月は約1年半ぶりのライブがありました!
愛車で走る
20代のころ乗っていたバイクを2年前に偶然ネットで見つけて、思わず買ってしまいました。嫌なことがあったときは、ヘルメットをかぶり歌いながら走ると気持ちの切り替えになります! とはいえこの年で転んだらおしまいなので、超安全運転を心掛けています。
絵を描く
何を隠そう私は子どものころから画家になりたいと思っていました。その夢はまだ果たせていません(捨ててもいません)。一人静かにキャンバスに向かう時間は、自分を整えるのに最適。年に一、二度は展覧会に向けて描いています。
さて、次回は不動産業を通して見えてきた社会問題についてお話したいと思います。
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