夫婦で楽しむ時間

春を見つけに~季節を感じるご近所探訪~

公開日:2021.03.07

コロナ禍の運動不足を解消するために、夫とウォーキングを兼ねて少し離れた所にあるお蕎麦屋さんに出掛けました。歩いてみると、いろいろな花が咲いていたり、イチゴ農園をみつけたりと発見があって、ご近所でも十分に楽しめました。

夫とランチを兼ねてウォーキングをしました

東武アーバンパークライン沿線の我が家の周辺は、大きな農家の相続や開発などがあり、竹藪や畑に重機が入り、あっという間に15~20軒のモダンな家が立ち並ぶ住宅地に変わりました。48年前に嫁いできたときと比べ、10倍ぐらいに家が増え、新しい道もでき、驚いたり迷ったりしています。

コロナ禍で家にいることが多いので、気晴らしと運動を兼ねて、夫と隣の区内のお蕎麦屋さんへ昼食に出掛けました。

2月半ばとはいえ、汗ばむようなぽかぽか陽気で、住宅街を抜け、田んぼや畑の広がる川沿いに出ると、いつも利用している電車も遠くに見え、農家の庭先に紅梅、白梅が咲き匂って陽だまりに福寿草がたくさん花が開いています。

庭先の紅梅
庭先の紅梅
庭先の紅梅
庭先の紅梅
フクジュソウ
フクジュソウ

土手道、たんぼ道には、ブルーのオオイヌノフグリの小さな花や、赤紫のホトケノザも群生して、タンポポも咲いてました。遠目に、川にカモが2羽、ときどき水面に顔を入れエサを探している姿も見えました。

オオイヌノフグリとタンポポ
オオイヌノフグリとタンポポ
たんぼ道のホトケノザ
たんぼ道のホトケノザ
懐かしい藪道
懐かしい藪道

イチゴ農園で新鮮なイチゴを購入しました

30分ほど歩いて目当ての老舗のお蕎麦屋さんで昼食を取り、帰りは1本違う道を選び、イチゴ農園の大きなビニールハウスに寄ってみました。

イチゴ農園の旗とハウス
イチゴ農園の旗とハウス

ハウスの中はイチゴの甘い香りでいっぱいで、色や形が少しずつ違うイチゴがたくさんありました。「あきひめ」「よつぼし」「べにほっぺ」や、名前も聞いたことのない各地のイチゴがきれいに並んで栽培されていました。品種によって収穫時期が違っているようでした。

ハウスの中のイチゴ
ハウスの中のイチゴ
こんなイチゴがハウスの中にいっぱい
こんなイチゴがハウスの中にいっぱい

写真を撮らせてもらったり、奥様やイチゴの手入れ(枯葉取りなど)をしているパートの方にもお話を聞いたりして、私も3パック買って帰りました。大きさや硬さや甘さが微妙に違っていて、とてもおいしかったです。

近所には、他にも用水へりの道、田んぼ、貯水池もあり、梅、桜、彼岸花、秋の稲穂と手作りのかかしなど、2時間ほどで楽しめる所があるので、これからも夫や友人たちと季節を訪ねて歩けたらいいなと思いました。

とっておきの秋の味覚

2020年の10月に栃木県那須町の梨園で、大きな「にっこり」という梨を数個買ってきました。そのうち2個をサランラップでぴったりと包み、新聞紙で包みビニール袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管していました。

梨はこうして保存
梨はこうして保存

コロナ禍でお正月にも来客がなかったので食べる機会もなく……。ということで、2月の初旬に1個切ってみました。

果肉が黒ずんだり、柔らかくなっているかと心配しながら切ってみると、みずみずしい果汁あふれる追熟された甘い梨「にっこり」でした。

梨を切ってみました、美味!
梨を切ってみました、美味!

二人では食べきれないので、おすそ分けしましたが、皆さん2月の梨に驚き、歯ざわりと甘さに感激していました。

そして2個目の「にっこり」を今日切ってみました、うーんおいしい! 皆さんも私のように梨を保存してはいかがでしょうか?
 

■もっと知りたい■

松本 悦子

先祖代々生まれも育ちも埼玉県。フットワークのよさで、軽めの頭をのせて今まで生き抜いてきた気がします。5坪程の畑で季節の野菜、果物の木を植え、花を愛でて現在夫と2人暮らしです。2017年4月から7月で105日間北半球一周のクルーズに行ってきました。 大切な宝物のクルーズ体験記を読んでみてください。

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