9月・10月となじみの芦野温泉で癒やされました

Go To トラベルを利用してお得な温泉旅を

公開日:2020.11.05

旅行が大好きな松本さん。新型コロナウイルスの影響を受け、自宅で過ごす日々を送っていましたが、久しぶりにご主人と栃木県の芦野温泉に行ってきました。Go To トラベルキャンペーンでお得な旅ができたようです。

芦野温泉2泊3日旅行|9月編

那須の一軒宿 芦野温泉
那須の一軒宿 芦野温泉

今年はコロナ禍もあり、お盆過ぎから悩んでいましたが、9月8日から2泊3日で恐る恐る、栃木県那須郡にある常宿の芦野(あしの)温泉に行って来ました。以前、「夫婦で行っても一人部屋!疲れを癒やす芦野温泉の旅」でもお伝えした宿です。一人部屋のシングル館があって、家事から解放され悠々とした時間を過ごすことができます。

毎年、子どもたちや友人には、栃木県那須町の梨を送っています。

昼食後、岩槻ICから東北道を走ること1時間30分で那須ICに到着。そこから芦野へ向かいました。道中、いつもの梨園で、例年通り宅急便の手配をして、自宅用の梨も予約しました。自宅用は帰るときに受け取ります。今年は梨の収穫量が少なくて、いつもあふれんばかりに並べてある家庭用の袋詰め梨が一つもなくすべて予約でとのことでした。

いつも立ち寄る「道の駅伊王野」も、車も人も農産物も少なく、コロナ禍と異常気象の影響を痛感しながら、帰りに買って帰る野菜の下見をしたり、宿で食べるトマトを買ったりしました。それから、温泉にチェックイン。

駐車場に停まっている車の台数は少なく、館内もいつものようなにぎわいもありませんでした。毎晩行われていたさまざまなイベントはすべて中止という張り紙も。夫と心ばかりの「コロナ見舞い」をフロントに届けて、シングル館の部屋へ向かいました。

車がまばらな温泉の駐車場
車がまばらな温泉の駐車場

今日から3日間、のんびりシングルライフを満喫しようと早速温泉に行くと、5つの湯船には2人~3人の利用者しかおらず、ガラガラ状態でした。三密の心配は無用でした。

温泉に出たり入ったりしながらのんびりとストレッチをして体をほぐして、2種類の薬湯に
も浸かり、火照った体に涼やかな風が心地よく1時間も温泉を満喫しました。

シングル館のくつろぎスペースで折り紙をしていた、長期滞在をされている92歳(東京都在住)と95歳(栃木県矢板市在住)のご婦人たちと少しおしゃべりをしました。翌日の昼食に「道の駅伊王野」へ一緒におそばを食べに行く約束をして、部屋に戻りました。

2日目の11時30分に集合して、私の車で「道の駅伊王野」へ向かいました。打ちたてのそばを食べたり、果物などを買ったりして、久しぶりの外出と外食に喜ぶご婦人たちとのひと時を楽しみました。ものすごい雷雨の前に部屋に戻れたこともラッキーでした(笑)!

Go To トラベルキャンペーンの恩恵も受けて、あっという間の2泊3日は過ぎ帰り道に「道の駅伊王野」で花や野菜を買い、梨農園でお土産の梨を受け取って積み込み、昼過ぎには帰宅しました。あまり出掛けられない友人やご近所の方に、栃木の梨と野菜をお裾分けして、おいしいと喜んでいただきました。

芦野温泉4泊5日旅行|10月編

秋の彼岸も過ぎ、10月も車移動で近場ということで、再び芦野温泉4泊5日(10月11日~15日)に行って来ました。日曜日の東北道は思いの外、空いていて、途中何か所か木々の伐採作業をしていました、やはりコロナ禍の影響か観光バスはほとんど走っていませんでした。毎年秋の行楽シーズン前半の今頃は、観光バスが連なり混み合っているのに……。

変わらない笑顔で迎えてくれる芦野の「桃園」で昼食を取り、「道の駅伊王野」へ。今年の異常気象の影響かキャベツや葉物は無く、品数も少なめでお客もいつもより少なめでした。私はトマトと「にっこり」という梨を買って宿にチェックイン。

9月よりも駐車場には他県からの車が増え、宿に少し活気が感じられるようになっていました。日曜日と月曜日のイベントも再開されていました。

10月の芦野温泉入り口
10月の芦野温泉入り口
温泉敷地内のリンゴも色付いています
温泉敷地内のリンゴも色付いています
ホールのイベントは日曜日と月曜日だけ開催していました
ホールのイベントは日曜日と月曜日だけ開催していました
東京ロマンチカ所属の従業員「佐藤省吾」日曜日の歌謡ショー
東京ロマンチカ所属の従業員「佐藤省吾」日曜日の歌謡ショー

今回は、Go To トラベルキャンペーンの地域共通クーポン8000円も付き、館内での飲食やお土産に使用してよりお得感いっぱいでした。

私は、春先から右腰と右足にときどき鈍痛があり、9月から整骨院で治療を始めました。そのため、今回はじっくりと温泉に浸かり、芦野温泉の効能を実感したいと思っていました。

朝食前の入浴は30分ほどですが、その後の2回の入浴は薬湯を中心にストレッチをしたり、半身浴をしたりして、1時間ぐらい体を温めました。温泉から出たら、館内の談話室で本を読んだり、昼寝をしたり、散歩をしたりと、非日常の日々を楽しみました。

談話室の金魚に心が和みます
談話室の金魚に心が和みます

3日目は、夫に誘われて山道を下り、大きめの山栗をたくさん拾ったり、畑仕事のおじいさんから「ハヤトウリ」を5個もいただいたりしながら、芦野の里の田んぼや川沿いの道を3時間近く散歩しました。

芦野の田んぼ道に咲く彼岸花
芦野の田んぼ道に咲く彼岸花
芭蕉が奥の細道の行程で田植えをして歌を詠んだ遊行柳(ゆぎょうやなぎ)
芭蕉が奥の細道の行程で田植えをして歌を詠んだ遊行柳(ゆぎょうやなぎ)
遊行柳の無料休憩所に咲いていた芭蕉の花
遊行柳の無料休憩所に咲いていた芭蕉の花

途中「奥の細道」の松尾芭蕉も立ち寄ったという「遊行柳(ゆぎょうやなぎ)」の無料休憩所で、地元の方からお茶をふるまっていただいたり、売店で地元産のおいしいキュウリ3本とニンジンのぬか漬けを200円で買って食べました。あまりにおいしかったので、帰宅時に3袋買って帰りました。

また、9月に温泉で知り合った地元の農家の方から新米30Kgを4袋も分けていただき、庭先のハヤトウリもたくさんいただきました。ハヤトウリは甘酢漬け・辛みそ漬け・みそ漬け・ぬか漬けにしました。

ハヤトウリの実
ハヤトウリの実

帰宅時に「道の駅伊王野」で野菜を買って、梨園で予約しておいた子どもの頭くらい大きな梨の「にっこり」を買って帰りました。また子どもたちや留守を頼んだご近所の方に、梨とハヤトウリを届けると、喜ばれました。

10月の芦野温泉旅行は、地元の方たちに大変お世話になった5日間でした。

「にっこり」という品種の梨と4Lの梨「豊水」とポポーの実の大きさ比べ
「にっこり」という品種の梨と4Lの梨「豊水」とポポーの実の大きさ比べ

まだまだ続くコロナ禍の日々ですが、Go To トラベルキャンペーンを上手に活用して旅行をしてみました。今は温泉施設も道の駅もレストランも「検温・消毒・ソーシャルディスタンス」をきちんと行っている所が多いので、状況を各自で判断して楽しむことも大切かなと思ってます。
 

 

松本悦子さんの記事

松本 悦子

先祖代々生まれも育ちも埼玉県。フットワークのよさで、軽めの頭をのせて今まで生き抜いてきた気がします。5坪程の畑で季節の野菜、果物の木を植え、花を愛でて現在夫と2人暮らしです。2017年4月から7月で105日間北半球一周のクルーズに行ってきました。 大切な宝物のクルーズ体験記を読んでみてください。

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