納豆のおいしい食べ方は混ぜる回数が鍵を握る!
2022.01.132024年04月09日
健康一番とっておき情報
「お蕎麦」はスーパーフード
私が学んでいるヘルスアカデミーの生田哲先生は「お昼は、一年中お蕎麦を食べています」とおっしゃいました。私もお蕎麦が好きで良く食べますので、俄然講義に興味が湧いてきました。
ヘルスアカデミー
へルスアカデミーは、広告スポンサーに左右されない本物の健康知識を厳選し、医療や食や健康のエキスパートによる最新の研究レポートを、毎月提供してくれます。
そのヘルスアカデミーの生田哲先生は、健康を推進する薬学博士です。
お蕎麦の成分と効用
お蕎麦は、うどんや白米と違って精製しないで挽くため、栄養価が大変高いそうです。
栄養豊富な胚芽部が実の中心部にあり、取り除くことができないためです。しかも、含まれているデンプンは、加熱することで、消化、吸収しやすくなり、エネルギー源になるんだとか。
それで、先生のお昼は毎食お蕎麦なのだと、思わず頷いてしまいました。
タンパク質やビタミンも豊富
タンパク質やビタミン類が豊富に含まれていて、特にビタミンB2は白米の4倍にもなります。タンパク質は白米より3割以上多く、水溶性で消化されやすく、胃に負担をかけずに食べられます。
しかも、良質なタンパク質で、必須アミノ酸(リジン・アルギニン)が豊富です。栄養面で、白米より相当優れているようです。
ビタミンB1
ビタミンB1は疲労回復に効果があり、食欲不振の緩和にも役立ちます。ネギと一緒に食べると、ネギに含まれるアリル化合物が、ビタミンB1の吸収を促進してくれます。
薬味としてネギを食べるのは、このためです。
ビタミンB2とルチン
ビタミンB2は、皮膚や粘膜を整えてくれます。
ルチンは、穀類ではお蕎麦だけが持っている栄養素で、毛細血管に弾力を与え、強くする働きがあり、血液をサラサラにし、血圧を下げる効果も期待できます。
血圧で悩んでいる方には朗報ですね。ただし、ルチンは水に溶けやすいので、蕎麦湯を忘れずに飲むと栄養が漏れなく摂れます。
コリン
コリンは、肝臓の働きを助けます。蕎麦屋で一杯が好きというお医者さんを知っていますが、このためだったのですね。お酒好きの方、しめは断然お蕎麦が良いようです。
食物繊維は食品中でトップレベル
食物繊維は、白米の2.5倍。便秘を緩和し、腸内のコレステロールなど、有害物質を水分とともに排出してくれます。
お蕎麦はスーパーフード
日本人に古くから親しまれているお蕎麦は、健康に良いスーパーフードといっても過言ではありません。
価格もお安いですから、もう食べない理由ありません。食卓に出す機会を増やしてみませんか。その際、できれば10割蕎麦が良いようです。
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