受験生の息子に作り続けた朝食がきっかけで主婦兼ライター→50歳で「スープ作家」に
2024.12.202023年11月16日
健康一番とっておき情報
かえしとみりん酒で簡単和食
前回は、安倍 司先生の本『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん』を参考にして【かえし】と【みりん酒】を作りました。だし巻き卵はできないものかと思っていたら、先生の本に出ていました。
10分で和だしの出来上がり!(刻み昆布とかつお節)
だし巻き卵を作るには、和だしがいるようです。
だしをとると言っても、一晩昆布を水に浸けるような気の長い話は面倒だと思いましたが、市販の刻み昆布を使えば、すぐできるんだとか。早速、こしらえてみました。
写真のような手順で、刻み昆布を水に入れ、かつお節パック加えて、沸騰したら火を止め、ザルでこします。これだけで出来上がりです。本当に10分で簡単にできました。
和だしは、冷ましてから冷蔵庫に入れます。3日間保存できますが、できるだけ早めに使い切りましょう。
5分でおいしい佃煮(かえし)
だしをとった後の、刻み昆布とかつお節は、捨てないで佃煮にします。鍋にかえしを入れて、5分程煮て水分を飛ばします。あっと言う間に、おいしい佃煮ができました。
少し甘みが足りないと思ったら、みりんを少々加えてください。これはよく買う有名な佃煮のお味に似ていて、うれしくなりました。
だしをとった後、昔もよく佃煮にしましたが、何度作っても今ひとつ味が決まらず、以来佃煮は作らないと決め、だしは粉だしに頼っていました。これからは、この佃煮を作るために、和だしを作ろうかと思い始めました。
お好みで、白ゴマを混ぜても、おいしいと思います。うちは夫が大腸に憩室があるので、ゴマは禁止ですから入れませんが、憩室でない方はお試しください。
10分でだし巻き卵(和だし・みりん酒)
和だしとみりん酒と塩少々で、だし巻き卵が完成、まるで料亭のお味のようです。料亭には行ったことがないので、知らないけれど(笑)。
いつもの甘い卵焼きと違い、何だか急に料理上手になった気がして、うれしくなりました。
15分で肉じゃが(かえし・みりん酒)
いつもの肉じゃがが、驚きの速さで完成と本に書かれてありました。せっかくですので、チャレンジしてみました。
煮物は結構手間がかかり、面倒なイメージがありますが、安倍先生はかえしとみりん酒で味を決め、蓋をしないで一気に強火で煮るそうです。じゃが芋がやわらかく煮えたら火を止め、余熱で味をしみこませます。いつもの肉じゃがができました。
これで煮物が、時短料理の仲間入りです。
魔法の調味料、かえしとみりん酒で、毎日の料理が楽しくなってきました。
参考文献
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