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かえしとみりん酒で簡単和食

公開日:2023.11.16

前回は、安倍 司先生の本『世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん』を参考にして【かえし】と【みりん酒】を作りました。だし巻き卵はできないものかと思っていたら、先生の本に出ていました。

かえしとみりん酒で簡単和食
かえしとみりん酒です

10分で和だしの出来上がり!(刻み昆布とかつお節)

だし巻き卵を作るには、和だしがいるようです。

だしをとると言っても、一晩昆布を水に浸けるような気の長い話は面倒だと思いましたが、市販の刻み昆布を使えば、すぐできるんだとか。早速、こしらえてみました。

10分で和だしの出来上がり!(刻み昆布とかつお節)

10分で和だしの出来上がり!(刻み昆布とかつお節)

写真のような手順で、刻み昆布を水に入れ、かつお節パック加えて、沸騰したら火を止め、ザルでこします。これだけで出来上がりです。本当に10分で簡単にできました。

10分で和だしの出来上がり!(刻み昆布とかつお節)

和だしは、冷ましてから冷蔵庫に入れます。3日間保存できますが、できるだけ早めに使い切りましょう。

5分でおいしい佃煮(かえし)

だしをとった後の、刻み昆布とかつお節は、捨てないで佃煮にします。鍋にかえしを入れて、5分程煮て水分を飛ばします。あっと言う間に、おいしい佃煮ができました。

5分でおいしい佃煮(かえし)

少し甘みが足りないと思ったら、みりんを少々加えてください。これはよく買う有名な佃煮のお味に似ていて、うれしくなりました。

だしをとった後、昔もよく佃煮にしましたが、何度作っても今ひとつ味が決まらず、以来佃煮は作らないと決め、だしは粉だしに頼っていました。これからは、この佃煮を作るために、和だしを作ろうかと思い始めました。

お好みで、白ゴマを混ぜても、おいしいと思います。うちは夫が大腸に憩室があるので、ゴマは禁止ですから入れませんが、憩室でない方はお試しください。

10分でだし巻き卵(和だし・みりん酒)

和だしとみりん酒と塩少々で、だし巻き卵が完成、まるで料亭のお味のようです。料亭には行ったことがないので、知らないけれど(笑)。

いつもの甘い卵焼きと違い、何だか急に料理上手になった気がして、うれしくなりました。

10分でだし巻き卵(和だし・みりん酒)

15分で肉じゃが(かえし・みりん酒)

いつもの肉じゃがが、驚きの速さで完成と本に書かれてありました。せっかくですので、チャレンジしてみました。

煮物は結構手間がかかり、面倒なイメージがありますが、安倍先生はかえしとみりん酒で味を決め、蓋をしないで一気に強火で煮るそうです。じゃが芋がやわらかく煮えたら火を止め、余熱で味をしみこませます。いつもの肉じゃがができました。

15分で肉じゃが(かえし・みりん酒)

これで煮物が、時短料理の仲間入りです。

魔法の調味料、かえしとみりん酒で、毎日の料理が楽しくなってきました。

参考文献

15分で肉じゃが(かえし・みりん酒)
世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん 安部 司 (著) タカコ ナカムラ (著)  東洋経済新報社

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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