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和食が爆速で作れる魔法の調味料

公開日:2023.10.17

食品添加物は、さまざまな病気を引き起こす可能性が高いので、加工品を食べるのはやめて料理をしましょう。それには和食が一番ですとお伝えしましたが、いざ実行となると大きな壁が立ちはだかりました。

手間をかけなくても大丈夫!

一汁三菜にするのですか? 手間のかかる料理はできません。面倒なことは今さらしたくないのです等の声が、聞こえてきたのです。

ヘルスアカデミー

私は、既存の医療・食の問題に鋭く切り込むヘルスアカデミーで、学んでいます。ここは広告収入に頼らない、企業の横やりが入らない学びの場なのです。

この度、食品添加物の講座で、安倍司先生に出会いました。先生は元食品添加物のトップセールスマンでしたが、ある日ご自分も家族も消費者だったことに気が付き、それまで築いた地位を捨て、一転、添加物の無い食生活の研究をされました。そこで行きついた結論が、和食を家庭で調理する事でした。

先生の本を参考にして、まずは和食がスピーディーに出来る魔法の調味料を作ってみました。

魔法の調味料

かえし

材料:醤油、砂糖 

砂糖は、てんさい糖を使いました。まろやかな甘さです。きび砂糖でもよいですし、お気に入りの砂糖をご用意ください。ふた付きの瓶やペットボトルに、醤油と砂糖を入れます。時々ふると砂糖が半日くらいで溶けます。急ぐ時は50度の湯で湯煎します。砂糖が溶けたら使用できますが、1週間程ねかせると、より熟成した味になります。常温で3か月保存可能です。

みりん酒  

材料:本みりん、純米酒

鍋にみりんと酒を入れ、中火で沸騰させます。沸騰したら弱火にして、ツンとしたにおいが弱まるまで煮ます。煮立て過ぎないのが、風味を損なわない秘訣です。粗熱がとれたら、瓶やペットボトルに保存しましょう。冷蔵庫で1か月保存可能です。

おかわり必死の節約丼ノンストップ鶏そぼろごはん

では、魔法の調味料で「おかわり必死の節約丼ノンストップ鶏そぼろごはん」を作ってみましょう。

鶏そぼろごはん(かえしとみりん酒使用)は、15分で完成。材料は、卵、鶏そぼろ、たまねぎなど家庭にあるもので簡単に作れます。

フライパンで炒り卵を作り、たまねぎのみじん切りは中火で炒めます。鶏ひき肉を味がなじむまで炒めます。器にごはんを入れ、炒り卵と鶏ひき肉をのせて、今回はいんげんが無かったので、大葉と茗荷を飾りました。

鶏そぼろは多めに作りましたので、後日茄子に添えたり、玉子焼きにも入れてみました。冷奴にのせてもおいしいですが、この場合少々お味が薄いと感じました。かえしとみりん酒を、お好みで少し多めにするとよいでしょう。

鶏そぼろ

鶏そぼろ

次回も、魔法の調味料を使った美味しい料理をご紹介いたします。

参考文献

世界一美味しい「プロの手抜き和食」安部ごはん 安部 司 (著) タカコ ナカムラ (著)  東洋経済新報社

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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