健康一番とっておき情報(1)

0円の特効薬「白湯」

公開日:2023.02.19

帯津三敬塾クリニックの気功教室に通っていることは、以前(2019年5月)に記しましたが、コロナでしばらく教室自体が休止となり、残念に思っておりました。

帯津三敬塾クリニックの気功教室

行動制限がなくなり、昨年(2022年)より私も復帰、楽しく続けております。

東京池袋の教室は、週1回帯津良一先生と鵜沼宏樹先生が交互に教えてくださり、今年(2023年)初の鵜沼先生の担当の日でした。まずは鵜沼先生のご紹介を致します。

鵜沼宏樹先生

1981年に中国に留学、北京中医学院卒業。帰国後、鍼灸・指圧師の資格取得。帯津三敬病院中国室長として西洋医学と連携。末期癌をはじめ、難病患者の気功・鍼灸治療にあたる。2005年池袋に統合鍼灸治療院元気を開設、現在も定期的に中国各地の治療家を訪れ、高度な技術と知識の習得に励む。『ときめき養生訓』や『症状を楽にする簡単気功レシピ』他著書多数。

先生のとんだ年末年始

鵜沼先生は鳥取県出身で、年末年始はしばらくぶりに故郷で過ごしたいと楽しみにしていたそうです。

ところが鳥取はコロナ感染者爆発、同窓会をやると張り切っていた同級生もコロナでダウン。同窓会のお世話どころではないとの連絡に先生もがっかりし、結局故郷には帰らなかったそうです。

その折、コロナに効く漢方薬を教えたそうですが、どこにも薬はないとのこと。先生の奥様が調剤薬局に勤務されているので頼んだら、注文しても入荷しない状況。中国も混乱していて、そう言えば薬不足と報道されていました。

無い無いずくしの苦肉の策

先生が「それでは葛根湯と、しょうが湯を買ったら」と伝えましたが、どこにも売ってないとの返信がありました。コロナ感染者爆発に、鳥取の流通経路も混乱しているらしいのです。

無い無いずくしの苦肉の策

では、白湯(さゆ)を30分おきに飲んでと伝えたそうです。

「白湯?」と 最初は疑われたんだとか。

中医学を学んだ同級生からのまさかのすすめ、にわかには信じられないのは当然です。それでも「だまされたと思って白湯を飲んで」と、伝えたそうです。

無い無いずくしの苦肉の策

2日後

同級生の方から「白湯に、ハマッています」とメールがきました。

60歳の先生の同級生は、白湯で体調がとても良くなったそうです。白湯だから副作用はないし、何より0円の特効薬です。

感染が分かっても、重症でない限り入院はできませんので、葛根湯もしょうが湯もない場合は、白湯を30分おきに飲むのがいいかもしれませんね。
(※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください)

白湯の効果

白湯は体を温め、動脈や毛細血管を広げ、血液の流れをよくする働きがあります。血流が良くなると、体内の老廃物が排出されやすくなります。

インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、白湯が人間の体を整える健康法の一つとして位置づけられています。

この話を聞いて、私も元気ですが、白湯を飲むようにしました。体に良いと思うと、スーッと沁み込むように入っていきます。白湯はあなどれません。

今回より「糖質オフ生活奮闘記」に代わり「健康一番とっておき情報」をお届け致します。お楽しみに。

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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