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グルテンフリー宣言その後

公開日:2023.07.13

日本人の8割は小麦不耐性ともいわれています。それを知ってからグルテンフリー宣言をして、5か月が経ちました。前回お伝えしたように、私自身はへバーデン結節の痛みが消えました。花粉症の方は、症状がなくなったそうです(あくまでも個人の感想です)。

グルテンフリー宣言その後
『「いつものパン」があなたを殺す』 デイビッド パールマター、クリスティン ロバーグ (著) 白澤卓二(訳) 三笠書房

胸やけの無い快適生活

以前は胸やけがひどく、胃粘液が減ったからだとテレビCMに誘導され、胃腸薬が手放せなかったのですが、すっかり良くなり、常用していた市販の薬が不要になりました。

やはりすべては食源病、食を変えれば体の不調は消えると実感しました(あくまでも、私個人の結果です)。

白澤先生の健康情報メール 冒頭文より

数年前、白澤卓二先生(医学博士)の会の有料会員でしたので、健康情報のメールが今も毎日届きます。

私自身もそうでしたが、かつて学校給食でコッペパンから始まって、パンを暴力的に浴びて育ち、生きてきました。ところが、その食べたパン(穀物)が脳の中で炎症を起こして、脳の働きをにぶくし、将来の認知症につながっているとしたら……

先生は介護施設もやっていらして、そこは小麦製品と乳製品を一切出していないそうです。小麦製品や、牛乳・ヨーグルト・チーズ等を、毎日食べていると、脳にシミ(アミロイドβ)ができ、それが蓄積して、認知症になると分かったからです。

『「いつものパン」があなたを殺す』を再び読む

ふと『「いつものパン」があなたを殺す』という本を思い出しました。2015年1月に出版された本で、当時それ程パンを食べていないし、パスタも月2~3回だし、グルテン過敏症ではないので、これはアメリカの話だと、勝手に解釈していました。

今、小麦のグルテンが健康を損ねると知り、改めて8年前の分厚い本を読み返してみました。

私は、子どもの頃から牛乳を飲むとお腹を壊し、ヨーグルトを食べると体が冷えて、チーズは顔におできができてしまうのでだめでした。でも、今思うとそれは当然のこと。祖先は乳製品を摂る習慣がなかったため、消化吸収できる体にはなっていなかったのです。

パンや乳製品は、敗戦後GHQに押し付けられもので、当時は無償で提供するかわりに、廃棄してはいけないというのが条件だったそうです。

そのためパンと乳製品は、日本人には合わないにも関わらず、体に良いという間違った刷り込みをして、学校給食で普及させたのです。アメリカ人でさえ、今大変な目にあっているのですから、日本人に適応するはずがありません。

アメリカの人々が、なぜ今パンで殺されそうになっているかと言うと、祖先が食べていた小麦にはグルテンがなく、今の小麦とは全く違う物だったそうです。

米粉製品あれこれ

グルテンフリー宣言をしましたので、米粉の製品をあれこれ探してみました。

白澤先生の冒頭文より

白澤先生の冒頭文より
米粉麺で作ったパスタ

米粉製品あれこれ

米粉製品あれこれ
なんと、冷やし中華も食べられます

パスタや冷し中華、どれもおいしかったです。

「綿帽子」でお米のシフォンケーキ

綿帽子でお米のシフォンケーキ

米粉製品あれこれ

いつも取り寄せがほとんどですが、米粉100%のグルテンフリーのシフォンケーキは、JR板橋駅近くのお店「綿帽子」にありました。お近くの方はお出かけください。種類がたくさんあり迷いますよ。

※グルテンフリーは体質によって合う合わないがあるかと思います。個人の判断でお試しください。

■もっと知りたい■

さいとうひろこ

趣味は落語鑑賞・読書・刺しゅう・気功・ロングブレス・テレビ体操。健康は食事からがモットーで、AGEフードコーディネーターと薬膳コーディネーターの資格を取得。人生健康サロンとヘルスアカデミーのメンバーとなり現在も学んでいます。人生100年時代を健康に過ごす方法と読書や落語の楽しみ方をご案内します。

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