【6】50代から恋に落ちて!恋するが故の苦しみ
2025.01.122023年12月20日
リッチなブランチとスポーツ店へ
年1回の健康診断は夫婦のプチデートDAY
自分の健康状態を把握するために半日人間ドックを受け続けている私。夫は退職した後も余程体調が悪くない限り病院へ行くことはありません。ある日無理を言って、一緒に受診をして、その後の時間を楽しく過ごす工夫で、二人の密かな楽しみになっています。
人間ドック歴30年以上
私は健保からの案内書が届いて以来ずっと受診していて、50代前半までは特に問題もなかったのですが、後半からはホルモンバランスの関係で骨粗しょう症とコルステロールの値が気になるようになりました。
健康的な生活を送っている私でもこうして問題が生じるのですから、運動不足の上に野菜嫌いの夫の数値が心配になっていたのです。半日ドッグを何度すすめても「簡易的な検査は受けているから」と、全く聞く耳を持ちませんでした。
受診のきっかけは夫の入院
4年前、強烈な腹痛に伴う出血で、初期の大腸がんを運よく早期発見でき、体に負担のない手術で、奇跡的に完治できました。
約2週間の入院生活は薄味の食事に始まり、規則正しい生活で、身勝手ができません。何よりつらかったのが、喫煙できなかったことだとか。
何はともあれ早期発見の大切さを少しは実感したのか、4年前から一緒に受診するようになったのです。
検査終了後のお楽しみ
検査が終わると食事処を探しながら、病院のある新宿付近をのんびり散策します。夫にとって久々の街並みは目まぐるしい変貌で、驚くばかり。爽やかな早朝の風を全身に浴びながら、何気ないお喋りがとても新鮮です。
ちょっとリッチなブランチでお腹を満たした後は、スポーツ店へ直行です。
お互いに気に入った物を試着して、色合いやシルエットが似合っているかを見ます。今回はパステルカラーの優しい色をチョイスして、私の「似合うよ」の一声にはにかんだ夫の笑顔が何とも愛おしく思えます。
こうして2人でのんびりしたショッピングの時間もなかなか良いものです。本当はもっと買い物を楽しみたいところですが、バリウム検査で下剤を飲んでいるので、長居は禁物。お腹が痛くなる前に自宅へ急がなければ……。
2週間後に届いた検査結果は2人とも再検査になる項目はなく、ほっと一安心。とはいうものの注意点はあるので、指摘された通りに気をつければ元気で動ける時間が長くなりそうです。
嫌な時間も一緒に共有して、楽しい時間に変えていけたら……。これからも、思い出はたくさん作れそうです。
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