【メルカリ】ブランド品を買うときの注意点
2024.12.062023年10月10日
違反者はアカウント削除されることも!?
メルカリで売ってはダメ!意外な出品禁止商品は?
不用品を売ることができるフリマアプリ「メルカリ」。商品数が多いものの、実は出品してはいけない商品もあるのです。「それも売ってはいけないの?」と思う意外なものもあるので、ペナルティーを受けないために、おさらいしておきましょう。
メルカリを使う前に出品禁止物の確認を!
まずメルカリを利用する前には、必ず出品禁止物や禁止行為の確認をしておきましょう。でも一度確認しただけではうっかり見逃してしまうものもあるかもしれません。間違えてついつい出品してしまいがちな、そんな意外性がある「メルカリ出品禁止物」をピックアップします。
【メルカリNG品1】開封済みのサプリメント・健康食品
健康維持のためにサプリメントを飲むことも少なくないでしょう。でも途中で飲まなくなってしまってサプリメントの在庫がたくさん……。そうなるとメルカリで売りたい気持ちになりますが、開封済みのサプリメント・健康食品で、中身が個包装されていないものは、安全性を担保できないため出品禁止とされています。
また、新品未開封の場合でも、サプリメントに関しては医薬品医療機器等法(薬機法)に触れてしまうことがあるので、かなり注意して出品しなければなりません。医薬品に該当する成分が含まれている場合は出品することができず、便秘解消やアンチエイジングなど薬的な効果や効能を書くこともできませんし、「消費(賞味)期限」と「食品表示」を画像で必ず載せる必要があります。また海外並行輸入品も出品が禁止されています。
【メルカリNG品2】使用済みの学生服・体操着
もしかしたら子どもが使っていた学生服が、いまだにクローゼットの中で眠っているかもしれません。それをメルカリで売ってみたらどうだろうと思うかもしれませんが、学生服は出品禁止物になっています。仮にクリーニング済みだとしても、出品はできません。理由は「制服が犯罪に使われる可能性があるから」です。その制服を使って学校に忍び込むことができるかもしれませんし、アダルト犯罪につながってしまう可能性があるから。他にも使用済みの体操着や水着なども出品が禁止されています。
【メルカリNG品3】記念硬貨
かつてメルカリでは現金が出品されて問題になったことがありました。一万円札を1万円以上で売る出品者が現れたのです。これに関して規制が入ったので、現在流通していている国内の通貨に関しては一切出品はできなくなりました。記念硬貨はコレクターアイテムになることもあり、流通している硬貨とは別物ではないかとの考えもありますが、例外ではありません。記念硬貨は出品NGとなっています。
【メルカリNG品4】商品券やギフト券
商品券やギフト券をもらっても、近くに使えるお店がないとなったら、それをお金に換えた方が良いという考え方もあります。金券ショップで取り扱われているのでメルカリで売ることもできるのではないかと考えますが、出品禁止物になっています。理由は、金銭と同等に扱われるものと判断されてしまうから。
もし使わない商品券やギフト券があったならば、金券ショップへ。トラブル防止になりますし、メルカリのルール違反にならなくて済みますね。
【メルカリNG品5】使用期限が切れた化粧品
メルカリでは新品未使用の化粧品だけではなく、既に使用している中古の化粧品も活発に取引されています。でもどんな化粧品でも出品しても良いかというと、そうではありません。使用期限が切れた化粧品は出品禁止物に指定されています。
化粧品の使用期限ですが、3年以内に変質するものには使用期限を示すルールがあります。商品によっては使用期限が明記されているものもありますよね。でも多くの場合期限が書かれていないので、その場合には3年は品質が安定しているものと考えても良いでしょう。ただしこれは未開封の状態で3年ということなので、開封してしまうと状況が変わります。開封後は1年を目安に使い切るのが望ましいとされているので、出品するときは開封した時期を考慮する必要があります。
【メルカリNG品6】ハンドメイドで推しアイドルグッズを作ると知的財産権を侵害してしまうことも
昨今ハンドメイドの商品が流行っていて、自分で作品を作ってメルカリで売る人も少なくありません。特に人気のキャラクターやアイドルを用いたものは、ファンが買うから意外と売れるのでは?と考えがちです。でもそういったものは、知的財産を侵害する可能性があるので注意が必要です。
例えば人気のアニメキャラクターを模してぬいぐるみを作ったり、バッグなどに模様をつけるのもルール違反。それと商品名や商品説明に「〇〇型」や「〇〇風」などブランドや人気のキャラクターの名前を使うのもNGとされています。高く売れるのはわかりますが、権利侵害は犯罪にもなるので注意が必要です。
ルール違反者には利用停止やアカウント削除もあり得る
メルカリには実にいろいろなものが出品されているので、「何でも出品していいんだ!」と思ってしまうことがあります。でも気を付けないと出品禁止物に該当してしまうこともあるので、必ず出品前に確認しておきましょう。もし出品禁止物に該当していた場合には、メルカリ側から出品が削除されることもありますし、何度も繰り返すようであれば、悪質なユーザとして利用停止やアカウント削除というペナルティーが課される可能性もあります。
メルカリというプラットフォームを使っている以上、ルールを守るのが大前提。逆に考えると、ルールを守って正しく取引をしていけば、メルカリは不用品をお金に換えることができたり、欲しいものを安く買うことができる場所でもあります。メリットの方に注目しながら正しく気持ちの良い取引をしていきたいですね!
■もっと知りたい■