世代間で真逆!絵文字マナーの“正解”は?
【50代からの新常識】絵文字は気遣い?軽さ?“あなたの正解”を診断
【50代からの新常識】絵文字は気遣い?軽さ?“あなたの正解”を診断
更新日:2025年10月23日
公開日:2025年10月21日
あなたはどっち?絵文字疲れ派or割り切れる派
「若い同僚とのチャットに気を使いすぎて疲れる」「『👍だけ返信』にモヤッとする」
——そんな経験、ありませんか?
SHE株式会社の調査(※)によると、職場で絵文字を使うことについて、20〜30代女性の6割以上が「好ましい」と回答した一方、50代男女の約8割は「好ましくない」と答えています。つまり、同じ職場でも“絵文字の正解”は人によってまったく違うのです。
50代女性の中でも、相手への気遣いから疲れてしまう「絵文字疲れ派」と、マナーを意識しすぎず自分のスタイルを貫く「割り切れる派」に分かれる傾向が……。
まずは簡単なセルフチェックで、あなたのタイプを確認してみましょう。

【セルフチェック】
Q1. 社内チャットで絵文字を使う頻度は?
(A)よく使う(🙏🙇😊 など)
(B)あまり使わない/使わない
Q2. 「👍だけの返信」を受けたときの印象は?
(A)冷たい/失礼に感じる
(B)効率的で問題ない
Q3. 送信前に「この絵文字でいいかな」と迷う?
(A)よくある
(B)ほとんどない
Q4. 絵文字を使う場面は?
(A)上司や社外にも時々使う
(B)社内限定/一貫したスタイルで使う
Q5. あなたにとって絵文字は?
(A)気遣い・柔らかさを伝える手段
(B)軽さ・不要な装飾に近い
「疲れる派」と「割り切れる派」それぞれの本音

【判定】
(A)が多かったあなたは「絵文字調整で疲れる派」、(B)が多かったあなたは「割り切れる派」です。
「絵文字疲れ派」の方は、相手を思いやる気持ちが強いタイプ。
調査では、30〜50代女性の半数以上が「表現に気を使いすぎて疲れた」と回答しており、働き盛りの世代ほど“絵文字マナー疲れ”を感じているようです。若手には合わせ、上司には控える──そんな“板挟み”がストレスの原因になっているのかもしれません。
一方で「割り切れる派」は、自分なりのルールを決めて上手に使い分けています。例えば「感謝や謝罪は言葉で丁寧に」「社内でのみ絵文字使用」など、過剰に気を使わないマナーを確立。
また、SHEの調査では、“👍のみ返信”について全体の51%が「気にならない」と答えた一方、50代では6割が「冷たい・失礼」と感じる傾向があり、世代間で温度差が見られました。
世代で違う!絵文字マナーの正解はひとつじゃない
職場の絵文字利用は、「気遣い」なのか「軽さ」なのか——世代や立場で受け止め方が大きく異なります。大切なのは、どちらが正しいかではなく、“自分が心地よくいられる”コミュニケーションスタンスを見つけること。
無理に合わせようとせず、「自分のペースで絵文字を使う(or使わない)」という選択も十分ありです。絵文字を“気遣いのツール”として使うのも、“シンプルさの表現”として使わないのも、どちらもあなたらしいマナーです。
この機会に、あなたの“心地よい表現”を見つけてみてはどうでしょうか?
※SHE株式会社「職場コミュニケーションにおける絵文字利用を調査」(2025年8月13日〜17日、全国の20〜59歳有職者400名/男女均等)




