002:石橋洋子さん(62歳)

身長153cm元看護師が58歳でファッション業界に!インスタグラムが道を開いた

身長153cm元看護師が58歳でファッション業界に!インスタグラムが道を開いた

更新日:2025年02月07日

公開日:2024年12月23日

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わたしリスタート石橋洋子さん

50代から新しい一歩を踏み出して、第二の人生を歩み始めた人たちを追う「わたしリスタート」。天職と思っていた看護師を定年直前に辞め、ファッション業界に転身した石橋洋子さん。「好き」を突き詰めた先にあった、第二の人生とは?

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あなたの“リスタートのヒント”が、きっと見つかるはず。
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石崎洋子さんのリスタート・ストーリー

福岡県在住のファッションディレクター、石橋洋子さん(62歳)が第二の人生をリスタートしたきっかけは52歳のときだった。看護師として働きながら、洋服好きが高じて自身のコーデの記録用にインスタグラムを始めた。

アラフォーで身長153cmという小柄な体型と流行にとらわれない大人コーデが話題となり、徐々にファンがついて人気インスタグラマーに(2024年11月現在フォロワーは9万人以上)。

58歳のときに看護師を辞め、ファッション業界へ転身し、ファッションブランド「Lazo_N33°」のディレクターとして洋服づくりに励み、著書『アンダー153cm、60歳。カッコよく着こなす大人コーデ』(朝日新聞出版)を出版。

YouTube「アラカンyokoのファッションコーデ」ではコーデのテクニック等も紹介。

現在はファッションディレクター、モデル、インスタグラマーとして活躍する石橋さんに、第二の人生をスタートし輝く秘訣を伺った。

50代、このまま平凡に人生終わりたくない!

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石橋洋子さんのインスタグラム(@yoko.ishibashi.56)には、日々のコーデや夫婦ファッションなどが日々投稿されている

――インスタグラムを始めたきっかけは? 

ずっと看護師一筋だったんですが、50代になって「退職後はどうなるんだろう?人生1度だしこのまま平凡な人生で終わっていいのか?」と模索し始めました。

それで、私は何が好きなんだろうと考えたとき、「洋服しかないしなぁ~」って。

お給料のほとんどを洋服代につぎ込むほどの、“おしゃれ大好き人間”でしたから。友人から「インスタグラムをやってみたら?」とすすめられて、「コーデの記録にもなるし」と軽い気持ちで始めました。

インスタグラムは初めてでしたが、独学で試行錯誤しながらのスタートでした。

――初めてのチャレンジで大変だったことは?

やる気のほうが勝っていたような気がします。

ただ、看護師としてフルタイムで働いていたので、一応「身バレ」しないようにサングラスをして、休日にコーデの写真を撮り溜めておくなどの工夫はしていました。

最初は見てくれる人も少ないし、フォロワーも少なかったけど、いつか増えるだろうっていう自信だけはなぜかあって(笑)。

そのうち「身長153cm」「アラフォー」というキーワードが響いたのか、少しずつフォロワーが増え、雑誌に掲載依頼が来たり、ブランドの低身長モデルや商品PRなどの依頼がDMに届くように。こういう収入の得方もあるんだなと視野が広がりましたね。

――フォロワーを増やすために工夫したことは?

あらゆる工夫をしていますが、一番大切なことはどういう方に見てほしいか、カテゴリーを決めること。私は「ファッション」をメインに投稿するよう心がけています。あわせて「年齢層」「体型」のタグ付けも重要。

そして「毎日決まった時間にアップすること」。

最初は、数日おきに投稿していましたが、「毎日楽しみにしています!」というコメントをきっかけに、毎日、決まった時間に更新するように。これでリピーターが増えました。

「アクセス状況の分析」もずっと欠かさず続けています。例えば、アクセスが少ない投稿があれば「何がいけなかったのかな?」と見直し、閲覧数が伸びている方のインスタを参考にしながら改善を加えたり。

でも、いちばん大切なのは「私らしいコーデと、こんな着方もできますよという提案を見せること」です。

私は背が高くはないし、62歳ですが年齢を意識したことはありません。とにかく洋服が好きで、トラッドスタイルを基本にいろんなスタイルを楽しみたい。時にはショーパンをはいたりもしてね。

何歳になってもおしゃれは楽しめる。年は関係ない!自分らしいカッコよさがある!というポジティブなメッセージが届いていて、そこに共感してもらえているんじゃないかなと思います。

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――58歳、定年直前で看護師からファッション関係に転身を決意した理由は?

人が好きで世話好きの私は看護師が「天職」と思っていたので、インスタをやりながらも、ずっと仕事は続けていたんです。だけど、あることがきっかけで...

HALMEK up編集部
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