シミ・しわ・変形...手指の悩み、丸ごと解消!#2
肌が衰えた「老け手」を改善!効果的な対策とは?
肌が衰えた「老け手」を改善!効果的な対策とは?
更新日:2024年07月20日
公開日:2023年07月02日
教えてくれたのは、富永喜代さん(とみなが・きよ)さん

富永ペインクリニック院長。医学博士。愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業、へバーデン結節外来を開設。オンライン診療もしている。 著書に『ヘバーデン結節は自分で治せる! 指先の激痛・腫れ・しびれ』(永岡書店刊)がある。
手のシミ・しわ・くすみを防ぐにはまず保湿!
「手のシミ、しわ、くすみ対策には、安価なものでもいいので保湿剤をケチらずに使うことが第一です。紫外線対策や血流アップのための体操も効果的です」と話すのは、富永ペインクリニック院長の富永喜代さん。
特に更年期以降の女性は、女性ホルモンの減少もしわの原因になるのだとか。女性ホルモンの有効成分が配合されたクリームをぬったり、マッサージや体操で血流アップも目指しましょう。

女性ホルモン有効成分「エストラジオール」配合のクリームに注目
女性ホルモンのエストロゲンの有効成分「エストラジオール」には、肌の弾力を保つコラーゲンや水分量を増やす働きがあり、減少すると手の乾燥、しわの原因にも。医師に相談し、エストラジオール配合のクリームをぬるのも手です。
マッサージをするとより効果的
手洗い後などに保湿する際、クリームを塗って手指のマッサージや体操をするのも効果的です。血流もよくなり、一石二鳥。
UVクリームや手袋でシミ対策をしっかりと
「今は自転車や車、バイクの運転などで紫外線対策として手袋をしている方をよく見掛けます。そんなふうに紫外線対策は毎日の積み重ね。手袋をしない場合、日焼け止めのクリームを数時間に1回ぬり直すなどを心掛けて。面倒に感じても一度シミができると、とるのはなかなか難しい。予防が大事です」(富永さん)

阿波踊り体操で手指の血流アップ!
阿波踊りの独特の動きは、肩から指先までの筋肉のこわばりをほぐし、ひじや脇の下の血流ポイントや、肩甲骨の深部の筋肉を刺激するため、手指の血流を促すのに効果的。腕をしっかりひねることを意識して楽しく行いましょう。
血流アップ!阿波踊り体操
1.両腕を直角に曲げ、手のひらを顔の方に向ける

ひじを落としたり、胸を広げたりしないように注意しましょう。
2.右手の手のひらを外側に向け、右斜め45度上に伸ばす

腕をしっかりひねって、肩甲骨まわりの深部の筋肉が刺激されていることを意識して。このとき、目線は上に上げた手の甲に。
3.左手の手のひらを外側に向け、左斜め45度上に伸ばす

たった1分でも体が温かくなり、手指まで血流がアップします。
2と3を約1分、リズミカルに繰り返しましょう。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
次回は、ヘバーデン結節の予防にも役立ち、手指の変形や痛みを改善する「10秒神経マッサージ」を紹介します。意外と多くの女性が悩んでいる手の「血管浮き」の対策も!
取材・文=野田有香(編集部) 撮影=中西裕人 ヘアメイク=榊美奈子 モデル=山名恵子 イラストレーション=清水利江子
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年11月号を再編集、掲載しています。
■シミ・しわ・変形...手指の悩み、丸ごと解消!■
【第1回】更年期以降に急増!手指の悩みは大きく2種類
【第2回】肌が衰えた「老け手」を改善!効果的な対策とは?
【第3回】手指の痛みや変形に効果的!10秒神経マッサージ
【第4回】手指の関節・血管の悩みをラクにする6つの生活習慣




