シミ・しわ・変形...手指の悩み、丸ごと解消#4
手指の関節・血管の悩みをラクにする6つの生活習慣
手指の関節・血管の悩みをラクにする6つの生活習慣
公開日:2023年07月02日
教えてくれたのは、富永喜代さん(とみなが・きよ)さん

富永ペインクリニック院長。医学博士。愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業、へバーデン結節外来を開設。オンライン診療もしている。著書に『ヘバーデン結節は自分で治せる! 指先の激痛・腫れ・しびれ』(永岡書店刊)がある。
手を休ませることも大事! 手指の関節・血管の悩みを改善する6つの習慣
習慣1:スマホはできるだけ片手だけで操作せず、負担をかけ過ぎない!

片手だけでスマホを持って片手で操作するのは、手指に大きな負担をかけます。特に、最も関節の弱い小指をスマホの下に添えるのはNG。両手で持って両手で操作するか、片手で持って両手で操作することを心掛けましょう。
習慣2:フライパンはあおらず、ピーラーを使うなど、手首や手指を大切 に!

料理の中でも、フライパンを使うことと、包丁で食材を切る動作は特に手指に負担がかかります。フライパンはあおらず、木べらなどで混ぜ合わせたり、包丁を使わずにピーラーを使ったり。市販のカット野菜を買うのもおすすめです。
習慣3:時には、浸けておくだけで食器汚れが落ちる洗剤を利用する

食器をぎゅっと持つ動作は手指に負担をかけ、痛みがある場合は悪化させる原因に。富永さんは、水に浸けておくだけで、ゴシゴシこすらず洗える洗剤「キュキュット つけおき粉末」(花王)を愛用。定期的に手を休めて、手を酷使する回数を減らせます。
習慣4:手指がこわばる人は、“朝ひじ湯”が効果的

へバーデン結節の方などは、朝、手指のこわばりが悪化する傾向が。そんなときは深めのバケツに30~40度のお湯を入れて、ひじまで腕を浸けましょう。温まったら、冷えを防ぐため、タオルで拭いて乾かし、保湿もしましょう。
習慣5:手指のしびれには、指先のあいている手首を覆う手袋を

気温が下がった日の朝に手指の痛みを感じる人が多いそう。手首の血管を温められる手首を覆う柔らかい素材の手袋をして寝るのがおすすめ。手指のしびれが劇的に改善します。感覚神経が発達する指先は覆わない方が寝やすく快適。
習慣6:カイロを肩甲骨の間に貼って血流をアップ

手指の冷えや痛みがつらいときは背中の肩甲骨の間にカイロを貼るのがおすすめ。心臓から出た大動脈が背中に向かって走っているポイントで全身が温まり、手指のしびれ、痛みにも効果的です。ここより上の首、肩に貼るのは、のぼせる危険があるのでNG。
全4回にわたって紹介してきた、手指の悩みを改善する対策。どれも簡単にできるものなので、無理のない範囲で実践して、健やかな手指を保ちましょう。
※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。
取材・文=野田有香(編集部) 撮影=中西裕人 ヘアメイク=榊美奈子 モデル=山名恵子 イラストレーション=清水利江子
※この記事は雑誌「ハルメク」2022年11月号を再編集、掲載しています。
■シミ・しわ・変形...手指の悩み、丸ごと解消!■
【第1回】更年期以降に急増!手指の悩みは大きく2種類
【第2回】肌が衰えた「老け手」を改善!効果的な対策とは?
【第3回】手指の痛みや変形に効果的!10秒神経マッサージ
【第4回】手指の関節・血管の悩みをラクにする6つの生活習慣




