早く始めるのが正解!血糖コントロール#4

簡単!こまこま運動と睡眠&歯のケアで高血糖を予防

公開日:2023.06.20

さまざまな不調や病気の原因となる「高血糖」を防ぐ血糖コントロール特集(全4回)の最終回です。高血糖の大敵「脂肪の蓄積」を防ぐ手軽な運動習慣と、高血糖リスクを下げる睡眠と歯のケアについて専門医に聞きました。

教えてくれたのは、河盛隆造さん(かわもり・りゅうぞう)さん

教えてくれたのは、河盛隆造さん(かわもり・りゅうぞう)さん

1943(昭和18)年、兵庫県生まれ。順天堂大学名誉教授、同大学大学院医学研究科・スポートロジーセンター センター長。医学博士。68年、大阪大学医学部卒業。専門は糖尿病、代謝内分泌学、動脈硬化学。監修書に『健康図解 最新版 今すぐできる! 血糖値を下げる40のルール』(学研プラス刊)などがある。

つらい運動は必要なし!何げない日常動作が脂肪を燃やす

脂肪の蓄積は高血糖の大敵。運動習慣をつけることが大事です。「激しい運動は必要なく、日常的に立って動く時間を増やすだけでも、エネルギー消費を増やせるという研究結果も出ています」と言うのは、順天堂大学名誉教授で、糖尿病治療の権威である河盛さん。

何げない日常動作が脂肪を燃やす
参考:Ravussin.E,A NEAT Way to Control Weight?-Science.2005;307:530-531

<肥満の人>
座っている時間:571分 
立ったり動いたりしている時間:373分(合計 約6.2時間)

<やせている人>
座っている時間:407分、
立ったり動いたりしている時間:526分(合計 約8.8時間)

アメリカの研究で、立って動いている時間が2時間長い人の方が、日常動作での消費エネルギーが350kcaL多く、やせているという結果が出ています。

簡単「こまこま運動」で活動量アップ!脂肪の蓄積を予防

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