- ハルメク365トップ
- 美と健康
- 健康
- 糖尿病だけじゃない!高血糖が引き起こす不調や病気
さまざまな不調や病気の原因となる「高血糖」を防ぐ血糖コントロール特集(全4回)の2回目です。高血糖が全身に及ぼす影響について専門医に聞きました。今現在、「血糖値は正常」という人も油断は大敵!糖尿病リスク度でぜひチェックして。
教えてくれたのは、河盛隆造さん(かわもり・りゅうぞう)さん
1943(昭和18)年、兵庫県生まれ。順天堂大学名誉教授、同大学大学院医学研究科・スポートロジーセンター センター長。医学博士。68年、大阪大学医学部卒業。専門は糖尿病、代謝内分泌学、動脈硬化学。監修書に『健康図解 最新版 今すぐできる! 血糖値を下げる40のルール』(学研プラス刊)などがある。
認知症との関連性も!高血糖は全身の不調や病気を引き起こします
「高血糖が怖いのは、自覚症状がないまま血管や神経などのダメージが蓄積していくこと」と話すのは、順天堂大学名誉教授で、糖尿病治療の権威である河盛さん。全身のさまざまな不調や病気と関係しているそうです。
高血糖が続き太い血管が傷つくと、動脈硬化が進み、心筋梗塞や脳卒中のリスクも上がります。血流の低下が足のしびれなどの神経障害につながることも。
最近では、高血糖と認知症の進行・重篤化との関連が指摘されています。高血糖だと唾液中のブドウ糖も増えて菌が繁殖し、歯周病にも影響が。さらには網膜症や腎障害にもつながります。
「インスリンは筋肉にブドウ糖を取り込ませ、筋肉量や筋力を保ちます。インスリンの分泌が低下すると筋力が落ち、筋萎縮の状態になりやすくなります。また糖尿病の患者は、脳でブドウ糖がうまく使われないなどの理由から脳機能が低下し、認知症を発症しやすいという調査結果もあります。その意味で高血糖は、高齢者の“寝たきり”リスクを上げる大きな要因と言えます」(河盛さん)
「血糖値は正常」という人も確認!糖尿病リスク度チェック
...
雑誌「ハルメク」
女性誌売り上げNo.1の生活実用情報誌。前向きに明るく生きるために、本当に価値ある情報をお届けします。健康、料理、おしゃれ、お金、著名人のインタビューなど幅広い情報が満載。人気連載の「きくち体操」「きものリフォーム」も。年間定期購読誌で、自宅に直接配送します。雑誌ハルメクサイトはこちら
-
スマホで医師に健康相談
24時間365日OK!30秒以内に医師・看護師・薬剤師などの医療チームがあなたの「健康相談」に応答してくれる♪ -
最高のワイナリーツアー♥
家族・友だちと!雰囲気バツグンの熟成庫見学・高価な貴腐ワインのテイスティングはいかが?お得なクーポンも! -
やばっ、冬の尿モレ
寒い冬、なぜ尿モレが増える…?3つの原因&4つの「効果的な尿モレ対策」を専門医に教えてもらいました! -
人生で1度は訪れたい場所
ミネラル豊富な美人の湯、最高のオーシャンビューなど、心もカラダも癒やされる魅力が盛りだくさん!人生で1度は訪れたい名所をcheck -
生前親に●●聞き忘れると
老親の契約や登録しているサービス、これらを子が把握していないと将来ムダな出費や面倒なトラブルに発展する可能性が!特に見落としがちなのは… -
60日で英語が話せる!
英語をマスターするのに「完璧」はいらない!初心者でも60日で英語が話せるようになる、驚きの3つのコツとは? -
おひとり様の備えはOK?
この先「おひとり様」になったら意外な落とし穴がいっぱい…。そんな不安に備える、おひとり様専用お助けサービスが誕生! -
体験談:50代やって正解
銀行は断然「紙の通帳」派!そんな「デジタル嫌い」の私が 銀行アプリを使ってみたら想像よりもはるかに便利すぎて… -
50代~お金の増やし方
将来を見据えて、50代から「まとまった資金の調達」が重要になります。どんな選択肢があるか、ご存知ですか? -
認知症リスクに40%も差
最近、驚きの研究結果が…!「犬を飼っている人」は「飼っていない人」に比べて認知症リスクが… -
今なら無料でお試し!
将来、自分の認知機能が低下するリスクがあるか、簡単に予測できるサービスが誕生。今なら無料で先行利用できます! -
自分に似合う「眼鏡」は?
見た目の印象が若返る♥「自分に似合う眼鏡」を知って、ワンランク上のおしゃれを!