カテキンとは?カテキンの量が最も多いお茶は何?
2021.05.272021年12月17日
お茶でコロナ禍の冬も元気に
コロナ禍のストレス&認知機能対策にお茶を!
長引くコロナ禍により、心に不調が出ている人が多いようです。変化した日常生活で、知らず知らずのうちに溜まったストレスによる不調におすすめなのが、緑茶や抹茶。コロナ禍のストレスや認知機能対策として、お茶を楽しみましょう!
長引くコロナ禍で心の不調を感じる人が増えている
新型コロナウイルス感染症の流行により、私たちの生活は一変しました。そして、コロナ禍が長引くにつれ、心の不調を訴える人が増えています。特に50歳以降の女性は、更年期で心身のバランスを崩しやすい時期なので、注意が必要です。
私たちの健康を保つために重要なのが「体内時計」です。毎日安定した生活リズムで行動しているときは、体内時計はスムーズに働き、心地よく過ごせます。
しかし、コロナ禍の今は外出自粛やテレワークにより生活リズムが崩れて体内時計も乱れがち。その結果として、心身にさまざまな悪影響が出てしまうのです。
中でも注意したいのが「コロナうつ」。ウイルス感染の不安、外出自粛によるストレス、経済的不安などの精神的負荷が増えた結果、抑うつ・憂うつ・不安感・恐怖感・焦りなど、自律神経失調症のような症状が出る人が多いようです。
実際、コロナ禍で体内リズムが崩れることで、自律神経失調症の患者さんが昨年の3倍ほどに増えているという研究データもあるそう。
冬は夏よりも昼夜の寒暖差が大きく、急激な気温変化で自律神経が乱れやすい時期。気温が低く血行が悪くなることも、自律神経の乱れにつながるため、注意が必要です。
コロナうつ&認知機能対策にお茶がおすすめ!
さらに、コロナ禍は外出して人と会う機会が減っているため、コミュニケーション不足による認知機能の低下も懸念されています。実際「ハルメクWEB」のアンケート調査の結果、約4割の人が認知機能低下を感じているという結果に。
「コロナうつ」や認知機能対策としておすすめなのが、緑茶や抹茶などのお茶を日常生活でこまめに飲むことです。お茶に含まれる茶カテキンは神経の炎症を抑え、テアニンにはリラックス効果があるため、自律神経の活動を抑制して脳神経系の活動を正常化してくれます。
また、テアニンや茶カテキンには、年齢とともに低下する認知機能のうち、注意力(注意を持続させて、一つの行動を続ける力)や判断力(判断の正確さや速さ、変化する状況に応じて適切に処理する力)の精度を高める機能があります。
最近では、さらにこうした効能に注目して、テアニンやカテキンの働きにより「認知機能の精度を高める」機能性表示食品のお茶も登場しています。ぜひ手軽にできる対策として、お茶のある生活を取り入れてみてはいかがでしょうか。
お茶はコミュニケーションツールにもおすすめ
家族や友人など、親しい人と会話を楽しむことや、誰かのため、自分のために、お茶を入れる一つ一つの行為を、楽しむことも、コロナうつや認知機能対策につながります。
食後の会話を楽しむ家族団らんにお茶が欠かせないことや、お出掛けした際に「ちょっとお茶しない?」とカフェでおしゃべりを楽しむことからもわかるように、お茶は人と人とをつなぐコミュニケーションツールでもあります。
対面での会話が難しいコロナ禍の今は「オンラインお茶会」を楽しむ人も多いようです。
そうした背景から、お茶のパイオニア・伊藤園では、季節のイベントにちなんだオンライン茶会や、コロナ禍の健康リスクとお茶の健康効果について、専門家がわかりやすく解説する「健康フォーラム」を開催しているそう。
気になる方はぜひチェックしてみてくださいね!
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取材協力:伊藤園