簡単10秒「指関節ほぐし」で手指を守る!ヘバーデン結節の痛み対策にも

簡単10秒「指関節ほぐし」で手指を守る!ヘバーデン結節の痛み対策にも

公開日:2025年12月10日

50代以上の女性に寄り添う
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手指のトラブルを予防し、ヘバーデン結節などの“今ある痛み”の改善にもおすすめなのが、1回10秒で場所も選ばずできる「指関節ほぐし」。そのやり方を専門家に聞きました。

教えてくれた人:高林孝光(たかばやし・たかみつ)さん

アスリートゴリラ 鍼灸接骨院院長
柔道整復師・鍼灸師。治療家として延べ10万人以上を施術。子どもや高齢者など幅広い年齢層や、多数のトップアスリートの運動機能向上・回復の実績を持つ。近著に『腱鞘炎は1分でよくなる! つらい痛みが消えていく最新セルフケア』(ワニブックス刊)などがある。アスリートゴリラ鍼灸接骨院

手指の痛みや不調には「腱の損傷」と「軟骨の摩耗」が関係している!

「手指をいたわる生活が大切」とはいえ、家事に趣味にと何かと酷使しがちなもの。だからこそ「毎日のケアが重要」と話すのは、柔道整復師・鍼灸師の高林孝光さんです。

「実は、へバーデン結節をはじめ多くの手指の痛みや不調には、『腱の損傷』と、それによる『軟骨の摩耗』が関係しています(下の解説図参照)。その予防に取り入れてほしいのが、『指関節ほぐし』です。

硬くなった腱や筋肉をストレッチしつつ、関節の間を広げることで、軟骨のこすれ合いを防ぎます。手の血流をよくする効果もあるので、手指のトラブルを予防するデイリーケアにはもちろん、へバーデン結節などの“今ある痛み”の改善にもおすすめです」

手指の痛みや不調には「腱の損傷」と「軟骨の摩耗」が関係している!

手指の関節は、腱や筋肉が支え合うことで正常に動かせます。手の使い過ぎなどで腱が損傷すると関節の支えが弱まり、骨同士のすき間が狭まります。結果、軟骨がこすれて破片(摩耗粉)が生じ、それが滑膜を通る神経に触れて炎症を引き起こします。

硬くなった筋肉や腱をのばし、関節の間を広げる「10秒指関節ほぐし」がおすすです。

まずは関節が広げられるかをセルフチェック!

(1)指の長さを比べる

まずは関節が広げられるかをセルフチェック!

関節が癒着していると指関節ほぐしの効果は見込めないため、まずは...

HALMEK up編集部
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