コツがわかればこれでいい!朝のスキンケア【時短編】
2023.11.302022年11月28日
カサカサ肌の原因や治し方は?外側・内側から乾燥対策
医師監修丨乾燥肌改善!正しいスキンケア方法と注意点
乾燥肌改善のためには、肌の状態や水分不足の原因を知り正しいスキンケアをすることが大切。基礎化粧品による保湿の他、汗をかく、腸内環境を整える、生活習慣や食生活を見直すなど、内側からのケアも有効です。医師監修のもと乾燥肌の治し方を解説します。
乾燥肌とは?どんな状態?
乾燥肌とは、皮膚の水分量と皮脂量が不足した状態のこと。肌の表面がカサついたり、ハリやツヤが失われた状態です。
乾燥という言葉から、肌の水分量不足をイメージする人が多いようです。しかし、水分量と比較しても年齢とともに著しく減少するのが皮脂量。20代の頃と比べてみると、50代の皮脂量は3分の2程度に落ち込みます。
潤いを閉じ込める役割を果たしている皮脂量が減ることで、肌の水分の減少を招きます。さらに、肌の乾燥によって、肌のバリア機能が低下し、肌トラブルの原因となることもあります。
乾燥は小ジワ・シミ・たるみの原因に
肌が乾燥すると、小ジワ・シミ・たるみなどの肌悩みの原因になります。
シワにはいくつか種類があり、皮膚の3層構造にしたがって、浅いシワから深いシワに向かって、①表皮ジワ(乾燥ジワ、ちりめんジワ)、②真皮ジワ1)小じわ(表情ジワ)、2)大ジワ(老化ジワ)、③皮下組織・筋膜ジワ(たるみジワ)に分類されます。肌の乾燥によってできるのが「乾燥ジワ」目尻や口元にできる浅くて細かいしわです。
顔の保湿不足や、間違ったスキンケアにより肌のキメが乱れることで、乾燥じわができやすくなります。水分が不足した角質層は容積がしぼむため、その部分が凹んでシワになります。乾燥ジワは早めに対処しなければ、より深い真皮ジワへ移行・進行してしまいます。
肌のバリア機能が低下すれば、シミができやすい状態になってしまうことも。また、乾燥すると、線維芽細胞(肌にハリや弾力をもたらすコラーゲンやエラスチンを生み出す細胞)にもダメージを与えてしまうため、たるみを引き起こす原因にもなるのです。
乾燥でかゆみが起こることも
乾燥する季節には、顔だけでなく、全身の乾燥に悩まされる人が増加します。ひどい乾燥は、かゆみを招くことも。これは、乾燥肌では、かゆみを感じる「知覚神経」が皮膚の内部から皮表近くまで伸びてきており、些細な刺激でもかゆみを感じる知覚過敏状態にあるからと考えられています。
顎まわりやフェイスラインが乾燥してかゆみがあるという場合は、クレンジングや洗顔でのメイク・汚れの洗い残し、保湿不足などが原因になっている可能性があります。一度、スキンケア方法を見直してみるといいかもしれません。
肌をかくと、ダメージを受けて乾燥しやすくなります。また、かけばかくほどかゆくなるという悪循環に陥ってしまう可能性もあるため、かかないように注意しながら乾燥肌のケアを行いましょう。
乾燥肌の原因
乾燥肌の原因は、いくつかあります。ここからは、肌が乾燥してしまう原因について、それぞれ詳しく解説していきます。
加齢
肌内部からの水分蒸発や、細菌や花粉、紫外線などの外部刺激から肌を守る働きを「バリア機能」といいます。
美肌のためにはバリア機能を維持することが大切ですが、20歳をピークにバリア機能に必要な成分の分泌は減少。肌の潤いを保つことが難しくなり、乾燥肌につながります。
皮脂量・水分量の減少
肌の水分量と皮脂量の減少も乾燥肌の原因です。水分と皮脂には肌の潤いを保つ働きがあるため、不足すると乾燥肌の原因となります。
セラミド・天然保湿因子の減少
セラミドは、肌に含まれる水分量に大きく影響する成分です。セラミドは角層細胞間脂質といわれているように、細胞と細胞の間にあり、肌全体を保湿する効果があります。
セラミドは加齢とともに減少します。また、角質細胞内に存在する水溶性のアミノ酸である天然保湿因子も重要な保湿成分ですが、加齢とともに減少します。
間違ったスキンケア
強い洗浄力のクレンジングや洗顔料で顔を洗うと、必要な皮脂まで洗い流してしまう可能性があります。また、肌の状態と保湿用のスキンケアの成分が合っていないケースも。自分の肌質を理解し、それに最適なスキンケア法を取り入れるべきです。
少なくとも、自分の肌質が、普通肌、乾燥肌、脂性肌あるいは混合肌(さらにバリア機能をも加味した細かい肌質分類もあります)のいずれに近いか、知っておくことは重要です。
肌をこするように洗ったり、洗顔後にタオルでゴシゴシ顔を拭いたりすることも、NGなケア。肌への摩擦によって角質層が傷つき、肌を乾燥から守るバリア機能が低下してしまいます。
紫外線などの外部刺激
空気の乾燥や紫外線、ホコリ、ダニなど外部刺激の蓄積は、肌の乾燥の原因となります。紫外線は乾燥だけではなく、シミやたるみまで引き起こしてしまうため、注意が必要です。これには、紫外線が皮膚表面で発症させる活性酸素の関連も大きいと考えられています。
ターンオーバーの乱れ
ターンオーバーが乱れると、肌の水分を保つ健康な角層の維持が難しくなり、乾燥につながります。
ターンオーバー(新陳代謝)とは、古い肌細胞から新しい肌細胞に生まれ変わること。健康な肌のターンオーバー周期は約28日ですが、この周期は加齢によってどんどん長くなっていきます。50代になると40~70日ほど、60代は45~90日ほどになるといわれており、ターンオーバーが乱れやすくなります。
角質が乾燥していると、皮膚は適切な保湿能を有する角質細胞を作ろうと、ターンオーバーの速度を速めます。それによってさらに未成熟な角質細胞が作られるという「ターンオーバーと乾燥角質の負のスパイラル」に陥ることになります。
生活習慣
睡眠不足、栄養不足、ストレス、過剰なダイエット、タバコやアルコールの過剰摂取、運動不足など、生活習慣や日常生活も肌の乾燥にかかわる部分です。肌のターンオーバーは睡眠不足やストレスによっても滞ります。どんなに高いスキンケアを意識しても、インナーケアである生活習慣が乱れていれば元も子もありません。
また、潤いある健康な肌にはタンパク質やビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、必須脂肪酸(オメガ3など)等の栄養素が欠かせません。食生活の乱れも、乾燥肌を招く原因になります。
カサカサ乾燥肌に!8つの対策・改善方法
ここからは、カサカサになってしまった乾燥肌の改善方法や、対策をご紹介します。乾燥肌の治し方が知りたいという人は、ぜひチェックしてみてください。
1:正しいスキンケアを行う
間違ったスキンケアは肌のバリア機能の低下を招き、乾燥肌などの肌トラブルにつながります。熱過ぎるお湯で顔を洗う、ゴシゴシと肌をこするなどは、間違ったスキンケア方法です。
正しいスキンケアの方法や手順については、この後でご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
2:基礎化粧品でのスキンケアにクリームをプラス
乾燥肌の改善のため、化粧水、美容液、乳液というステップのスキンケアに、クリームをプラスしましょう。クリームは乳液以上に油分が豊富に含まれています。
化粧水や美容液で肌にしっかりと水分補給(保湿:モイスチャー)を行った後は、クリームでフタをして肌内部の水分が蒸発しないように閉じ込めます(保護:エモリエント)。こすらないよう、すり込むのではなく優しくなじませていきましょう。
3:汗をかく
汗には豊富な保湿成分が入っています。汗に含まれる尿素・乳酸・乳酸カリウム・乳酸ナトリウムなどの天然保湿因子は、肌を乾燥から守ってくれるのです。また、汗は皮脂と混ざりあって皮膚の表面を保護する皮脂膜を形成する重要な保護成分です。
汗にも種類があり、皮膚の水分量を維持する役割を持つのが、安静時に見られる「基礎発汗」。基礎発汗を増やすためには、普段から汗をかくことを意識するのがおすすめです。
湯船に浸かる、運動をする、温かいものやからいものを食べると、汗をかきやすくなります。ただし、普段からあまり汗をかく習慣のない人が急に激しい運動などを行うと、体調を崩してしまう可能性があります。無理をせず、少しずつ始めましょう。
4:正しい方法で入浴する
熱いお湯は、肌から水分を奪ってしまうことにつながります。乾燥肌の人は、36〜38℃くらいのぬるめの温度にしてから入浴しましょう。水溶性のアミノ酸である保湿成分が流れ出るので、いわゆる「長風呂」や長時間の半身浴も控えめにしましょう。物足りなさを感じるときは、温感入浴剤や炭酸入浴剤などを使うのもおすすめです。
5:腸内環境を整える
腸内環境も、肌の状態に影響しています。腸内で悪玉菌が増加し過ぎると有害物質が作り出され、それが腸管内で吸収されて全身へ広がると、肌の弾力やハリ低下、くすみ、肌荒れ、吹き出物などの肌トラブルにつながります。
ヨーグルトや味噌、納豆、酢などの発酵食品を積極的に摂取しましょう。また、水分の摂取も忘れずに。水分は1日に1.5〜2Lほどの摂取が必要といわれています。
乾燥しがちで体質改善をしたい、肌を強くしたいと考えている人は、スキンケアだけではなく食べ物や飲み物など体の内側からのケア(インナーケア)もしっかり行うのがおすすめです。
6:室内は湿度60%に保つ
室内の湿度が50%以下になると、肌が乾燥しがちになります。寒い冬の季節は特に、エアコンやヒーターなどの暖房器具で乾燥が起こりがち。加湿器を使う、濡れたタオルを干すなどの工夫をして、湿度を60%ほどに保ちましょう。また、汗や肌の水分を過剰に吸収する肌着の着用により、乾燥やかゆみを生じることがあるので、肌トラブルや乾燥を感じた場合は肌着素材を見直してみて下さい。
7:日常生活の改善
肌の状態を良い状態に導くためには、外側からの保湿に加え、体の内側からのアプローチも大切。大切なのは以下の3つです。
- こまめな水分補給
- バランスのよい食事
- 質の良い睡眠
規則正しい生活は、健やかな肌のエッセンスとなるようです。ビタミンA、ビタミンB、ビタミンCなどの皮膚を強くする栄養素を積極的に摂取しましょう。ほうれん草やブロッコリーなどの緑黄色野菜に豊富に含まれています。また、活性酸素の除去作用のある、ビタミンE、リコピン、カロテノイドなども意識して積極的に摂取すると良いでしょう。
8:美容皮膚科での乾燥肌改善治療
なかなか治らない乾燥肌の悩みがある人は、美容皮膚科で治療を受けることもできます。
有効成分を肌へ浸透させるイオン導入、肌内部の細胞に働きかけるリジュラン注射、コラーゲン再生を促すレーザー光治療器を使った治療、ケミカルピーリングによって肌のターンオーバーを促すケミカルピーリング、乾燥肌に合ったドクターズコスメを使ったホームケアなど、施術内容はさまざま。
サプリメント導入や美肌・乾燥対策の注射などを行っている、インナービューティー重視の美容皮膚科もあります。肌質や肌の状態によっても最適な治療法は変わってくるため、気になる人はまずクリニックに相談してみるといいでしょう。
乾燥肌の改善・予防のためのスキンケア手順
乾燥肌の改善を目指す人のための保湿方法の基本もチェックしておきましょう。正しい方法で洗顔をした後は、スキンケアで肌に水分補給をしてあげることが大切です。
洗顔
スキンケアの最初のステップは洗顔。まず、洗顔のポイントをご紹介します。
いくら乾燥肌でも、日々の洗顔を欠かすことはできませんが、雑な洗顔、過剰な洗顔は、肌の乾燥につながりますから注意が必要です。乾燥肌の洗顔のポイントは以下の5つ。
- 洗顔料は弱酸性・保湿成分入りのものをセレクト
洗顔料は肌と同じ弱酸性のものや、保湿成分の入ったものを選ぶとよいでしょう。この時、自分の肌質との相性を重視しましょう。肌がつっぱらないか、洗浄力はどうか、刺激はないか・・などがチェックポイントです。 - よく泡立てて洗う
肌のダメージを最小限にするために大切なのが「泡洗顔」。泡洗顔のよさは、キメの細かい泡が毛穴まで入り込み、汚れを包みこんで落とすことにあります。また、泡がクッションになるので肌への摩擦と負担が少ないというメリットも。乾燥肌の場合には、手の平で滑らすようにやさしく手早く洗うのがポイントです。泡を作るのが苦手なら、「泡立てネット」を使用すれば、ふわふわの泡が簡単に作れます。 - すすぎは念入りに
すすぎは十分に行ってください。洗う時間を1とするなら、すすぎはその2倍の時間をかけるのが鉄則です。生え際、あご下、フェイスライン(Uライン)はすすぎ残しやすいので、洗い残しがないか十分チェックしましょう。少し冷たいと感じるぬるま湯で洗い流すこと。熱いお湯は皮膚の乾燥を助長します。 - タオルオフはやさしく
やさしく洗っても、その後にタオルでゴシゴシこすってしまっては台無し。洗顔で汚れや過剰な皮脂を取り除いた素肌は、守るものがないので摩擦などの刺激に弱くなっています。タオルで顔を包んで、水分を含ませるように、やさしく抑えるように拭いてください。 - 乾燥していたら朝はぬるま湯洗顔に
朝の洗顔は、寝ている間についた汚れや余分な皮脂、夜につけた化粧品の残りを洗い流すために行います。朝起きて、肌が乾いていると感じるなら、ぬるま湯で洗うだけでいいでしょう。ぬるま湯で洗ってみてベタつきを感じるようであれば洗顔料を使います。
化粧水
化粧水は、水分保持能が低い日本人の肌では保湿成分(セラミド、ヒアルロン酸など)がしっかり配合されたタイプを。冬の乾燥した肌に保湿成分を浸透させるには、さらっとした“シャバシャバ”系のものがオススメです。
“トロっと”した質感のものは、しっとりした仕上がりのように感じられますが、浸透しにくいというデメリットも。シャバシャバ系かトロミ系かは、使用してみて、自分の肌質に合っていると感じるテクスチャーの好みで選んでよいでしょう。
美容液
念入りに乾燥肌のケアをしたい人は、美容液を使うのもおすすめです。美容液は「ハリ・弾力」「美白」「目元専用アイクリーム」「毛穴ケア」など肌悩みに合わせてさまざまな種類があります。美容液は使用量が少ないと効果が発揮できないので、ケチらずたっぷりと使用しましょう。
乾燥肌を改善したいのであれば、セラミド、コラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分が含まれた美容液がおすすめです。特にセラミドには角質の細胞同士を結びつける働きがあり、水分と油分をしっかりと挟み込んで逃がさずキープする働きがあるのでおすすめです。低湿度の冬でも水分をしっかりと保持してくれます。
乳液
乳液の目的は、肌の潤いを保ちつつ、フタをして乾燥を防ぐこと。保湿を強化しながら、肌のバリア機能のアップや、肌を柔軟に保つ働きがあります。普通肌や脂性肌で、さっぱりと仕上げたい人には乳液が向いているでしょう。
乳液をつけるときには直接顔にのせず、一度手に取って手のひらを重ねて、温めてから塗布していきましょう。両手で顔を包み込むようにハンドプレスします。こうすることで、肌への浸透が高まります。乾燥が気になる目元・口元などには重ね塗りをすると、よりしっとり。
また、朝と夜につける乳液のタイプを使い分けるといいでしょう。肌に水分が必要な睡眠前には保湿効果の高い乳液を、朝のメイク前にはUV効果があるタイプの乳液を選ぶなどの工夫も効果的です。
クリーム
クリームの目的は、肌から水分と保湿成分が出てしまうのを防ぐこと。乾燥肌や年齢を重ねた人にはクリームが向いているでしょう。
保湿だけでなく「+美白」(美白系:アルブチン、コウジ酸、トラネキサム酸など配合)「+ハリ・弾力」(アンチエイジング系:レチノール、ビタミンC、コラーゲンなど配合)など、さまざまな機能がついているものが多いので、肌悩みに合わせて選びます。
少量をすり込むのは肌へ刺激や負担になるのでNG。使う量が少ないと化粧品の効果が発揮できないだけでなく、塗布するときに肌を摩擦して刺激になることも。
乾燥肌は全身のボディケアもしっかり!
乾燥肌の人は、顔だけではなく体も乾燥しやすいことがあるようです。体の乾燥を感じる場合は、ボディソープは肌の皮脂を取り過ぎず、乾燥させないタイプのものを選び、ゴシゴシ洗い過ぎ・こすり過ぎないように注意を。
入浴後は肌から水分が蒸発していきます。お風呂から上がったら、すぐに保湿成分のあるクリームやボディオイルを塗ることで、ふっくらとした肌になります。
顔と同じように、体全身の乾燥もしっかりケアしてあげましょう。
乾燥肌を改善するスキンケアの注意点
洗顔のときは、時間をかけ過ぎないよう注意しましょう。顔に泡がついている時間が長過ぎると、肌に必要な水分や油分が奪われてしまいます。汚れを落としたら、すぐにぬるま湯で洗い流しましょう。
また、基礎化粧品を使ったスキンケアのときも、肌にできるだけ刺激を与えないことが大切。
ひどい乾燥肌は、バリア機能が低下しているため、ちょっとした刺激でもダメージを受けやすくなっています。刺激が加わると、乾燥の悪化、かゆみ、赤み、湿疹などの肌トラブルを引き起こしてしまう可能性も。刺激の強い成分の基礎化粧品は避けましょう。
正しいスキンケア方法で乾燥肌を改善!
以上、今回は、乾燥肌の対策についてご紹介しました。潤いのある肌は、若々しい印象を与えます。「潤いは七難を隠す」と言っても過言ではありません。
乾燥肌の改善のためには、乾燥を引き起こしている原因を知り、正しいスキンケアを行うことが大切です。それに加え、食生活や生活習慣の見直しもしていくことで、より効果的なケアができるでしょう。
年齢とともに乾燥しやすくなる肌の状態や肌質に合わせ、日々のスキンケアのアイテム選びや、ケア方法を少しだけ見直してみてはいかがでしょうか。
監修者プロフィール:豊田雅彦さん
とよだ・まさひこ 医学博士。皮膚科専門医(日本皮膚科学会認定)。アレルギー専門医(日本アレルギー学会認定)。
うるおい皮ふ科クリニック院長。富山医科薬科大学(現在は富山大学)医学部卒業、1994年から2年半、米国ボストン大学医学皮膚科学教室に留学し、皮膚老化や神経などの研究を行う。2002年と2004年の国際皮膚科学会で、それぞれ臨床部門と研究部門の最優秀賞を単独受賞する。現在までに2000以上の医学論文・医学専門書を執筆。
また、国内外で、最も多い年で年250回以上の講演会・学会発表・保健所指導を行う。
2005年、千葉県松戸市に、うるおい皮ふ科クリニック(皮膚科・美容皮膚科・漢方皮膚科・アレルギー科・形成外科)を開業。
■もっと知りたい■