知らないと損!美容の豆知識#32

アイメイクの崩れ、どう対処する?美しい仕上がりを保つ秘訣とは

アイメイクの崩れ、どう対処する?美しい仕上がりを保つ秘訣とは

更新日:2025年09月11日

公開日:2025年07月22日

アイメイクの崩れ、どう対処する?美しい仕上がりを保つ秘訣とは

下まぶたにアイラインが移ってしまう、まぶたのアイシャドウが乾燥して崩れる、だけど「崩れにくいコスメ」はメイク落としが大変な気がしてハードルが高い…。そんなお悩みを持つ大人世代の方に向け、美しい仕上がりを保つ秘訣を詳しく解説します。

ドライアイ?肌の乾燥?アイメイクがとにかく崩れる…

ドライアイ?肌の乾燥?アイメイクがとにかく崩れる…
マハロ / PIXTA

「さっきメイクをしたばかりなのに、もう目元が乾燥してアイシャドウが汚く見える!」
「夕方にはアイラインも消え、目の下にはアイラインが落ちてクマのように見えてしまう……」

このようなアイメイクのお悩みを持つ方は、非常に多いです。特に40代〜50代の大人世代は乾燥崩れが特に気になるようです。

まぶたはとても乾燥しやすくデリケートな部分。だけど、せっかくきれいにメイクをした日はできるだけ長時間美しい状態を保ちたいですよね。では、どのような工夫をすればいいのでしょうか。ポイントは、

  1. クリームタイプのアイシャドウを使用する
  2. 目の下のベタつきは厳禁!パウダーの量に気を付ける
  3. 目元クレンジングからのスキンケアを日々心掛ける

の3つです。ぜひ今日から、明日からのメイクで実践してみてください。

クリームタイプのアイシャドウは難しそう、ハードルが高い、と思われがちですが、実はパウダーアイシャドウよりメリットがたくさんあるのです。使い方のポイントさえ押さえれば、パウダーアイシャドウより美しい仕上がりが叶います。

また、落ちにくいアイラインやマスカラを使用しても目の下に落ちてしまう方は、目の下がベタベタしている可能性があります。乾燥が気になるからフェイスパウダーは塗らない!という方も、崩れを防ぐために適切な量をなじませましょう。

アイメイクが崩れる原因は、アイメイクアイテムだけでなくスキンケアやベースメイクアイテムが原因であることも多いです。「私、普段からこれやっちゃってるかも……」というNGポイントがあれば、今一度見直してみましょう。

クリームアイシャドウの使い方と選び方、フェイスパウダーをなじませる際のポイントは、記事後半で詳しくご紹介します!

時間が経っても美人見えが叶う!大人の崩れにくいアイメイクテクニック

1.ハードルが低い固形タイプのクリームアイシャドウから揃えてみる

1.ハードルが低い固形タイプのクリームアイシャドウから揃えてみる
rachel / PIXTA(ピクスタ)

クリームアイシャドウには種類があります。ペースト状になったぷにぷにとした質感のアイシャドウや、チューブタイプ、スティックタイプのアイシャドウなど。また、クリームではありませんが、リキッドタイプのアイシャドウも乾燥崩れを防ぐことができるアイシャドウとして広く知られています。

たくさんの種類のアイシャドウがありますが、チューブタイプやリキッドタイプのアイシャドウは保湿成分が配合されたものが多い反面、伸び広がりがいい分均一に広げにくく、ムラになってしまったりズルズル広がりすぎて目幅からはみ出したりすることも。これが難しく感じる原因になるので、クリームアイシャドウ初心者さんは「固形タイプのクリームアイシャドウ」を選びましょう。

形状はパウダータイプのアイシャドウと変わりませんが、触れるとクリームのようになめらかです。こちらを使う際は「指」で塗っていきましょう。まずは中指に少量取り、量を手の甲で調節します。

そのまま指でポンポンとスタンプを押すように少しずつなじませます。引きずるとまぶたに負担がかかりますし、ファンデーションがはがれてしまうので注意が必要です。

固形タイプのクリームアイシャドウは、肌になじませるとサラッとした質感に変化するものが多いので、ベタつきは感じにくく、だけど乾燥したまぶたにもピタッと密着し、時間が経っても色濁りしづらく、きれいな状態を保ちやすいです。

たくさんのメリットがあるので、ぜひ好みの色のクリームアイシャドウを探してみてくださいね!

2.アイシャドウブラシで目の下キワにフェイスパウダーをなじませる

2.アイシャドウブラシで目の下キワにフェイスパウダーをなじませる
cba / PIXTA(ピクスタ)

まぶたが乾燥する方は、お顔全体が乾燥する方も多いです。なので、「フェイスパウダーは塗らない」という方もいらっしゃるかと思いますが、フェイスパウダーはメイク崩れを防ぐために欠かせないアイテム!パフで付けるとパウダーが過剰についてしまい乾燥しやすくなりますが、フェイスブラシであれば最低限の量がつくので、ブラシ使いで適切な量をなじませましょう。

特に乾燥しやすい目まわりは、「アイシャドウブラシ」を使い、「涙袋ゾーン」に細くパウダーを入れるのがポイントです。ここがベタベタしたままだと油分が配合されているアイラインやマスカラは下まぶたに移ってしまい、パンダ目の原因となるので、アイラインやマスカラが移ってしまう部分だけに必要最低限、なじませましょう。そうすれば、小じわにファンデーションが入り込んでも目立ちにくいですよ。

3.「マスカラリムーバー」を使って素早く一気にアイメイクをオフ!

3.「マスカラリムーバー」を使って素早く一気にアイメイクをオフ!

アイメイクの美しさは、スキンケアから始まります。スキンケアと聞くと、美容液やアイクリームなどを思い浮かべると思いますが、「クレンジング」が実は最も重要になってきます。

というのも、アイライナーやマスカラは他のアイテムと比べてとても落としにくく、ウォータープルーフであればさらに落ちにくく残りやすくなります。

アイメイクアイテムが肌に残ってしまうと、まぶたが茶色くくすむ原因にもなりますし、まつ毛も抜けやすくなります。しかし、しっかり落とさなきゃ!と洗浄力の強いクレンジング料でゴシゴシ擦りながら落とすと、今度はさらに乾燥を招き、普段のアイメイクの仕上がりにも影響が出ます。

しっかり保湿してるのにまぶたが乾燥するという方は、クレンジングを見直してみましょう。

筆者のおすすめは「マスカラリムーバー」を使うこと。こちらをまつ毛に満遍なく塗布し、数秒置いてから全顔用クレンジングを全体になじませ、優しく洗い流します。

まつ毛になじませた後すぐに拭き取ってマスカラだけ落とすという方が多いですが、全顔クレンジングの際に、マスカラリムーバーをアイメイク全体についでになじませると、力を入れずともするんときれいに素早く落とすことができますよ。

ウォータープルーフの落としにくいアイテムを簡単にするっと落とすことができるので、まだマスカラリムーバー持ってなかった!という方は、すぐにでも手に入れてくださいね!

いかがでしたか? 幅広くアイテムを取り入れることで、時間が経過した後のメイクの仕上がりに驚くほど差がでることがあります。

アイメイクの美しさは普段のスキンケアでも大きく左右されます。アイメイクアイテムだけでなく、スキンケアアイテムにもこだわってみてくださいね!

写真・文:SAKI(メイク講師・美容ライター)

 

HALMEK up編集部
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