即効性の高い顔マッサージでセルフで簡単輪郭スッキリ

小顔マッサージで顔痩せ!効果アップのコツ&注意点も

公開日:2021.04.10

更新日:2022.11.15

小顔マッサージをすれば、セルフで簡単に小顔を目指すことができますよ。むくみやたるみなど、フェイスラインのもたつきや顔が大きく見える原因を解消して顔を小さくしましょう! 続けることで顔痩せ効果も期待できます。効果アップのコツ&注意点も紹介。

小顔マッサージのやり方を紹介!

小顔マッサージのやり方

「小顔になりたい」「フェイスラインをスッキリさせたい」「顔痩せしたい!」「顔のお肉を落としたい」そんなときにおすすめなのが、小顔マッサージです。

ここからは、小顔マッサージのやり方をご紹介します。簡単にできるものばかりなので、ぜひ実践してみてください。

即効・簡単!むくみスッキリ「基本の小顔リンパマッサージ」

まずは、基本の小顔リンパマッサージをご紹介します。リンパが集まっている耳の前や耳の下、こめかみ、鎖骨周辺を刺激して、むくみを解消しましょう。

リンパマッサージでリンパの流れをよくしておくと、この後で紹介するマッサージの効果アップにもつながります。

  1. 両手を顎の先端に添え、耳の前に向かって10回さする
  2. 唇の両端から耳の前に向かって10回さする
  3. 人差し指と中指を使い、小鼻の横→頬骨の下→耳の下の順番で10回さする
  4. 人差し指と中指を使い、目頭の下→こめかみの順番で5回さする
  5. 人差し指と中指を使い、目頭の上→まぶた→こめかみの順番で5回さする
  6. 両手を額に乗せて、こめかみまで10回さする
  7. 両手を使ってこめかみ→耳の前→耳の下→鎖骨の順番で10回さする

フェイスラインをシャープに「顎関節マッサージ」

続いて、輪郭の印象を大きく左右するあごまわりのマッサージです。フェイスラインをシャープにする効果があるため、顔のむくみが気になるときに行いましょう。朝晩のリラックスタイムに、ぜひ実践してみてください。

  1. 顎関節に人差し指と中指を当てる
  2. 前から後ろへ小さな円を描くイメージで、気持ちいいと感じる程度の強さで30回マッサージする

顎関節を刺激すると、筋肉の緊張が和らぎます。フェイスラインのリンパの流れも良くなるので、顔がスッキリと小さくなったように感じることができるでしょう。

頬のたるみにアプローチ「頬の小顔マッサージ」

むくんでたるみやすい頬まわりもマッサージで引き上げてスッキリと。年齢とともに気になってくるほうれい線にもアプローチできます。

  1. 両手を顎の先端に置き、目尻に向かって10回さする
  2. 人差し指と中指を使い、小鼻の横→頬骨の下→耳の前の順番で優しく押す
  3. 両手を使って、頬の下から上に優しく叩いていく
  4. 人差し指・中指・薬指の3本を使い、耳の前のへこみを優しく揉んで、鎖骨までさする。これを10回繰り返す

むくみやリフトアップに効く「ツボ押しマッサージ」

小顔に効果的なツボを押すマッサージも、どこでも簡単にできておすすめです。むくみやリフトアップ効果の他にも、さまざまな効果が期待できますよ。

以下で、小顔に効果的なツボをご紹介します。

  • 頬車(きょうしゃ)
    耳の付け根と下顎のエラの角の間にあるツボで、頬のたるみリフトアップやむくみに効く
  • 攅竹(さんちく)
    眉毛の内側の凹んだところにあるツボ。目のむくみ解消、眼精疲労に効果がある
  • 百会(ひゃくえ)
    顔の中心と左右の耳の先を頭の上で結んだ線が交差する部分にあるツボ。顔の血流をよくし、デトックス効果も期待できる
  • 迎香(げいこう)
    小鼻の外側の真ん中周辺にあるツボ。むくみ解消効果の他、吹き出物を改善する効果も期待できる

顔の血行を促進「耳回しマッサージ」

耳回しマッサージでは、顔の血行をよくすることができます。こちらのマッサージもどんなときでも簡単にできるので、ぜひ気づいたときにやってみてください。

  1. 人差し指と中指で耳を挟み、前に5回、後ろに5回、回す
  2. 手のひらを耳の下に添えて、首筋から鎖骨にかけて手を滑らせ、リンパを流す

顔の横幅引き締め「ヘッドマッサージ」

前頭部は前頭筋(おでこの筋肉)につながっているため、ヘッドマッサージは顔の引き締めにもつながります。いつでも簡単にできるので、肩こりや首こりが気になるときにもおすすめです。

  1. 両手を大きく開き、頭を掴む
  2. 指の腹で圧力を掛け、頭皮を動かす。爪は立てず、指を固定してマッサージするのがコツ

頬骨が広がって見えるときは、後頭部をマッサージすると顔の横幅をきゅっと引き締めることができます。また、ブラッシングにもマッサージ効果があります。頭皮を傷つけにくいブラシなどを使って1か所につき10回ずつブラッシングしましょう。

顔が大きく見えてしまう原因は?

顔が大きく見えてしまう原因

ここからは、顔が大きく見える原因をチェックしていきましょう。

一人一人骨格は異なり、顔の大きさも異なります。そして、その日のコンディションによって本来の顔のサイズよりも、大きく見えてしまうこともあります。

考えられる原因は大きく分けて4つあります。

原因1:むくみ

むくみは、顔が大きく見える一因です。むくみの原因にはいくつかありますが、そのうちの一つが、塩分の取り過ぎです。塩分を過剰摂取すると、体内のナトリウムイオン濃度が高くなり、その濃度を元に戻そうとして体は水分を蓄えようと働きます。結果、喉が渇く感じがしたり、余分な水分が排出されにくくなったりして、むくみやすくなるのです。

外食や市販されている惣菜、スナック菓子には塩分が多く含まれています。これらはなるべく控えめにして、自宅での調理でも塩分を少なめにすることを心掛けましょう。

原因2:たるみ

たるみが起こると、フェイスラインが崩れることで、顔が大きく見えてしまいます。

顔を構成する表情筋をよく使っていれば、顔の筋肉は自然に鍛えられ、引き締まります。しかし、普段からあまり表情を変える機会が少ないと、表情筋が衰えてしまうことに。

原因3:猫背や体のゆがみ

猫背などの悪い姿勢や体のゆがみは、血流やリンパの流れを悪くしてしまいます。そうしてうまく水分が排出されなくなると、むくみにつながってしまうのです。

また、食事のときいつも片側だけで噛む、脚を組む、頬杖をつくなどの癖も要注意。体の左右のバランスが崩れてしまい、ゆがみが起こると大きな顔につながることがあります。

原因4:冷たい飲み物・食べ物をよく取る生活習慣

冷たい飲み物や食べ物は、体を内側から冷やしてしまいます。冷えによって血流やリンパの流れが悪くなると、むくみにつながってしまうことも。

夏場は暑さからついつい冷たい物ばかりを摂取してしまいがちですが、体の冷えを引き起こすため注意しましょう。水分の取り過ぎも、むくみにつながります。

小顔マッサージの効果をアップさせるコツ

小顔マッサージの効果をアップさせるコツ

小顔マッサージは、いくつかのコツを押さえることで効果アップが期待できます。顔のマッサージを行うときは、ぜひこれからご紹介する内容を参考にしてみてください。

入浴後、手や体が温かい状態で行う

リンパマッサージは血行がいい状態で行う方が効果が出やすいため、お風呂に入った後など、手や体が温かいときに行いましょう。

温かいお湯にゆっくりと浸かればたまった疲れも取れるので、一石二鳥ですよ。

頭・首・肩などのコリもほぐす

顔まわりだけではなく、頭や首、肩などもマッサージすると、小顔マッサージの効果をより実感しやすくなります。

筋肉はつながっているので、一部分が凝って硬くなっていると老廃物が滞り、むくみやくすみの原因になってしまうことも。顔のマッサージのついでに頭や首、肩のマッサージもして、ケアをしましょう。

蒸しタオルを使って血行アップ

小顔マッサージはできれば入浴中や入浴後に行うのがおすすめですが、朝の忙しい時間はゆったりお風呂に浸かるのは難しいですよね。

むくみが気になる朝のおすすめアイテムが「蒸しタオル」です。特別な物を用意する必要はなく、軽く絞ったタオルを電子レンジで1~2分ほど温めるだけでOK。

タオルの温度が適温であることを確認したら顔に乗せて、じんわりお肌を温めると、血流の巡りがアップ。とっても気持ちがいいので、リラックス効果も期待できますよ。

小顔マッサージの注意点

小顔マッサージの注意点

小顔のポイントは「血流」と「リンパ」です。リンパや血流をよくして、本来のシルエットを取り戻すためにはマッサージが効果的ですが、注意も必要です。

小顔のマッサージの注意点は以下の5つです。

オイルやクリームを使って摩擦を避ける

肌の摩擦を避けるために、マッサージオイルやクリームをつけて行います。何もつけずに行ってしまうと、摩擦が生じて皮膚に負担がかかってしまうので、すべりをよくしてから、行います。

長時間やり過ぎない

一度に長い時間マッサージをやり過ぎると、肌に負担をかけてしまいます。小顔マッサージを行う回数は、多くても朝昼晩の1日3回ほどにしましょう。また、1回あたりの時間も3分ほどに留めるといいですよ。

力を入れ過ぎない

顔のマッサージは、力を入れ過ぎないように注意しながら行いましょう。早く効果を出したいからといって強い力でマッサージしてしまうと、顔の筋肉に刺激を与え過ぎてしまうことも考えられます。

気持ちいいと感じるほどの強さで行うようにすれば、小顔効果だけでなくリラックス効果も期待できます。

食後すぐやお酒を飲んだ後は控える

食事や、お酒を飲んだ後はマッサージを行わないようにしましょう。食事の直後は、消化のために胃腸に血液が集中しますが、ここでマッサージを行うと、消化不良につながる可能性があります。

また、お酒を飲んだ後のマッサージは酔いがまわりやすくなり、危険と考えられているため、避けてください。

体調不良のときは避ける

熱があるとき、風邪をひいているときなど、体調不良のときは、顔のマッサージはしないようにしましょう。血行が良くなることで、症状が悪化してしまう可能性が考えられます。

顔のマッサージは体調がいいときに、リラックスして行いましょう。

日常生活に取り入れたい小顔習慣

日常生活に取り入れたい小顔習慣

小顔マッサージと合わせて、日常に取り入れたい小顔習慣をご紹介します。

表情筋を動かす

表情豊かに過ごすことは、表情筋を動かすことにつながります。表情筋の衰えによってたるみが出ると、顔が大きく見える、フェイスラインがもたつくなどの原因に。

よく笑うようにすると、表情筋が鍛えられ、表情も明るく若々しくなります。

正しい姿勢を意識して過ごす

猫背などの悪い姿勢は、フェイスラインの崩れを引き起こす原因になります。また、姿勢が悪くなると脂肪もつきやすくなってしまうため、正しい姿勢を意識して過ごしましょう。姿勢がいいとそれだけで凛とした佇まいになります。

左右両方の歯で均等によく噛んで食べる

食事のときは、食べ物をよく噛むことを意識しましょう。表情筋や口輪筋が鍛えられ、満腹感も得やすくなり、食べ過ぎ防止につながります。

また、食事のときは左右両方の歯で均等に噛むことが大切。片側ばかりで噛んでいると顔の歪みの原因になってしまうため、左右でバランスよく噛みましょう。

カリウムを含む食品を取る

塩分を取りすぎるとむくみが起き、顔が大きく見えてしまう原因になります。カリウムには塩分を体外に排出する効果があるため、むくみ解消・予防に効果的です。

カリウムはメロンやバナナ、キャベツ、白菜、ナス、かぼちゃ、芋類、ひじきなどに含まれています。

小顔マッサージのQ&A

小顔マッサージのQ&A

ここからは、小顔マッサージをするときに気になる疑問について解説します。

小顔ローラーや美顔器は効果ある?

小顔ローラーや美顔器は、正しく使えば小顔効果を期待することができます。ただし、刺激を与え過ぎるとシミや肌荒れの原因になることもあるため、やり過ぎには注意しましょう。

小顔マッサージの効果を実感できるのはいつから?

小顔マッサージの効果は、1週間〜1か月ほどで実感できるようになる人が多いようです。マッサージには、むくみが取れて目がぱっちりと大きくなる、フェイスラインがスッキリするなどの効果があるため、普段からむくみがちな人ほど大きな効果を実感しやすいでしょう。

塩分やアルコールの取り過ぎを控えるなど、生活習慣にも気をつけるとより早く効果を実感しやすくなります。

小顔マッサージでスッキリ顔痩せ!

以上、今回は小顔マッサージのコツや注意点をご紹介しました。「リンパの流れ」「血流」を意識しながらマッサージをほどこすことで、むくみ解消の即効性が期待できるほか、長期的に見てもすっきりとしたフェイスラインにつながります。

たるみ改善に効果がある「表情筋トレーニング」などのやり方もチェックしてみてくださいね。

ただし、一生懸命になるあまり、肌を摩擦するのは厳禁! マッサージクリームやオイルを用いて、肌に刺激のないように行ってくださいね。

※効果には個人差があります。試してみて異変を感じる場合はおやめください。

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