低カロリーで満足感◎続けやすい鍋活用術
鍋ダイエットのやり方は?無理なく減量!夜に置き換える簡単習慣
鍋ダイエットのやり方は?無理なく減量!夜に置き換える簡単習慣
更新日:2025年11月26日
公開日:2023年10月27日
鍋ダイエットとは?手軽に続けやすい“夜の置き換え”法
鍋ダイエットとは、普段の食事に鍋料理を取り入れてカロリーを抑える方法です。特に多いのは、1日の中でカロリーが高くなりやすい夕食を鍋に置き換える「夜鍋ダイエット」。手軽で続けやすいのが魅力です。
鍋ダイエットは本当に痩せるの?
「鍋を食べるだけで痩せる」というわけではありませんが、鍋を活用すると自然と摂取カロリーを減らしやすいという利点があります。
例として、唐揚げ定食は約850kcal、寄せ鍋は約320kcal。夕食を寄せ鍋に替えるだけで約530kcalもカロリーカットできます。
1か月続けると約1万5900kcal(=体脂肪約2.3kg分)を減らせる計算になり、健康的な減量を目指せます。
鍋がダイエット向きと言われる理由

鍋はダイエット中の食事にぴったり。ここではその理由を紹介します。
低カロリー調理だから摂取エネルギーを抑えられる
揚げ物や炒め物とは異なり、鍋は油を使わずに調理できるため、全体のカロリーを抑えやすいのが特徴です。
お腹いっぱい食べられてストレスが少ない
低カロリーでボリュームを確保できるため、「食べたいのに我慢」が減り、反動のドカ食い予防にも役立ちます。
野菜もたんぱく質もバランス良く取れる
白菜、もやし、ねぎなどの野菜に加え、肉・魚介類・豆腐などさまざまな食材を一度に取れ、食物繊維やたんぱく質がしっかり補給できます。
食物繊維は腸内環境を整え、余分な糖や脂質の排出にも関わるため、ダイエットの味方です。
炭水化物の食べ過ぎを防げる
野菜やたんぱく質をしっかり取れるため、ご飯や麺などの炭水化物に頼らなくても満足感があります。
具材が自由に選べるので調整しやすい
低カロリーの食材に置き換えたり、量を調整したりと、自分のペースで管理しやすいのも鍋の良いところです。
体が温まり代謝アップにもつながる
温かい鍋は体を内側から温めてくれます。冷え対策にも良く、代謝アップも期待できます。生姜や唐辛子など、体を温める食材を足すのもおすすめです。
鍋ダイエットの効果的なやり方

鍋ダイエットを成功させるためのポイントを紹介します。
夜ご飯を鍋に置き換える
夕食は脂肪をため込みやすい時間帯。ここを鍋にすることで、無理なくカロリーを抑えられます。
一人分ずつ作って食べ過ぎ予防
大きな鍋で作ると、つい食べ過ぎてしまうことも。一人分用の鍋で量を把握しながら食べましょう。
主食は少なめにする
鍋でしっかり具材を食べつつ、ご飯や麺は控えめに。完全に抜く必要はありませんが、量を少し調整するだけでもカロリーオフに。
1週間〜1か月を目安に継続する
鍋ダイエットは栄養を取りながら行えるため、ゆるやかに効果が出るタイプ。最低1週間、できれば1か月続けると変化を実感しやすくなります。
ダイエット中の鍋の具材選びのコツ

より効果的に鍋ダイエットを進めるための具材選びを紹介します。
脂質の少ない肉・魚介を選ぶ
おすすめは以下の食材です。
- 鶏むね肉・ささみ・皮なし鶏もも
- 豚もも肉・豚ヒレ肉
- 白身魚(たら、鯛など)
- 海老、ほたて
鶏肉は皮を取り、豚バラなど脂の多い部位は避けると◎。
野菜は糖質控えめのものを中心に
- 白菜
- ねぎ
- もやし
- キャベツ
- ニラ
- 水菜
- 春菊
- ほうれん草、小松菜
いも類は糖質が高めなので量を調整しましょう。
豆腐・きのこ類で満足感アップ
豆腐は低カロリーで食べ応えがあり、きのこ類は食物繊維が豊富。どちらも鍋に入れるだけでボリュームが増します。
足りないときは「しらたき」で調整
しらたきは100gで約7kcalと超低カロリー。シメ代わりにもおすすめです。
ダイエット中におすすめの鍋&避けたい鍋

おすすめの鍋
- 寄せ鍋
- しゃぶしゃぶ(たれはポン酢がおすすめ)
- 水炊き
- キムチ鍋・チゲ鍋
- トマト鍋
- 豆乳鍋
避けたい鍋
- すき焼き
- モツ鍋
- 豚バラのミルフィーユ鍋
鍋ダイエットで痩せない理由&注意点

具材や量の選び方に注意
脂質の多い肉や食べ過ぎは逆効果に。栄養バランスも整えるように意識しましょう。
たんぱく質の取り過ぎに気をつける
たんぱく質も過剰摂取するとカロリーオーバーに。肉は100g以内を目安にすると安心です。
スープを飲み干さない
スープには塩分や脂が含まれているため、飲み干すとむくみやカロリー増加につながります。
シメの炭水化物は控える
ご飯や麺のシメはおいしいですがカロリー増に直結。できれば控えましょう。
生活習慣全体も見直す
暴飲暴食、睡眠不足、運動不足などがあると効果が出にくくなります。鍋だけでなく、生活全体を整えることも大切です。
ダイエットにおすすめ!痩せる鍋レシピ3選
ほうじ茶鍋
ほうじ茶の香ばしさが楽しめるヘルシー鍋。材料を煮立てたスープに好みの具材を入れるだけの簡単レシピです。
【ほうじ茶鍋スープの材料】
- ほうじ茶……500mL
- 昆布……1枚
- みりん・料理酒・薄口醤油……各大さじ2
酸っぱ辛い鍋
レモンと唐辛子の組み合わせが爽やかな一品。発汗作用もあり、さっぱり食べられます。
【材料(3~4人分)】
- 海老……10尾
- キャベツ……300g
- もやし……200g
- 豆腐……1丁
- レモン……1個
- 唐辛子……3本
- 塩……小さじ2
- 水……600mL
- しらたき……30g
- ナンプラー、ニョクマム……(好みで)
スタミナしゃぶしゃぶ鍋
疲れた日に嬉しい、豚肉とニラを使ったスタミナ鍋。スープをひと煮立ちさせたら、豚肉や野菜をしゃぶしゃぶしていただきます。
【スタミナしゃぶしゃぶ鍋スープの材料】
- 醤油……大さじ2
- 塩……小さじ1
- 酒……大さじ2
- 水……600mL
正しく続けて健康的に減量しよう
鍋ダイエットは、続けやすく栄養バランスも整えやすい方法です。具材選びや食べ方のポイントを押さえつつ、他の食生活や生活習慣も整えることで、無理なく減量につながります。
体調に違和感がある場合は無理に続けず、体と相談しながら取り入れてみてください。
※効果には個人差があります。




